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2005年11月

徳島県三好郡池田小学校(11/28)

徳島県三好郡。学校インターネットを活用し,教育情報化コーディネータを上手に配置して,郡内の教育の情報化を効果的に進めた日本一の地区だ。中川さんとの関係でこれまで何度も訪問している。今回は,園田学園女子大学の堀田(ほった)博史助教授をリーダーとする「学齢期前半までのメディア接触における保護者の役割に関するeラーニングサイトの構築」というテーマの文部科学省科学研究費補助金のための取材で,ほった先生・高橋・石塚と堀田の4名で中川学級の授業を取材に出かけた。前晩は,石井君や土井君,生藤さんら現地の元気な先生方との懇親会をした。
ikeda1ikeda2ikeda328日(月)は,朝から中川さんによる2年生のデジカメ初体験の授業を参観した。本校には数十台のデジカメが学習の道具として活用されている。中川さんは,1人に1台揃えられるのに,あえて2人に1台として配り,話し合いや写し合いをさせようとした。「このボタンは何をするボタンでしょう」のような発問で子どもたちに発見的に機能を習得させていた。その後,「友だちの遊んでいるところをかっこよくさつえいしよう」ということで,ポーズをとったり構図を考えたりするところまで行った。いい授業だった。授業者本人の感想はこちら

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メディアとのつきあい方学習実践研究会(11/27)

メディアとのつきあい方学習実践研究会は,ぼくの提唱している「メディアとのつきあい方学習」を体現した実践を考えているメンバーたちによる研究会だ。メンバーは東京・静岡・岡山と分散しているが,たまに都内で集まって学習会をしている。今年度については,松下教育研究財団の実践研究助成により,メディアとのつきあい方学習を初心者教員が実施できるようにするための授業実践パッケージの作成に取り組んでいる。
11月26日(土)の夜は,コアメンバーでおいしいものを食べながら,今後の進め方について話し合った。翌27日(日)は,コアメンバーの他に9名のメンバーを誘い,新しい体制で学習会を行った。新メンバーはいずれも前向きでいい意見が言える人たちだった。当面はこのメンバーでがんばっていくことになるから期待している。

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日本教育工学会編集委員会/理事会

学会の理事になって3年目になる。若輩とはいえ,いろいろな役目が回ってきている。1つは広報委員長。学会のニューズレターの台割,原稿依頼と回収,編集作業が主な仕事だ。石塚・高橋の2人がフォローしてくれている。赤堀会長になってから,会員拡大担当理事も拝命した。木原さん@大阪市大,大久保さん@内田洋行とぼくの3名。会員数は伸び続けているから,会員の活動の活性化が現状での主な課題になる。
理事としての担当はそこまで。学会の仕事はもう1つ,編集委員になっていることだ。学会論文誌の査読や審査の中心を司る委員会。そこで議論される内容はすべてシリアス。重責だ。光栄に思いつつ,しっかりと全うしようと思う。

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e-Learning教員研修システム開発委員会(11/26)

e-Learning教員研修システム開発委員会。文部科学省からJAPETに委嘱されている事業。座長は清水先生,各教科等から主にIT活用授業に長けた教科指導の有名な教員が委員となっている。これは,教員のIT活用指導力の向上のためのe研修の政策の一環だ。文部科学省は2002年度末に「ITを用いて指導できる基準作成のための調査研究」を出した。要は各教科のIT活用場面を同定し,その教科でIT活用授業を行うために教員が身につけておくスキルを体系化したものだ。ここでいうスキルは,ITそのものの基本的操作能力と,いわゆる各教科でのITを活用した指導力がある。ITそのものの基本的操作能力については,すでにそのe-LearningサイトとしてICT@SCHOOLが2004年度の事業としてオープンしている。それらのITスキルを身につけた教員が行う授業のイメージは,e授業で示されているが,2005年度はこれをできる範囲でe-Learning化していくという仕事を進めている。いずれも,できた段階でnicerで公開されている。これらはすべて年度予算で少しずつ進むものだから,ある瞬間ではどれも未完成になるんだけども,1つ1つの成果が次にどう引き継がれて進んでいるかを見ておくと,この分野がどう進んでいくか,どこに重点が置かれているかが見えてくる。

