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2007年1月

小学校教員のための情報教育セミナー(2/24)

小学校教員のための情報教育セミナー~「私たちと情報」で学ぶ情報教育~は,2月24日(土)都内で行われるが,まもなく定員に達する見込みとなった。情報テキスト(「わたしたちとじょうほう3年4年」「私たちと情報5年6年」)が,全国の学校で児童数分購入するという形で普及を始めている今だからこそ,模擬授業やパネルディスカッションで理念や具体的な教材観を語り,指導法をお見せすることを企画した。当日,会場で「情報テキスト」のための「教師用指導書」が販売される。ぜひ,校内の普通の先生も一緒に参加してほしい。
セミナーの申込は,こちらを参照のこと。
ちなみに翌2月25日(日)は「IT活用による元気な学校づくりフォーラム」。続けての参加がやっぱり多いみたい。

◆主催  「私たちと情報」編集委員会
◆日時  2007年2月24日(土) 午後1時~4時30分
◆会場  (株)学習研究社 第2ビル(東京都大田区仲池上1-17-5)

◆内容(予定)

1.講演
 「小学校情報教育テキスト開発の理念」
 独立行政法人メディア教育開発センター・堀田龍也助教授

2.執筆者による模擬授業と解説
○わたしたちとじょうほう3年4年:
 ・ちらし広告の工夫と利用(岩手県奥州市立水沢小学校 佐藤正寿教諭)
 ・表やグラフのあらわし方(宮城県登米市立北方小学校 皆川 寛教諭)
○私たちと情報5年6年:
 ・情報の構造化  (静岡県静岡市立森下小学校 塩谷京子教諭)
 ・雑誌・新聞の特徴(岡山県情報教育センター 高橋伸明指導主事)

3.パネルディスカッション
「『私たちと情報』を使った授業に期待すること」
 コーディネータ:
  独立行政法人メディア教育開発センター 堀田龍也助教授
 パネリスト:
  徳島県三好市立池田小学校 中川斉史教諭
  東京都三鷹市立大沢台小学校 小暮敦子教諭
  富山県富山市立寒江小学校 笹原克彦教諭
  岐阜聖徳学園大学教育学部 石原一彦助教授

◆参加費 無料
◆定員 80名

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第5回メディアとのつきあい方学習セミナー(1/27)

Meditsuki1Meditsuki210:00から会場準備,配布物等のアセンブリ,ワークショップ打合せ等を行う。スタッフはみんな緊張気味。柔らかい雰囲気を出そうと声をかけて回る。13:00開始。定員は64名だったが,74名の応募で73名が参加。都内で実施するセミナーでこんなに欠席がないセミナーはめずらしい。
Meditsuki5Meditsuki4_1模擬授業,ワークショップと進み,最後はぼくの講演。今回は,認知心理学やメディア論風のことに触れつつ,メディアとのつきあい方学習の必要性,情報教育や情報モラル教育との位置関係,教科で日常的に行うことの意味について話した。講演のあと,ジュースとお菓子で情報交換会。終了後,スタッフ打ち上げ。みんなのホッとした表情が印象的だった。

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「確かな学力」の向上を図るICT活用フォーラム(1/26)

DaibaIctgaku1「確かな学力」の向上を図るICT活用フォーラムが,お台場で行われた。事前申込者は約650名。大きなホールの定員を超え,ビデオ中継が4部屋という体制となった。
位置づけとしては,文部科学省からNIMEへの委託研究「ICTを活用した指導の効果等の調査」の成果報告会である。今年度の実践の中から,25実践が選ばれ,1人3分で報告。どれもいい発表で,昨年度よりクオリティが上がっていることを感じた。パネルディスカッションでは総括役。もう少し主張したいこともあったけど,まあ何とか役には立ったかな。新聞記事(毎日)はこちら

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目黒区立原町小学校校内研(1/25)

Hara目黒区立原町小は,目黒区の情報教育の研究指定校。来年度,研究発表が行われる。ぼくは今夏から助言はしていたけども,授業研究に立ち合うのはこの日が初めて(それまでは日程が全て埋まっていて,1回も行けなかった)。
3校時に全学級を参観,4校時は遠藤学級の社会科におけるディベートの授業を参観。5校時は1年生の図工でのICT活用の授業を参観した。その後,研究協議会で議論を聞き,約45分ほどの助言。

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立命館小学校(1/25)

Rits2Rits3玉川学園を訪問した足で,新幹線で京都へ。夜は,集まったメンバーと京都らしいお店で一杯。
09:00から打合せをし,10:00立命館小学校へ。今回も荒木教頭にお世話になる。玉川学園MMRCでは特別教室系を中心に視察したが,立命館小では普通教室を中心に参観した。
立命館小でも,玉川学園と同様,黒板の代わりにホワイトボードになっていた。この背景にはコストの問題だけでなく,ISO14000など環境問題に対応する国際規格を追った結果だ。黒板とチョークは貧しい時代に使われ始めたものだし,今の時代,むしろ環境重視の観点から見れば,呼吸器系に影響を与え得る黒板とチョークは消えていくことになるのは自明だろう。立命館小の場合,ホワイトボードの上下にレールがあって,そこに挟まれたホワイトボードが左右に動く。ある場所に来ると,天吊りのプロジェクタからの投影がピッタリという構造だ。
Rits1Rits5音楽室には,子どもたちに歌詞を示すための大型ディスプレイが,ホワイトボード(黒板にあたる)の上部に備えられていた。子どもたちは前を向いてよい声で歌っていた。NIMEのNEXTプロジェクトで取り組んでいるマイクロソフト「折り紙」というウルトラモバイルコンピュータで子どもたちが調べ学習や漢字学習をしていた。

