英国出張を振り返って


海外の教育は,当然ながら日本の教育とは違う。そこには歴史,国としての教育観,教育制度や教育体制の違いがある。よって,英国がこうだから日本もこうすべきだとか,英国はこうなのに日本だダメだなどという言い回しには,さほどの意味はない。
とはいえ,多くのICT教育関係者が今,英国を視察するのはなぜか。それは日本の教育の外部評価やICT活用などの動向は英国がモデルだからだ。もちろん,その方式の輸入については,日本の教育体制とのフィッティングは不可欠だ。ICT活用に限っていえば,整備が進んだ英国では使えない教員なんていなくなっているし,使うべきかどうかなんていう議論は不毛のものになっている(もちろん使わないで授業した方がよいと判断して行われている授業は山ほどある)ことを考えると,ICT整備のための地方交付税が地方公共団体によって別の使い方をされていることの責任は大きいと思う。一方,英国型にあるBECTAのような機関,韓国でいえばKERISのような機関が持つ機能を,日本ではどこがどのように担務するのかについて真剣な議論も必要だ。さしずめぼくは,NIMEとして初等中等教育分野のICT活用促進に何ができるかを考えている。
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