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初等中等教育における教育の情報化に関する検討会(11/25)

標記の検討会の第10回が行われた。ぼくが提案した小学校版の情報教育に係る学習活動の表を含んだ報告書がほぼ完成。あとはパンフレットの開発,Webサイトの開発が残っているが,検討会としての全体の会議は本日でほぼ終了だ。一山越えた気持ち。清水主査の見事な会議裁き,永野先生の情報教育に関する鋭い意見など,いろいろ学ぶことの多い会議だった。
この件の記事はこちら

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名古屋市立八熊小校内研(11/24)

yaguma1yaguma2名古屋市立八熊小学校。教務主任の小栗さんと旧知の仲なので,毎年1回だけ訪問し,先生方の授業を参観し,コメントをしている。今回は8授業。講師や新規採用教員からベテランまで授業公開した。ディスカッションの中身は,IT活用そのものよりも,授業づくり,授業マネージメントに関わるものが多くなった。

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できる教師のデジタル仕事術

できる教師のデジタル仕事術。時事通信出版局から来月中旬に出版される旨の記事が,MSN毎日インタラクティブに掲載された。記事では,玉置校長の談話が掲載されている。12月25日のセミナーも,まもなく定員に達するところだ。

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超簡単・IT活用の授業ミニネタ&コツ101

minineta超簡単・IT活用の授業ミニネタ&コツ101。上條晴夫・佐藤正寿編著(学事出版)。ぼくも「第2章 こうすればITを手軽に活用できる」を執筆している。ようやくamazonに反映されたばかり。簡単でわかりやすい本だ。初心者向け。校内の周囲の先生に読んでもらうといい。

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松戸市立馬橋小学校公開研(11/22)

mabashi2mabashi1千葉県松戸市立馬橋小学校。「情報を使いこなす力を育てる」という研究テーマの公開研究会が行われた。IT活用と情報教育の2本柱のうち,最近は基礎基本の徹底が声高に謳われることもあって,IT活用の方に学校の公開研がシフトしている。ぼくへの講演依頼も,情報モラル系を除けば,情報教育よりもIT活用の方が圧倒的に多い昨今だ。
そんな中,馬橋小学校では,情報教育の,しかもかなり基礎的な部分を,地道に積み重ねてきた。かつてCAIの時代からコンピュータ活用で有名校だった当校が,コンピュータから情報そのものを扱う力の学習へと大きくシフトした背景には,山内さん@東大の力があった。山内さんが数年育てた当校を,ぼくが今年度バトンタッチした。その任務を十分に果たせたかはわからないけど,ぼくなりにがんばった。
当日の公開研の授業はなかなかよかった。特に5年生は,3学級で,単元の学習過程の3カ所を公開した。調べる力の鍛え,プレゼン作成,プレゼン聞き合い学習の3つを見て回ると,どんな学習を経て伝え合っているかがわかるというわけだ。
松戸駅前に場所を変えて打ち上げ。最後まではいられなかったけども,先生たちの満足げな表情が印象的だった。

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学校デジタル羅針盤収録(11/21)

DSC06473DSC06474学校デジタル羅針盤。その第15回の収録をNHKエデュケーショナルで行った。年間20本のうち,ぼくの出演は5本。今回はその5本目で,ぼくの登板の最後の回だった。撮影は順調。慣れてきた証拠だ。

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校内ネットワーク活用プロジェクトセミナーin名古屋(11/19)

校内ネットワーク活用プロジェクトセミナーの今年度第2弾は名古屋。参加者は今回も100名を超えた。前回の東京と数名は同じメンバー。2回目だからショー型セミナーの流れもほぼできあがった。文部科学省初等中等教育局情報教育参事官付の伊藤情報教育調査官の初講演をいただいた。今回もおおむね順調。ホッとして打ち上げ。