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玉川学園MMRC(1/24)

Tama1Tama4UNIQUEプロジェクトによる視察。2日間で2校の学習環境を視察する。プロジェクトメンバーの他,研究協力者をお願いしている現場の先生方や,内田洋行のデザイン部門の方々などで,10名程度で入れ替わりつつの訪問となった。
11:30玉川学園前に集まって打合せ。13:00に玉川学園MMRC(Multi Media Resource Center)へ。玉川学園はK-12のカリキュラムを低学年(小1から小4年),中学年(小5から中2),高学年が(中3から高3),あわせてK(幼稚園)という風に再編している。MMRCは,それらの子どもたちが活用する,学校図書館とパソコン活用センターの統合的な施設だ。
Tama3Tama2室長の河西先生の案内で見て回った。2つのPC教室は柔らかい感じのデザイン。移動式のPCは工夫されたラックに。図書機能は蔵書数はまだ少ないとのことだったが,さすが河西さんが入っているだけあるなと感じた。リッチな学習環境で子どもたちの個性が開花することを思えば,さて予算の制限された公立では何を取り入れていけばよいかと考える。「私立だからできるんだよ」では,結局,公立はよくならない。お客さんのニーズをいち早く取り入れるのが企業姿勢だとすれば,私立という企業がいち早く実現しているのはお客さんである子どもと保護者のニーズであるはずだ。どうブレイクダウンしていくかが,来年度のUNIQUEプロジェクトの中心点となる。

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SLICT(1/23)

Slict朝から松本さん@読売新聞と相談ごと。09:45ブリティッシュカウンシルへ。SLICT参加のため,山西先生,永野先生,野中先生などの研究者,中村さん@三重県をはじめとする指導主事,ほかにも学校長等が集まっていた。10:00研修開始。ぼくは別件があって最初の30分しか参加できず。SLICTに関する記事はこちら

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赤羽台西小を訪問(1/22)

朝からブリティッシュカウンシルへ。坂元先生@JAPET,山西先生@富山大,講師のMr.Richard,担当の青山さん,通訳の方と,明日からのSLICT(Strategic Leadership of ICT:学校におけるICT活用に関する戦略的な管理職研修)のための打合せ。日英の学校長の権限の差についてディスカッション。お昼を食べてタクシーへ。
Akanishi1Akanishi2北区立赤羽台西小学校を訪問。言わずと知れた,あの野間さんが主幹をしている学校だ。20年前の放送教育研究から始まった歴史あるメディア活用教育の研究校。数年前からの情報教育カリキュラムの整備,近年の情報モラル教育の指導については定評がある。山本校長と話していても,前の見えたビジョンある方だということがよくわかる。SLICTで視察対象とする学校としてはピッタリと感じる。
ぼくの前期・東大での講義にもぐりで来ていた大石さんのクラスを参観。そのほか,河野さんや黒岩さんにも会うことができてうれしかった。

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e-asセミナー(1/20)

JAPET主催「情報教育対応教員研修全国セミナー」の一環として,チエルが準備した「e-as:ネットワークを活用した学習評価」セミナー。新機軸のこのセミナーの第1回として行った。
Chieru2Chieru1今回は主にフラッシュ型教材で教室でIT活用というテーマ。模擬授業,実践報告,登録サイトへのアクセスワークショップ,パネルディスカッション,対談と盛りだくさん。受講した方々の満足度はまずまず高かったように思う。
今回の主張は,どれも1つ1つは,昔からあったものだったり,今時の普通の技術だったりする。ただ,それらをうまく組み合わせ,これまでの授業との連続性を保ちつつ,すべての教員ができるカタチとして馴染ませるところがミソだ。そこがうまく伝わるまでには,まだもう少し時間がかかる。地道にやっていきたい。

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たつの市立揖保小訪問(1/18)

Ibo1Ibo2揖保小学校には,ちょうど2年ほど前の2005年2月21日以来の訪問。相生駅に清久さんが迎えに来てくれる。学校長にご挨拶して4年清久学級で給食をいただく。5校時に1年・4年・5年の授業を参観,その後に協議会。校内20数名の他,学校長の声がけで近隣の小中学校の先生方が30数名参加。熱心に話を聞いてくれた。姫路駅まで向かう途中,清久さんに授業のコメント。揖保小の先生方との懇親会を中座して新幹線。深夜に東京に戻る。

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聖心女子大「教育メディア論」(1/17)

補講。「メディアとのつきあい方学習」の考え方について講義。一連の講義の感想を書いて終了。

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小学校教員のための情報教育セミナー(2/24)

