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西岡の修論研究

nishioka1西岡は,ぼくが静岡大学に置いてきてしまった大学院修士2年生。ぼくが不在の残り半年も,修士論文執筆に向けて精力的に仕事を進めている。
彼の研究は,IT活用の初心者教員に対しての情報サービスを提供することを前提に,それではいったいどんな情報を提供すればよいかということを見極める研究だ。これまで,授業イメージを提供することが望ましいことはわかっているし,IT活用の初心者教員はITを使ってこんなことをする傾向があるというのもだいたいわかっている。その上で,先般より,28の典型的なIT活用の授業事例をアンケート化し,どんな属性の教員はどんな事例に強く反応するかを調査している。協力してくれた全国160余名の先生方に感謝したい。
さてその結果のダイジェスト。今はまだ分析中であるが,おおむね,1)男性より女性の方がIT活用の授業事例を高く評価する傾向がある,2)教員歴そのものには有意な関係は見いだせない,3)IT活用の実践歴が長い教員よりIT活用の実践歴が短い教員の方がIT活用の授業事例を高く評価する傾向があるということがわかった。特に顕著なのは,「教員歴が長く,IT活用の実践歴が短い女性教員が,他に比べてIT活用の授業事例を高く評価する傾向がある」ことだ。つまり,小学校にもっとも多い,経験豊富なベテラン女性教員に,IT活用をきちんと見せれば,いいものはいいとわかるということになる。これは,ぼくはすでに確信していたことではあるけども,データで示せたことは大きいと考える。
これからは事例ごとの分析だ。がんばれ西岡。

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