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元吉原小学校の子どもたちの活動

moto1moto2moto3静岡県富士市立元吉原小学校。現段階で,情報教育のカリキュラム開発や授業スタイル,研修スタイルに,ぼくがもっとも手を入れた学校だ。そこでの子どもたちの姿の写真だ。
一番左の写真は,家庭科の調理体験中に,野菜の切り方のコンテンツを流している様子。家庭科に限らず音楽でも,子どもたちにしっかりと体験させるためのIT活用が多く行われている。ITを使って教えている事例の代表。
真ん中の写真は,実物投影機を使って考え方を説明している子ども。このような鍛えが実を結んで初めて華やかなプレゼンテーションになる。ITを道具として使っている事例の代表。
一番左の写真は,デジカメで撮影する写真の構図を考えている子ども。デジカメの使い方ではなく,相手にきちんと伝わる構図,それによる意図の表現など,元吉原小のカリキュラムの醍醐味がここにある。ITと私たちの生活や社会を考えさせる事例の代表。

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「IT活用による元気な学校づくり」フォーラム(2/26)

IT活用による元気な学校づくり」フォーラム。2006年2月26日(日)10:00-16:45,東京コンファレンスセンター・品川で行われる。今回は定員300名。東京・五反野小の三原校長(ベネッセからの民間校長),愛知・光ヶ丘中の玉置校長,そして小牧市・副島教育長などが登壇。学校づくりという視点でITを見ているこのフォーラムは,例年,いわゆる情報教育フリーク以外の人たち(たとえば教頭先生や教務主任など)が多く参加するのが特徴だ。申込がこちらでスタートしている。

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西岡修論打合せ(11/15)

nishioka西岡の修論が進んできて,何度もNIMEに打合せに来ている。大事な院生を残しての年度途中の赴任だったから,西岡にはずいぶんと負担をかけている。すでにM2,修士論文のための最終段階。
西岡の修論に関わる調査用紙を送付した。IT活用初心者200名ほどに対し,IT活用の場面の写真と概要を見せ,どの事例が役に立つか,どう思ったかを調査する。この調査で,IT活用初心者にはここから実践をスタートしてもらえばいいという情報が整理される。日本教育工学会のショートレターに提出できるようがんばっていこう>西岡
ちなみにあと2人のM2は社会人院生。塩谷さんも中尾さんも,どちらも最終のデータ採取まで完了しており,あとは修士論文を書くのみ。

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わくわく授業「石原一彦先生の情報教育」

NHK教育「わくわく授業」で,11月13日(日)早朝,「インターネットの世界へ こう歩み出せ ~石原一彦先生の情報教育~」が放送された。情報モラルを単刀直入に教えるというのではなく,「伝える」ということはどんなことなのかを考えさせ,伝えることができるようにさせていく中で,メディアが伝える情報の特性や留意点に気づいていく授業だった。情報教育の実践としてもちろん第一線の注目すべき授業だったが,「伝え合う力」で文部科学省研究指定校を受けている学校の国語教育としても価値あるものだと思った。
同校は,来年度11月17日(金)に公開研究会を行う。ぼくはそこで講演することになっている。来月は石原さんの授業の指導講評に行く。どれもとても楽しみだ。

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全日本教育工学研究協議会(11/11-12)

全日本教育工学研究協議会の長野大会が行われた。1日目の公開授業には参加できなかった。夕方,懇親会に出席。2日目の分科会では,連名の発表が12件。いくつかの分科会に分かれていたし,座長もあったし,理事会の開始時刻は前倒しになったりで,すべての発表を見ることはできなかったけど,教師が自己の実践を対象化し,研究発表する様子は,難しいけどもやりがいのある仕事だと改めて思った。
来年度は熊本。地元だから強く応援しようと思う。

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読売新聞の記事に思う(11/11)