小学校教員のための情報教育セミナー~「私たちと情報」で学ぶ情報教育~が,2月24日(土)都内で実施となった。いわゆる情報テキスト(「わたしたちとじょうほう3年4年」「私たちと情報5年6年」)を活用して,講演・模擬授業・パネルディスカッションを行うものだ。いずれも,実際の執筆者が理念や具体的な教材観を語り,模擬授業でそれをアピールする。当日,会場で「情報テキスト」のための「教師用指導書」が販売される。これは必見だ。セミナーの申込についてはこちら。定員に満たないうちに,早めにどうぞ。ちなみに翌2月25日(日)は「IT活用による元気な学校づくりフォーラム」。続けての参加をお勧めします。

◆主催  「私たちと情報」編集委員会
◆日時  2007年2月24日(土) 午後1時~4時30分
◆会場  (株)学習研究社 第2ビル(東京都大田区仲池上1-17-5)

◆内容(予定)

1.講演
 「小学校情報教育テキスト開発の理念」
 独立行政法人メディア教育開発センター・堀田龍也助教授

2.執筆者による模擬授業と解説
○わたしたちとじょうほう3年4年:
 ・ちらし広告の工夫と利用(岩手県奥州市立水沢小学校 佐藤正寿教諭)
 ・表やグラフのあらわし方(宮城県登米市立北方小学校 皆川 寛教諭)
○私たちと情報5年6年:
 ・情報の構造化  (静岡県静岡市立森下小学校 塩谷京子教諭)
 ・雑誌・新聞の特徴(岡山県情報教育センター 高橋伸明指導主事)

3.パネルディスカッション
「『私たちと情報』を使った授業に期待すること」
 コーディネータ:
  独立行政法人メディア教育開発センター 堀田龍也助教授
 パネリスト:
  徳島県三好市立池田小学校 中川斉史教諭
  東京都三鷹市立大沢台小学校 小暮敦子教諭
  富山県富山市立寒江小学校 笹原克彦教諭
  岐阜聖徳学園大学教育学部 石原一彦助教授

◆参加費 無料
◆定員 80名

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フラッシュ型教材での実践を:e-asセミナー(1/20)

今週末のセミナー。申込みはこちら
毎日インタラクティブに掲載された記事はこちら

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聖心女子大「教育メディア論」(1/15)

第9回の講義。冬休み中に「メディアとのつきあい方学習」を読了し,まとめてくるという宿題。これをもとに,グループディスカッション後に報告。学生たちは慣れてきて,あっという間に講義が終わる。書いている内容もなかなかよくなった。

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英国出張を振り返って

Eng1Eng2Eng3海外の教育は,当然ながら日本の教育とは違う。そこには歴史,国としての教育観,教育制度や教育体制の違いがある。よって,英国がこうだから日本もこうすべきだとか,英国はこうなのに日本だダメだなどという言い回しには,さほどの意味はない。
とはいえ,多くのICT教育関係者が今,英国を視察するのはなぜか。それは日本の教育の外部評価やICT活用などの動向は英国がモデルだからだ。もちろん,その方式の輸入については,日本の教育体制とのフィッティングは不可欠だ。ICT活用に限っていえば,整備が進んだ英国では使えない教員なんていなくなっているし,使うべきかどうかなんていう議論は不毛のものになっている(もちろん使わないで授業した方がよいと判断して行われている授業は山ほどある)ことを考えると,ICT整備のための地方交付税が地方公共団体によって別の使い方をされていることの責任は大きいと思う。一方,英国型にあるBECTAのような機関,韓国でいえばKERISのような機関が持つ機能を,日本ではどこがどのように担務するのかについて真剣な議論も必要だ。さしずめぼくは,NIMEとして初等中等教育分野のICT活用促進に何ができるかを考えている。

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ロンドン5日目(1/12)

Box1Box2今日はロンドン郊外のBoxgrove Primary Schoolを訪問。児童数は420名,30人学級×2クラス×7学年。どこの学校でもそうであるように,全教室で普通の授業でインタラクティブホワイトボードを使っていた。ノートPC+ワイヤレスLANという組み合わせもずいぶん増えてきたように思う。聞いたところによれば各教室2台(=約30台)+ノートPC約20台×4セット(=約80台),PCsweet(パソコン室)に5台と7台,その他に特別教室等に10数台で,合計で約140台,1台あたりの児童数は3.0となる。
「情報」の授業では,1年生がLogoに近いもの(Pixieと呼んでいた)をやっていた。これは制御・自動化・プログラミングの基礎体験となる。
Box3Box4理科の人体のしくみの学習では模型とICTの併用をしていたし,体育のダンスの学習ではモデルの提示にインターネット上の動画を用いていた。いずれも教科学習にICTを有効に活用するものであり,日本でのICT活用と方向感は同じ。ただしより気楽でこなれていること,それを支えているデジタル教材群が豊富なこと,そして教員が普段から活用しているから構えていないことが違う点かな。
Box5今回も仕事柄,PCは何台,プロジェクタは何台みたいな質問もしたけど,「ICTを使えって授業できる教員は何割ぐらい・・・」みたいな質問は訪英のたびにナンセンスさを増していく。ICTを必要なときに使えない=授業の質を上げる努力をしていない=教員としての資質を欠くという構図。実はこの構図はICTだけではない。そこが諸外国と日本の最大の違いなんだろうと思う。
News午後は買い物・散歩。朝刊によれば英国では2013年度から義務教育を18歳までに延長することを検討中とのこと。昨日の朝刊には全中等教育学校のleague table(学力テストの成績)が公開されていた。この国は説明責任に基づいて動く教育をしっかりと実施しているから,その上での義務教育延長の判断ということか。
19:00からホテル近くのイタリアンで最後の晩餐。いよいよ明日は帰国。

