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2006年の自己評価(論文・学会発表編)

2006年を,毎年の恒例に従い,何回かに分けて振り返ってみる。

1)論文
日本教育工学会論文誌に掲載されたキーボー島論文が,translationでETR(Journal of Educational Technology Research)に採録になった。

Tatsuya HORITA, Jun TAKAHASHI(2006.9):Keyboard Island Adventure: Development and Evaluation of a Japanese Language Keyboard Learning System with an Integral Test Function for Elementary School Children,Journal of Educational Technology Research ,Japan Society of Educational Technology Vol.29,pp.85-95
その他,連名論文が日本教育工学会論文誌ショートレターに2本,日本教育メディア学会に1本採録決定となった。2006年の査読付き論文は,2005年度と同じく4本だった。
中尾教子・堀田龍也(2006.12予定):「学校の情報化を支える専任的外部人材の業務に関する標準化リストの開発」,日本教育工学会論文誌 Vol.29 Suppl.,採録決定
石塚丈晴・堀田博史・堀田龍也・高橋純(2006.12予定):「積極的にWebサイトで情報発信している幼稚園における保護者向け情報の特徴」,日本教育工学会論文誌 Vol.29 Suppl.,採録決定
堀田博史・堀田龍也ほか(2006.12予定):「幼稚園Webサイトで発信されている情報の変化~2000年度と2005年度の比較~」,教育メディア研究 Vol## No.#,採録決定

2)国際学会発表
国際学会e-Learnにe-Net Moral論文がfull-paperで通過した。高橋と2人で発表できたのはよかったけど,学会会場のハワイでは地震をはじめいろんな事件を体験した。

Tatsuya HORITA, Jun TAKAHASHI, Hitoshi NAKAYAMA, Kazumi YOSHINO, Takumi SOGAWA, Jun-ichi YAMANISHI(2006.10):e-Net Moral: An e-Learning System that Links School and Home for Teaching Internet Morality,Proceedings of E-Learn2006,AACE,pp.60-67(Full-paper)
連名論文はED-MEDIAとICoMEの2本。いずれも石塚さんの努力の結果だ。2006年の国際学会発表は連名含んで3本となった。

3)研究報告
日本教育工学会の研究会で,以下の2つのファーストオーサー報告をした。

堀田龍也・高橋純・中山実・清水康敬(2006.7):「IT活用指導力を習得する研修の構成要素とその重要度に関する検討」,日本教育工学会研究報告集 JSET06-4,pp.71-76
堀田龍也・高橋純・中山実・清水康敬(2006.5):「IT活用指導力の構成要素とその重要度に関する検討」,日本教育工学会研究報告集 JSET06-3,pp.57-64

2006年の研究会報告は,日本教育工学会研究会で8本,電子情報通信学会教育工学研究会(ET)で2本となった。

4)国内学会発表
査読つきの学会発表は,日本教育工学会の課題研究で以下のものを行った。

堀田龍也・高橋純・西岡遼一・中山実・清水康敬(2006.11):「ICT活用初心者教員にICT活用実践を普及させる戦略」,日本教育工学会第22回年会論文集(課題研究),pp.179-182

同じく日本教育工学会の一般研究でも発表をした。

堀田龍也・秋山大志・和気竜也・辰巳豊・宗我部義則(2006.11):「授業での活用を前提としてケータイを所持した際の児童によるケータイ利用の分析」,日本教育工学会第22回年会論文集(一般研究),pp.357-358

全日本教育工学研究協議会ではシンポジウムに登壇した。

堀田龍也(2006.10):「ICT活用で授業の"密度"を上げる」,全日本教育工学研究協議会第32回年会論文集(シンポジウム)

2006年の学会連名発表は,日本教育工学会で18本,全日本教育工学研究協議会で13本,日本教育メディア学会で2本,日本社会情報学会で2本,日本教育方法学会で1本,日本産業技術教育学会で1本となった。これまでの研究者人生で最大の発表数となった。また,日本教育心理学会での自主シンポで登壇した。

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