読売新聞に,ネット版「不幸の手紙」横行という記事が掲載された(ぼくが関わったものではないけど)。後段の主張,とてもいいと思った。

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教師のためのデジタル仕事術セミナー(12/25)詳細情報

公式に配布されている案内文を転載。この記事はMLなどへの転載自由です。

~「教師のためのデジタル仕事術セミナー」のご案内~
忙しい教師の皆様に「教師のための仕事術」、とりわけITを使った仕事術をご紹介します。独自の優れた仕事術を持った3人の教師の方々から、単なるITの使い方ではなく、教師ならではの仕事術やその裏に隠された思考法を語って頂きます。忙しい先生にこそ見て欲しい、教師のための仕事術セミナーです!

詳細・参加申込ともにhttp://www.uchida.co.jp/seminar/051225/index.cfmをご覧下さい。

【開催日時】
2005年12月25日(日)12:00受付開始、13:00スタート

【開催場所】
株式会社内田洋行 東京ショウルームC3 地下1階 CANVASホール
http://www.uchida.co.jp/showroom/accesstokyo.html

【主催】
教育情報配信プロジェクト

【問い合わせ先】
株式内田洋行 教育システム事業部 営業推進部 e教育推進課
TEL:03-5634-6174 URL:http://www.uchida.co.jp/seminar/051225/index.cfm

【セミナープログラム】
13:00~ *代表者挨拶
「なぜ、今、教師のためのデジタル仕事術なのか」
メディア教育開発センター助教授:堀田龍也氏

13:15~ *基調講演
「ビジネス界から学ぶデジタル仕事術」
日経ソリューション編集長 桔梗原富夫氏

14:30~ *リレー発表「できる教師のデジタル仕事術』
「カリスマ授業屋の仕事術 ~ITで授業づくりと教師人生を楽しむ~」
水沢市立水沢小学校教諭 佐藤正寿氏

「カリスマIT達人の仕事術 ~子どもも自分も鍛えるIT活用術~」
大津市立藤尾小学校教諭 石原一彦氏

「カリスマ管理職の仕事術 ~ITを学校改革推進ツールとして使いこなす~」
小牧市立光ヶ丘中学校校長 玉置崇氏

15:45~ *パネルディスカッション
「できる教師を支えている思考法がわかる座談会」
コーディネータ:堀田龍也氏
パネリスト:玉置崇氏・石原一彦氏・佐藤正寿氏

17:00~ *懇親会
講演者とご参加いただいた皆様で意見交換をして頂きます。

【書籍販売】
当日は、本セミナー講師陣(堀田・玉置・石原・佐藤)が執筆した書籍『教師のためのデジタル仕事術』(時事通信社より12月15日発売予定)を、特別価格にて販売致します。なお、書籍ではそれぞれの先生方の日ごろの仕事ぶり、ITとの付き合い方、教育活動におけるこだわりについて、さらにはシチュエーションごとの仕事術を具体的に語って頂き、できる教師達の秘訣に迫る一冊になっています。

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余丁町小の公開研が毎日インタラクティブに

余丁町小の公開研が毎日インタラクティブに掲載された。ここからどうぞ。

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国際シンポジウム「高等教育におけるeラーニング」

051110_112725独立行政法人メディア教育開発センター(NIME)主催の国際シンポジウム「高等教育におけるeラーニング」が,11月8-9日で行われている。1日目は仙台出張で参加できなかったが,2日目には参加してきた。eラーニングを進めようという議論ではなく,質の高いeラーニングコースの開発や運営体制,ガイドラインが議論されるなど,すでに量ではなく質の段階に入ったことがわかる。日英同時通訳でのシンポジウムが軽快に進んだ。個人的には,鈴木先生@岩手県立大による,日本のeラーニングの最新動向についての解説がおもしろかった。この件に関する記事はこちら

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New Education Expo仙台(11/9)