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ロンドン4日目(1/11)

Roding1Roding2Roding3ロンドン郊外のRoding Valley High Schoolを訪問。2005年にPerforming Artsのスペシャリストスクール(研究指定校のようなもの)に選ばれた学校。7-11年生の5学年で1280人。30人×8学級で1学年が構成されている。つまり学級数は40学級という計算になる。実際の授業は,習熟度や少人数に対応しているため,8学級を10に分け,gifted and talented(優秀な生徒)やSpecial Education Needs(学力遅進や学習障害等の生徒)の取り出し指導を除いた学習集団で行われる。この学級数に対してプロジェクタ43台。学習集団のほとんどがプロジェクタ有で授業をしている計算だ。インタラクティブホワイトボードは15台で,この整備が現状の課題とのこと。生徒用のコンピュータは350台なので,3.7人に1台ということになる。教員約120名で教員用ラップトップPCは80台。ここもさらに整備中とのこと。事務系+支援系が80名雇用されており,そこにもPCがある。教職員は合計約200名。
学校の総予算は約500万ポンドということなので,約12億円。もちろん200名の教職員の人件費も含む。勝手な計算だけど,120名が年収500万円として6億,残り80名が仮に平均年収300万円としても2.4億円。残りは3.6億円。この中から,光熱費や修繕費,消耗品等を支出することになる。
予算のうち,ICT関連の支出は2006年は約14万ポンド(=約3,400万円)。上の勝手な計算が正しければ,人件費以外の学校予算の約1割はICTにつぎ込まれている。これはかなりの割合だと思う。一般的な企業ではどんなもんだろうか。国が示す基準(PC1台あたりの児童生徒数など)を整備するために,しっかりと予算を割り振る。その件について質問したところ,もしそうしなければOfsted(学校査察機構)によって未整備の評価がなされ,それが公開され,結果的には保護者からの信用失墜や,生徒入学者の減少につながるとのこと。そうなると予算も減ってしまうので,教職員への給与も支払いにくくなる。だから教職員もがんばるしかない。
日本との学校制度は違うけども,いろいろ考えさせられた今回の英国訪問だ。
夕方から,野中さんの在外研究中の指導教官のアブリル教授のご自宅を訪問。ブライトンまで電車で1時間だったが,楽しい時間を過ごすことができた。ジェフの料理は今日もおいしかった。ご夫妻と野中さん,ありがとうございました。

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ロンドン3日目(1/10)

Bett1Bett2Bett3朝食で木原さん・野中さん・山上さん・金さんと合流。タクシーでオリンピアにあるBETT会場へ。BETTとはBritish Education and Training Technologyの略で,英国における教育と研修のためのテクノロジーのイベントだ。ぼくは今回初参加。世界各国から見にくるだけあって,すごい迫力だった。日本でいえば幕張メッセでやるような巨大イベント。展示もセミナーもすべて教育の情報化に関するものだった。展示のトレンドは①学習カリキュラムの個別化とe-Learinig,②校務の情報化と学校の効率的な経営だったように感じた。英国の教育技能省も,BECTAやTDAなど日本でいえば国立教育政策研究所やNIMEのような機関も,普通に展示をしていたのが印象的だった。
Bett4BECTAのセミナーを聞いたが,確かに英国のICT活用はどんどん進んでいる。小学校では授業時間の69%でインタラクティブホワイトボードが使われているデータも出ていた。
英国はICT導入→活用を経て,すでに今は経営戦略との関係こそが重要という論にたどり着いている。日本でももちろんすでにそういう意見を言う人はいるけども,あんまりやっていないうちに「あるべきだ論」でそうなっていることが多いようにも思う。結局,英国や韓国と,日本との違いは,わかっているかどうかじゃなくて,やっているかどうかに帰着する。

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ロンドン2日目(1/9)

Ch1Ch2Ch3ハイディが迎えに来てくれて,一緒にビクトリア駅。夕べのみなさんと合流し,British RailwayでCheam駅まで。タクシーでCheam High School。ここはJapan-UK Live! 上で,金先生の学校の交流相手先となっている学校。英国なので中等教育学校で,11年生から18年生までがここにいる。生徒数は1,700名,生徒用PCは550台。パソコン室は12教室ある。3.1人に1台の計算だ。すべての教室に天吊プロジェクタとインタラクティブホワイトボードがある。授業を見せてもらったが,どの先生も普通に使っていたし,OHPも健在だった。英国の平均より少し進んだ学校だろう。
Ch4Ch5Ch6午後は日本語を選択している高校生向けに,金さんと宮川さんが折り紙やけん玉,百人一首や着物の体験などをする授業。折り鶴を作るのを手伝ったけど,高校生たちが楽しそうなのが印象的だった。
帰りの電車はBritish Railwayらしく大幅に遅延。Japan21のオフィスで簡単な夕飯を食べて,ミュージカル「Billy Elliot」へ。英国サッチャー政権時代の話だか,子役の表現力に圧倒された。
電車の遅延だけでなく,horitan.netのメールの遅延もあって,メール仕事がうまく片付かないのがまたストレス。

