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お茶の水女子大附属小でのケータイ活用授業公開(2/17)

2月16日(木)・17日(金)の2日間に渡り,お茶の水女子大学附属幼・小・中による毎年恒例の公開研究会が行われた。筑波大附属小と同様,この時期,ものすごくたくさんの参加者がある公開研究会だ。
附属小6年生の辰巳先生は,教科「アート」を教える先生だが,その辰巳先生と,お茶大子ども発達教育研究センターの宗我部先生,NTTdocomo,ベネッセコーポレーション,そして東京大学情報学環BEATによって,ケータイの活用のプロジェクト「Kids K-taiプロジェクト」が進んできた。40名の児童とその保護者,担任等が,合計約80台のケータイを持った。その際,電話もメールもWeb閲覧もアクセス制限があり,一方で学習用コンテンツやツールが用意された。
ocha1ocha22日間の1日目は,ケータイを使わない学級でのアートの授業だった。「赤」「緑」などの色が,どのようなイメージで使われているのかを,実際に調べ,絵を描いて切り取り共有するというもの。情報デザインの基本となる授業だ。
ocha3ocha42日目の今日は,これをケータイを使った学級で行ったものだ。公開授業の時間,クラスの約半分の児童はパソコン室にいて,ケータイからもPCからもアクセスできるクラスのブログを見ている。残りの子どもたちは,2名ずつ6カ所に分かれ,現地から掲示板への書き込みやテレビ電話でレポートする。パソコン室の子どもたちは,現地の子どもたちにお願いメールや電話をし,コメントを重ねて色の特徴を話し合う。
ocha5ocha6この半年かけて培ってきた子どもの活用のノウハウと設定は,NTTdocomoからまもなく発売される,その名も「キッズケータイ」に反映されている。また,保護者と子どもたちのアクセス頻度や対象,意識調査などが,縦断的に行われている。これらの結果は,これから論文にまとめていく。実際,プロジェクト開始当初の保護者の不安はかなり大きかったし,学習場面での活用によってその意識をどこまで変容させることができたかは未知数だ。データの分析結果から,淡々と事実を語っていきたい。その頭出しは,3月25日(土)のBEAT公開研究会にて。

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