ロンドン3日目(1/10)
朝食で木原さん・野中さん・山上さん・金さんと合流。タクシーでオリンピアにあるBETT会場へ。BETTとはBritish Education and Training Technologyの略で,英国における教育と研修のためのテクノロジーのイベントだ。ぼくは今回初参加。世界各国から見にくるだけあって,すごい迫力だった。日本でいえば幕張メッセでやるような巨大イベント。展示もセミナーもすべて教育の情報化に関するものだった。展示のトレンドは①学習カリキュラムの個別化とe-Learinig,②校務の情報化と学校の効率的な経営だったように感じた。英国の教育技能省も,BECTAやTDAなど日本でいえば国立教育政策研究所やNIMEのような機関も,普通に展示をしていたのが印象的だった。
BECTAのセミナーを聞いたが,確かに英国のICT活用はどんどん進んでいる。小学校では授業時間の69%でインタラクティブホワイトボードが使われているデータも出ていた。
英国はICT導入→活用を経て,すでに今は経営戦略との関係こそが重要という論にたどり着いている。日本でももちろんすでにそういう意見を言う人はいるけども,あんまりやっていないうちに「あるべきだ論」でそうなっていることが多いようにも思う。結局,英国や韓国と,日本との違いは,わかっているかどうかじゃなくて,やっているかどうかに帰着する。
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