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ロンドン1日目(1/8)

12時間20分のフライト。順調だった。ロンドンはテロの関係で警備が厳しいと聞いていたけど,入国審査も荷物受け取りも,これまでで一番スムーズだった。地下鉄Piccadilly Lineに乗ってSouth Kensington駅まで約40分。駅からホテルまでがよくわからなかったけど,花屋さんとか,下校時の生徒とかに道を聞きながら,無事にホテル到着。ハイディさん,金さん,林君と合流して街へ。トルコ料理のお店で,Japan-UK Live! の宮川さん,松下電器産業の田中さん・讃井さん・籠谷さんと合流して会食。部屋に戻って寝たけど,時差ボケで1時間起きに目が覚める。

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英国出張(1/8-14)

1月8日(月)成田発,13日(土)ロンドン発(14日(日)成田着)の日程で英国に出張する。9日(火)Cheam High School視察,10日(水)BETT参加,11日(木)Roding Valley High School視察,12日(金)Boxgrove Primary School視察という予定なので,余裕はないけど。
今回は,JAPETからは坂元先生以下数名が参加。受託研究で木原さん・野中さんや,藤村さん@鳴門教育大も渡英。文部科学省からは小渕文部政務次官ほか,審議官や調整官,係長等が教育大臣会議等に参加のため渡英。他,金さん(奥さん)@山形,林君@東大M0なども。現地ではハイディさんにお世話になる。
いずれにしても,現地から視察の様子をこのブログで報告する。
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07:45のNEXで品川から成田へ。買い物をして,諸手続きをして,成田空港のラウンジ。まもなく出国。現地の時差は-9時間。

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日本教育工学会冬の合宿研究会(1/6-7)

Naruto1Naruto2日本教育工学会で毎年恒例の冬の合宿研究会。今年度は「学力向上とICT活用との関連を実証的に考える」というテーマで,鳴門教育大学の村川研究室のお世話によって行われた。永野科研の成果を学会内にきちんと報告するという意味合いもあって,ぼくは2日目のパネルディスカッション「ICTの活用と学力との関連をとらえる研究デザインとこれまで明らかになったこと」に登壇。

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学びの場.com対談(1/5)

内田洋行(新川)オフィスで学びの場.com対談。対談相手は皆川君。すべての教員がICTを活用してわかる授業に取り組むために,校内リーダーはどうするかといった内容。Webだけでなく,ソフトカタログにも所収予定。

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映せばわかるICT活用セミナー in 岡山(2/10)

<<< ここから始めよう!映せばわかるICT活用セミナーin岡山 >>>

「教育のICT化」、全ての先生方がICTを活用した授業をされ、
子ども達のより良い学びを導かれることが求められています。
そのような中、ICT活用の為の研修が増える一方、
情報機器の操作研修に終始されていることも多く、
実際の授業場面における具体的な活用法が広がっていないと言われます。

今回のセミナーでは
ICT活用の初めの第一歩としての簡単な活用法から
学力向上に結びつく検証までを
実践報告・パネルディスカッションを通して追求します。

■日時:平成19年2月10日(土)13:00~16:00
■会場:岡山コンベンションセンター407会議室
■対象:教室でIT活用をしたいIT初心者の先生方、
    IT活用にご興味のある先生方
■定員:50名
 (定員になり次第締め切らせていただきます。お早目にお申し込みください)
■参加費:無料
■主催:財団法人 松下教育研究財団
■後援:文部科学省、岡山県教育委員会、岡山市教育委員会(予定)
■協力:松下電器産業株式会社、パナソニックSSマーケティング株式会社
■お申し込み:別紙ご記入の上、FAXにてお申し込みください。


■スケジュール

○主旨説明
 独立行政法人メディア教育開発センター助教授 堀田龍也先生

○実践報告
 コーディネーター:独立行政法人メディア教育開発センター助教授 堀田龍也先生
「簡単で日常的な活用」
  静岡県沼津市立大平小学校  教諭 小谷田照代先生
「こんな活用もできる」
  徳島県松茂町立長原小学校  教諭 土井国春先生
「子どもに力をつける活用」
  兵庫県たつの市立揖保小学校 教諭 清久利和先生

○パネルディスカッション
 コーディネーター:独立行政法人メディア教育開発センター助教授 堀田龍也先生
「ICT活用で学力を保障する」
  宮崎県三股町立勝岡小学校  教諭 渡邉光浩先生
「校内に広める」
  富山県小矢部市立石動小学校 教諭 宮崎靖先生
「活用例の分類からわかること」
  富山大学人間発達学部   助教授 高橋純先生

○情報交換会

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2006年の自己評価(総括)