New Education Expo仙台で,「デジタルコンテンツ活用でもっといい授業にしよう」というパネルを担当。ぼくはコーディネータ。実践事例紹介を担当するのは佐藤さん@水沢,菅原さん@仙台。
sendai1この2人が相手ということで,気が楽だった。2人とも実践豊富。しかし今日は,デジタルコンテンツがどう「いい授業」につながるかに絞って,狭く,その分,深く語ってもらった。いい議論ができたと思う。受講者は40名弱と少なめだったけども,みんな真剣に聞いてくれた。感謝。

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教師のためのデジタル仕事術セミナー(12/25)申込開始

12月25日(日)13:00から「教師のためのデジタル仕事術セミナー」を開催する。おそらくこの手のセミナーはこれまでほとんどなかったはずだ。申込はこちら
教師の多忙化が話題になっているけど,実際,教師はほんとうに忙しい。しかし,それを効率化する努力はどの程度されているのか。単に走り回っているだけでは疲れてしまう。しかも世の中はデジタル社会。業務の効率化にITがどう活用されているだろうか。
このセミナーでは,いい仕事術を持った教師3名に,特にITをどう活用しているかについて話をしてもらうことになっている。もちろん,ITそのものの解説ではなく,それがどう仕事術につながるかを語ってもらう。「デジタル仕事術」という命名は論議があったけど,ぼくの思いがこめられている。
なお,12月中旬には,「できる教師のデジタル仕事術」という書籍が時事通信社から発売される。最終の再校正が昨日終わったところだ。
チラシはこちら。(ただし,ファイルサイズ軽減のため,本物のチラシより写真データの品質を落としてあります。)

#これを書いて数時間で30名を超えた。定員は100名。まずまずの滑り出しでホッとした。

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また研究指導な1日(11/7)

浜松から上京して東大BEAT出勤。
東大では客員助教授としての教育活動の分担がある。山内研にいる佐藤さん・森さんという2名の院生の副指導教官という役目だ。なかなかゆっくり話を聞いてあげられないので,今日は貴重な1日だった。
佐藤さんの研究は,幼児のためのマルチメディア活用。森さんの研究は,美術館におけるワークショップ・ファシリテータの育成。どちらも,ぼくがこれまでやってきたことの知見が役立つと思い,いろんな話をした。自分の想いが強い院生を見ると安心する。やりたいことはごちゃごちゃしているが,それだけ現実的な問題を解決しようと思っている証拠。研究としてどうシンプルに切り取るか,そんな話をした。
夕方,品川で中尾さんのプレゼン指導。ほぼ完了。あとは最終調整のみ。

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研究指導な1日(11/6)

影山さん@岡山が,片道6時間かけて上京してきた。松橋さん@世田谷が応援に駆けつけてきて,2人を相手に,メディつき実践研究会の協議会プレゼンについて,品川駅スタバで指導する。用語の揺れ,言葉の言い回し,スライドの順序などを示す。内容は悪くない。あとは表現スキル。短い時間で申し訳なかったけど,明るい表情になって帰って行ったのでよかったのかなと思う。
その後,静岡に移動。静岡駅構内のカフェで,藤井の卒論実験チェック。やっつけ仕事になるな,知りたいことをしっかりと見据えろ。そういう話をした。西岡のデータは,こまめにメールで送ってきたからどんどん進む。アンケート形式も決定。次は予備調査と,本調査準備だ。
宮本君と一緒にタクシーで静岡市立東豊田小学校へ移動。社会人院生の協議会プレゼン指導。清水さんの研究は,怒りが伝わってこない。今のままではあまりにみっともない。飛び入りの宮本君も同様。内容は悪くないけど,プレゼンの計算が足りなすぎる。塩谷さんは90点,吉野さんは85点ぐらいか。いずれも,あとはきめ細やかさ,隙を作らない努力だろう。

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校内ネットワーク活用プロジェクトセミナーin東京(11/5)

