ドイツ2日目(6/22)
到着翌日からハードスケジュール。早朝06:30にホテルを出て地下鉄を乗り継ぎ,バスに乗って,Schule am Ried(リード中等教育学校)を訪問。ドイツは小5から3つのライン(おおざっぱにいえば進学校,高専風,職業訓練校)に分かれていくが,この学校はこれらを併せ持つ「総合中等教育学校」にあたる。
日本で言う中学生や高校生の授業「Computer Science(情報科学)」を3つ参観。教員はいろいろ,学年もいろいろな3つの授業だったが,おかげでカリキュラムがよく見えた。この教科,教科名こそ「Computer Science」だけど,学年の低いうちはいわゆるコンピュータ・リテラシーからICT活用による情報活用の基礎的なことをしっかりと身に付けさせていた。その後,中学後半までにプログラミングの体験,高校でプログラミングからデータベースまで教えていた。中学修了の年齢で義務教育年限は終了し,職業訓練校の生徒は卒業していくので,残った生徒に対してのカリキュラム内容は実践的なものから理論的なものへとシフトしているようだった。
お昼は金曜市に出て,屋台でみんなが少しずつ買ったものを持ち寄って食事。午後,ドイツ国際教育研究所(Dipf:Deutsches Institut fuer Internationale Paedagogische Forschung)を訪問。担当の先生には会えなかったが,黒上さんの職場の雰囲気がわかった。それにしても日本の国立教育政策研究所と建物の雰囲気が似ているのにびっくりした。
ホテルに戻って,永野科研について黒上さん,中川さんと打合せ。夕飯は少し遠出しておいしいドイツワインの店へ。これまた久しぶりに白・赤といただいたら,時差ボケもあって後半は眠りこける。何とかホテルまで帰って,早々に寝てしまった。
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