2006年は,これまでで一番よく働いた年だったと思う。4月からの文科省勤務が想定外だったが,結果的にそれも含め,すべての共同研究も回すことはできた。
しかし,ぼくの中には悔いが残った1年だった。何より忙しすぎた。体のあちこちにガタが来ている。精神的にも余裕や気力が無くなるときがあった。自分の純粋な興味による研究よりも,プロジェクトやセミナーにエネルギーを奪われたことのストレスも大きかった。放電だけではエネルギーがなくなるのに,充電のための読書の量も確実に減った。このままでは枯れてしまう。
ここに書いてきたどの仕事も確かに魅力的だし,パートナーとなる人たちに学ぶことは多いけども,このままでは自分がつぶれてしまうし,そうなっては元も子もない。ぼくだけで何か大きなことを背負おうとしているような切迫観念に苦しんだ1年間だったが,そもそもぼくの微力だけで何がどうなるはずもない。いろんな人たちが,それぞれの持ち場でがんばっているのだから,ぼくはもう少し,自分らしく,クオリティー重視の仕事の仕方にしよう。もう少し生活に余裕を持とう。
というわけで,2007年は,いくつかのコラボレーションをお断りし,仕事を減らすことに決めている。いい仕事をしたいから。迷惑をかけるみなさん,すいません。

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2006年の自己評価(その他)

社会人院生2名がM2となり,静岡大学と離れた位置で彼らを支援することになった。2人ともがんばり屋だし,これまでいい研究発表をしてきたので,いい修士論文になることだろう。審査は2月だ。
東京大学大学院情報学環ベネッセ先端教育技術学講座(BEAT)の客員助教授は,文部科学省併任による超多忙化を背景とし,9月までで辞退した。山内さんに迷惑をかけた。
NHK「ブログ社会の落とし穴」の企画開発に関わった。どさくさ紛れに,ほんの少しだけ出演もさせてもらった。
海外出張は,5月の英国(ブライトン),6月のED-MEDIA2007(オーランド),10月のE-Learn2007(ハワイ),12月の韓国調査(ソウル)。英国ブライトン訪問では,現地に在外中の野中さんにたいへんお世話になった。おかげでこれまでより深く英国の教育事情を知ることができた。

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2006年の自己評価(講義編)

前期に東京大学情報学環教育部で「情報教育論」を担当した。東大生に情報教育を教えることは,ぼくにとってもたいへんよい刺激になった。いずれ官僚やジャーナリストになっていく学生たちだったので,できるだけ教育の現場を見せたいと思い,8名の方々にボランティア講義をお願いしたところ,みんな快く(無料で)引き受けてくれたことがうれしかった。毎週,ゲストの先生を囲んで,野間さんをはじめとする"モグラー"と懇親会をした。最後はモグリの数が学生の2倍以上になった。
後期は聖心女子大学文学部「教育メディア論」,集中講義で富山大学教育学部「授業システム論」を担当した。

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2006年の自己評価(政策編)

2006年の最大の変化は,4月から文部科学省初等中等教育局情報教育参事官付で参与という職位で併任勤務したことだ。これまでも文部科学省の政策会議・検討会はいくつもお手伝いしてきたが,初めて内部に入り,行政の苦労というのを体験した。1つの会議のためにどれだけの準備がなされているか,1つの文章を何度吟味するか。ほんとうにいい勉強になっているし,深くお世話になっている嶋貫参事官,坂中情報教育調整官,大塚情報教育係長,高井情報網整備係長,細野係員,志儀調査員ほか,研究生や事務補佐の方々に感謝したい。
併任にあたり,中教審委員を除くすべての検討会の委員は辞退することになり,事務局としてお手伝いすることとなった。
特に,「教員のICT活用指導力の基準の具体化・明確化に関する検討会」は,ぼくの研究内容ともぴったり一致するもので,これが政策としてしっかりと機能していくように腐心した。「地域・学校の特色等を活かしたICT環境活用先進事例に関する調査研究」は,今後の政策の方向感を占う研究なので,韓国・英国の視察に同行した。「校務情報化の現状と今後の在り方に関する研究」にも何度も出席した。3月には「IT活用による学力向上の証し」の成果報告会が行われ,パネリストとして登壇した。その他,「ICT活用重点促進事業」などの会議に立ち合うこともあった。いずれも,委員の人選の助言をしたり,座長や主査の方々と方向感を調整したり,事務局としての資料の事前準備にあたったりするなど,裏方の苦労を知ることになった。

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2006年の自己評価(共同研究編)

8)文部科学省科学研究費補助金
文部科学省科学研究費補助金は,以下の2つが2006年に採択された。

基盤研究(B)18300299
教員のIT活用指導力の能力構造に基づいたeコンサルテーションシステムの開発
萌芽研究18650257
教員が必要とする校務情報の所在を協調フィルタリングによって推薦する手法の開発