校内ネットワーク活用プロジェクトセミナー。今日は東京,今後,名古屋(11/19),大阪(12/03)と続く,その第1回が行われた。
このプロジェクトも今年度で3年目。セミナーもどんどんバージョンアップしている。今年度は,私たちが提唱する「ベースウェア」の概念を,実践を支えるソフトウェアの機能としてデモをするという,ショー型セミナーを試みた。細かい失敗はあったにしても,おおむね順調。無事に終わって,スタッフもみんなホッとした。おかげで打ち上げは盛り上がった。

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キーボー島論文が採録決定

キーボー島アドベンチャー。全国の小学校の10%に近いシェアを持つ無料の小学生用キーボード入力学習e-Learningサイトだ。スズキ教育ソフトの横幕社長(当時)のGoサインを受けて2002年12月に企画を開始,2003年5月からモニター運用,2003年9月から正式運用とした。2003年度は約9万人,2004年度は約14万人の小学生がユーザーとなった。3年目の2005年度は,中高校生・上級者向け「DX」,家庭向けの「ホーム」,学校用の「スクール」などの有料パッケージが販売されたが,それでも無料サイトには約11万人のユーザーがいる。学校のカリキュラムに位置付いている例もいくつもあり,学校現場の情報教育の普及に役立っていることを誇りに思っている。
そのキーボー島について,設計原理と指導効果を中心に取りまとめた論文を,高橋@富山大学と書いていた。もう2年がかりだ。それがこのたび,堀田龍也・高橋純「キーボー島アドベンチャー:検定機能を実装した小学生向け日本語キーボード入力学習システムの開発と評価」として日本教育工学会論文誌に「論文」として採録決定となった。日本教育工学会は,同分野の学会の中でもっとも大きく,そしてその論文誌の採択率は極めて低い。ぼくがこの論文誌に「論文」として掲載されることになったのは,これでようやく2回目に過ぎない。
学校現場の実践で役立つシステムが,学術の分野でも認められることはそうたやすいことではない。逆に学術の分野では論文になっても世の中では普及していないものは山ほどある。その意味で,今回,キーボー島が権威ある日本教育工学会論文誌に掲載されることは画期的なことだと思っている。
ちなみに,ショートレター特集号には,ぼくの関係論文が4本投稿されていたが,結果は2勝2敗だった。中川一史・堀田龍也・大笹いづみ・狩野ひろみ「学級日誌をコンピュータ上に設計した教室用ソフトウェアの開発と評価」,高橋純・堀田龍也「「2005 年の学校」に対応した校内ネットワーク構築手順の提案」の2本が「ショートレター」で採録決定となった。業績としては「論文」ほどではないにしても,査読されて通過したことに価値がある。これもまためでたいことだ。ホッとした。
上記に示した論文は,順にスズキ教育ソフト,バディコミュニケーション,Skyとの共同研究の成果でもある。ぼくの研究室に共同研究の依頼をしてくれる企業の方々に感謝したい。

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マイタウンマップ・コンクール会議(11/2夜)

マイタウンマップ・コンクール。昨年度より実行委員として関わっている。もちろんそれ以前から注目していたコンクールではあるが,実際に中に入ってみると,そこでは細かいところまで事務局が明確に把握した上で,さまざまな観点から熱く議論された審議をしていることを知った。教育の情報化の促進のカタチはいろいろだけど,こういう方法でがんばっている人たちがいることをうれしく思った。今回は,マイタウンマップ・マイスター推薦委員会だったけど,それに留まらない議論が続いた。
マイタウンマップ・コンクールは現在,応募期間中だ。子どもたちが「自分たちが住んでいる街や村の暮らしぶり,地域の特性・特色や魅力といった身の回りのあらゆる生活情報を素材にして,絵・写真・文章・地図・音楽などで表現した作品」であればいい。昨年度は,村井さんの伊島小での実践が内閣総理大臣賞を受賞したのをはじめ,ぼくがいつも一緒に仕事をしている人たちも何人か受賞した。子どもたちが認められるチャンスでもある。ぜひ今年度もたくさんの学校が応募してほしいと思っている。

