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中央教育審議会小学校部会(8/30)

中央教育審議会初等中等教育分科会教育課程部会小学校部会を傍聴。この部会で初めて,次期学習指導要領における小学校の授業時数や教科等のバランスの提案が行われた。教育基本法,教育関連三法の国会審議が終わり,1年ほどほぼ止まっていた中教審の審議がいきなりラストスパートに入った。すでに新聞報道等されているが(毎日朝日読売),主な点は以下の通り。もちろん,あくまで提案であり,まだ確定ではない。

・年間の総授業時間を低学年70時間,中・高学年35時間増加させる
・低学年では国語・算数・体育が増
・中学年では国語・算数・体育・理科が増,社会が少し増
・高学年では算数・理科が増,社会が少し増
・総合的な学習の時間は年間70時間に削減
・5・6年に年間35時間の英語活動を新設,総合的な学習の時間とは別枠
・英語活動では,国際感覚やコミュニケーション能力の育成も視野に入れる
・増加する授業時間の確保は,週あたりの授業時数増,長期休業の短縮のほか,朝の学習やモジュール学習などを授業時数としてカウント
これで概ね10%の授業時間増となる。授業時間増は30年ぶりのこと。世論はよく,現行学習指導要領の反省や是正という表現を使うが,教育課程の改訂は現行の反省や是正のために行われるのは当たり前であり,今回に限ったことではない。今回の改訂の基本的な考え方は,現行の「生きる力」の育成を引き続き目指すものであり,「ゆとり教育」の理念は継承となる。その達成のための授業時間増と考えられている。
ちなみに中学校でも,同様に授業時間10%増。3年の国語,1・2年の数学,3年の社会(歴史),2・3年の理科,全学年の英語,全学年の保健体育が増えることに,翌日の中学校部会で提案されている。

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