9)共同研究等
NIMEと内田洋行との包括連携契約によるプロジェクトUNIQUEでは,前年度から引き続きの教育情報配信システムTeacher's Desktopの開発に当たった。いくつかの学会発表,セミナー等で成果を示した。
ベネッセコーポレーションとは,小学生向け通信教育の「チャレンジ小学講座」の教材活用促進の方略について研究し,システム開発に関わった。この成果は2007年にいくつか報告される。
インテルとは,当社の教育支援プログラムを研究対象とし,教員研修のアウトソーシングに関する受託研究を行い,英文レポートとして米国に納めた。
松下教育研究財団と松下電器産業との共同研究「WPPP」は順調に成果を出し,出版やセミナーに展開した。この冬も4つのセミナーが行われる。
ジャストシステムとの共同研究は,「メディアとのつきあい方学習」のセミナーを行った。
Skyとの共同研究「教員1人1台時代のICT活用プロジェクト」は,校務の情報化とセキュリティをにらんだプロジェクト。まもなくセミナーを迎える。
チエルとの共同研究「e-as:ネットワーク型学習評価プロジェクト」は,これまでの研究にプラスして,フラッシュ型教材の開発に取り組んだ。こちらもアウトプットはセミナーだ。
この他,共同研究先として,バディ・コミュニケーション,エドウェル,広島教販と連携した。

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2006年の自己評価(サービス編)

6)セミナー
2006年もたくさんのセミナーを実施した。
メディアとのつきあい方学習セミナー」は2月・8月と2回行った。毎回参加してくれているような熱心な人たちに,スタッフとして協力してもらうようになった。
IT活用による元気な学校づくりフォーラム」は2月に都内で実施。玉置さん@小牧ほかのみなさんとのコラボレーション。400名以上の人たちが集まった。中心は管理職だ。
3月の東京大学情報学環ベネッセ先端教育技術学講座(BEAT)成果報告会では,「親学」で有名な親野智可等氏と対談した。9月の「BEAT Seminar」では,英国からハイディさんをお招きし,「学校の枠を超えた交流学習:伝え合うことで"異文化"を学ぶ子どもたち」と題して行った。
教師のためのデジタル仕事術セミナー」は,3月に単独で行った上,New Education Expoでも枠ができた。
学情研「情報教育セミナー2006」では,IT活用のパネルに全員ベテラン女性のパネリストを迎えた。異色だったが好評だった。
日本一簡単なIT活用セミナー」は,東京と大阪の2回行った。同様の主旨の研修を富山でも実施。「超」初心者にIT活用の研修を施す際の基本形が確立した。
毎年恒例となった「雪の学習研究会」は,今年も北海道教育大学附属小を会場に行われた。
その他,NPO法人ILEC言語教育文化研究所主催の「夏季国語教育セミナー」,「Web学級日誌実践研究会」などでも登壇した。3月の「全国プレゼンテーションコンテスト全国大会」ではいつもの通りコメント役をした。「マイタウンマップコンクール」「松下教育研究財団実践研究助成」では審査委員をした。

7)学校現場の指導助言
指導助言で入る学校は,これまでで一番絞り込んだ。
千葉県松戸市立馬橋小学校は,助言に入って2年目。公開研に向かい,とにかく授業研究のカズを増やすことを指示,学校側はこれに答えた。
東京都新宿区立余丁町小学校は,今年は3回のみ授業研究に参加。今年はすでにテーマはIT活用ではない。研究体制がしっかりとしているので,着々と進んでいる印象。
東京都目黒区立原町小学校は,まだ授業には入っていないが,研修には徐々に関わっている。200年は本格的に進めていく。
お茶の水女子大附属小学校宮城県登米市立北方小学校滋賀県大津市立藤尾小学校長野市立芹田小学校の公開研究会で講演をした。
そのほか,「世田谷区情報教育検討委員会」の委員として,IT活用マイスター事業の担当をした。18名のIT活用マイスターの先生方の研修を支援し,授業研究で助言した。全国学校図書館研究大会,山形大学学術情報基盤センターでの講演のほか,青森県八戸市,宮城県仙台市,東京都品川区,神奈川県伊勢原市・厚木市,三重県亀山市などで講演した。

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2006年の自己評価(著書編)

5)編著
編著にあたるものが6冊出版となった。
「情報テキスト」2冊組は文部科学省科学研究費補助金と,松下教育研究財団研究助成によるもの。プロジェクタ本2冊組はWPPPの成果。これらは高橋にずいぶん世話になった。いずれも売れ行きは順調。

堀田龍也編著(2006.10):『私たちと情報 5年 6年』,学研
堀田龍也編著(2006.10):『わたしたちとじょうほう 3年 4年』,学研
高橋純・堀田龍也編著(2006.9):『映せばわかる プロジェクタ活用50の授業場面』,高陵社書店
堀田龍也・高橋純編著(2006.9):『あなたの学校でもできる プロジェクタ活用50の研修場面』,高陵社書店
ジャストシステムとずっと一緒にやってきたメディつき本のほか,広島教販との共同研究によるNetモラル本が出版された。
堀田龍也編著(2006.3):『メディアとのつきあい方学習-実践編』,ジャストシステム
堀田龍也編著(2006.3):『事例で学ぶNetモラル-教室で誰でもできる情報モラル教育』,三省堂

自分で編集していない著書の出版がないのも2006年の特徴だった。

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2006年の自己評価(論文・学会発表編)

2006年を,毎年の恒例に従い,何回かに分けて振り返ってみる。

1)論文
日本教育工学会論文誌に掲載されたキーボー島論文が,translationでETR(Journal of Educational Technology Research)に採録になった。