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富士市立元吉原小学校校内研(11/2)

motoyoshi1102_1motoyoshi1102_2motoyoshi1102_3富士市立元吉原小学校は,ぼくが初めてこの学校に入ったのは2002年1月だから,もうすぐ4年になる。情報教育の概念,小学校独立教科「情報」の研究開発学校としてのカリキュラム開発,さらには校内研の活気づけの方法として早期からワークショップ型研修を導入してきた。ぼくが関わる他の研究校や,ぼくの指導する現職教員,企業等が,これまで何人も本校を見学に来ている。
motoyoshi1102_4motoyoshi1102_5今回の校内研では,14学級のうち9学級が授業公開を行った。協議会は3つのグループに分かれていつものようにワークショップ。盛り上がった。
その時期その時期の本校の教育課題は変わっていくのだから,ここまで積み重ねてきたカリキュラムや授業研究の方法に常に改善を加えていくことはもちろんだ。しかし,これだけ先生方に身に付いて授業研究の方法を安易に捨てることは避けた方がいい。無くすのは簡単だが再構築はまた数年かかるからだ。本校で編み出された情報教育のカリキュラムも授業方法も指導体制も,すべてこの授業研究の方法を前提にしているからだ。

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塩谷さんたちの取り組みが読売新聞に掲載(11/3)

11月3日付の読売新聞の「教育ルネサンス」に,「肝心なのは調べ方」というタイトルで掲載された。塩谷さんはぼくの研究室の社会人大学院生。図書館教育と情報教育のカリキュラムと指導体制の「連携」が修士論文のテーマだ。

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新居町教育講演会(11/1)

静岡県浜名郡新居町。浜松の西の小さな町だ。町には1つの幼稚園,1つの小学校,1つの中学校。その3校園が共同で,新居町幼小中PTA連絡会,幼稚園・小学校・中学校家庭教育学級,新居町子育て支援ネットワーク協議会(新居町教育委員会)として11月1日(火)夜に講演会を企画した。社会教育主事の高須さんが何度も熱いアプローチをくれた町。それならということで出かけてきた。聴衆は約60名強。幼小中のPTA会長,副会長が熱くもてなしてくれた。聞けばみんな小学校時代からの先輩・後輩。結束の強いこういう町でのメディアとのつきあい方学習は,より一層,リアルなコミュニケーションを前提としたものになるだろう。不慣れだけど熱心な保護者の人たちの一生懸命な様子を見て心が洗われるようだった。講演内容がうまく伝わっていればいいけど。

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毎日新聞に掲載

10/31付毎日新聞本紙に掲載。内容はNetモラル教材の開発の件。かつて毎日インタラクティブに掲載されたもののバージョンアップ版。写真入りで結構大きく出ていてびっくり。小学校の先生の「4割は女性」というのは「6割以上は女性」の間違いだけど。

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千代田区立九段小学校取材(10/31)

DSC06331DSC06335DSC06344千代田区立九段小学校を学研NEWの記事の取材で木島さんと訪問した。伝統あるレトロな校舎で先端の授業をしている学校だった。
今回の取材対象は竹下さん。放送教育の若手中心人物の1人だ。理科では子どもたちが作った学習課題の検証のために番組を一斉視聴したり,クリップで気づいたことを書き出させたりした。国語ではまもなく行われる就学時検診で保護者に配布する学校のガイドブックの作っている最中で,わかりやすさのための相互チェックを行っていた。授業への詳細コメントは,学研NEW1月号に掲載となるのでここでは割愛する。
この学校には,児童用のコンピュータ40台がノートPCで整備されていた。図書室にあるラックから各自が持って行って使う。バッテリーを充電しておくセットもある。教室に持ってきたノートPCは,無線LANで接続され,NHKのサイトにアクセスできる。ちなみにパソコン室は無い。こうじゃないとなーと思った1日だった。

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