Tatsuya HORITA, Jun TAKAHASHI(2006.9):Keyboard Island Adventure: Development and Evaluation of a Japanese Language Keyboard Learning System with an Integral Test Function for Elementary School Children,Journal of Educational Technology Research ,Japan Society of Educational Technology Vol.29,pp.85-95
その他,連名論文が日本教育工学会論文誌ショートレターに2本,日本教育メディア学会に1本採録決定となった。2006年の査読付き論文は,2005年度と同じく4本だった。
中尾教子・堀田龍也(2006.12予定):「学校の情報化を支える専任的外部人材の業務に関する標準化リストの開発」,日本教育工学会論文誌 Vol.29 Suppl.,採録決定
石塚丈晴・堀田博史・堀田龍也・高橋純(2006.12予定):「積極的にWebサイトで情報発信している幼稚園における保護者向け情報の特徴」,日本教育工学会論文誌 Vol.29 Suppl.,採録決定
堀田博史・堀田龍也ほか(2006.12予定):「幼稚園Webサイトで発信されている情報の変化~2000年度と2005年度の比較~」,教育メディア研究 Vol## No.#,採録決定

2)国際学会発表
国際学会e-Learnにe-Net Moral論文がfull-paperで通過した。高橋と2人で発表できたのはよかったけど,学会会場のハワイでは地震をはじめいろんな事件を体験した。

Tatsuya HORITA, Jun TAKAHASHI, Hitoshi NAKAYAMA, Kazumi YOSHINO, Takumi SOGAWA, Jun-ichi YAMANISHI(2006.10):e-Net Moral: An e-Learning System that Links School and Home for Teaching Internet Morality,Proceedings of E-Learn2006,AACE,pp.60-67(Full-paper)
連名論文はED-MEDIAとICoMEの2本。いずれも石塚さんの努力の結果だ。2006年の国際学会発表は連名含んで3本となった。

3)研究報告
日本教育工学会の研究会で,以下の2つのファーストオーサー報告をした。

堀田龍也・高橋純・中山実・清水康敬(2006.7):「IT活用指導力を習得する研修の構成要素とその重要度に関する検討」,日本教育工学会研究報告集 JSET06-4,pp.71-76
堀田龍也・高橋純・中山実・清水康敬(2006.5):「IT活用指導力の構成要素とその重要度に関する検討」,日本教育工学会研究報告集 JSET06-3,pp.57-64

2006年の研究会報告は,日本教育工学会研究会で8本,電子情報通信学会教育工学研究会(ET)で2本となった。

4)国内学会発表
査読つきの学会発表は,日本教育工学会の課題研究で以下のものを行った。

堀田龍也・高橋純・西岡遼一・中山実・清水康敬(2006.11):「ICT活用初心者教員にICT活用実践を普及させる戦略」,日本教育工学会第22回年会論文集(課題研究),pp.179-182

同じく日本教育工学会の一般研究でも発表をした。

堀田龍也・秋山大志・和気竜也・辰巳豊・宗我部義則(2006.11):「授業での活用を前提としてケータイを所持した際の児童によるケータイ利用の分析」,日本教育工学会第22回年会論文集(一般研究),pp.357-358

全日本教育工学研究協議会ではシンポジウムに登壇した。

堀田龍也(2006.10):「ICT活用で授業の"密度"を上げる」,全日本教育工学研究協議会第32回年会論文集(シンポジウム)

2006年の学会連名発表は,日本教育工学会で18本,全日本教育工学研究協議会で13本,日本教育メディア学会で2本,日本社会情報学会で2本,日本教育方法学会で1本,日本産業技術教育学会で1本となった。これまでの研究者人生で最大の発表数となった。また,日本教育心理学会での自主シンポで登壇した。

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修士論文指導(12/29)

静岡大学大学院情報学研究科の社会人リフレッシュ教育特別コース2年生の清水さん・吉野さんの修士論文の指導。最終的な章立ての確認と,それぞれの項ごとの進捗度のチェック。提出まで2ヶ月となり,ラストスパートだ。どちらも正月3が日には第1稿まで行く見込み。
たまにはということで今回は新富士駅に集まった。終了後は社会人らしく(?),おいしい日本料理でランチ。その後,吉野さん行きつけの喫茶店でおいしいコーヒーを。お世話になりました。

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メディつきセミナー打合せ(12/29)

高橋さん@岡山がわざわざ上京してくれた。リーダーとしての責任感を感じる。朝08:30から,ストリングスホテルで朝食を食べながら打合せ。2つのワークショップの流れがおよそ確定。
高橋さんの役目は辛いものがあるはずだ。セミナー準備MLではたくさんの人が,それぞれに良い意見を書いている。正直,どの意見も悪くないのだ。それを,2つのワークショップの構造がはっきりするように,必要な部分のみを残してカットする役目。セミナーでは,複雑な主張は通らない。あくまでも「わかりやすく」ないと伝わらない。意見を出してくれた人たちの気持ちに配慮しつつも,意思決定の結果を伝える役目。リーダー独特の苦労だ。
この記事を読んでピンと来た人もいるかもな。そう。セミナーもまたメディアだ。そこに編集は必然だ。
セミナーはほぼ定員になりつつある。抽選なので申し込みはまだ可能。こちらからどうぞ。

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