ICCE2007(11/8)
国際学会ICCE(15th International Conference on
Computers in Education)に参加するため,横浜の講演を終え,YCAT,羽田空港経由で広島へ。広島空港からリムジンバスで広島駅に来て,さっそく野中さん推薦の広島お好み焼きを食べる。うまかった。ホテルはそこからさらにタクシーで20分もかかるところだった。野中さん,石塚さんと合流して早速ラウンジ。
翌8日は,朝一番で清水理事長@NIMEによるkeynote speech。日本のe-Learningの現状と,NIMEの役割についての講演だった。特に,学習オブジェクトとLOMなどの関係について詳しく述べられた。途中,NIMEによる文部科学省先導的教育情報化プロジェクトの紹介があり,ぼくが呼ばれた。Please stand upにはびびった。
ICCEだけに,発表されている内容の多くはシステム開発とその(心理学的な)評価が多かったように思う。教育学的なものについては,海外の人の多くが普通にstudent-centeredと言っているのはいつものことだけど,流行とか主流はそうだとしても,じゃあteacher-centeredは全然ダメってことなの?とまた思った。何でも結局はmixedのところに落としどころがあるように思うし,どのmixture具合こそがミソだと思うんだけどな。このあたりをもっと議論したいけど,ぼくの英語力では無理。
そうこう言っているうちに自分の番。今回はUNIQUEプロジェクトによる"Teachers's Desktop"のVer.1の開発と評価についての発表。何とか無事に過ぎて終了。ほっとする。英語の発表はからきしダメだし,メモを読むばかりだけども,これが今の実力。それに比べて石塚さんはプレゼンがうまいな。ぼくも英語であのぐらいプレゼンできるようになりたいな。
発表論文は以下の通り。
Tatsuya Horita, Mari Wada, Takeharu Ishizuka, Hiroshi Hatakeda, Eita Aoki, Tomoyuki Sugiyama, Hiroyasu Itoh, Shin Sasada(2007), Teacher's Desktop: A System for Distributing the Location of Useful Information on the Web for School Teachers, T.Hirashima et.al. ed., "SUPPORTING LEARNING FLOW THROUGH INTEGRATIVE TECHNOLOGIES", Proceedings of ICCE2007, pp.607-610
Takeharu Ishizuka, Tatsuya Horita, Shin Sasada, Mari Wada(2007), A Survey on School Work with Computers and Collecting Information on Education for Teachers in Japan, T.Hirashima et.al. ed., "SUPPORTING LEARNING FLOW THROUGH INTEGRATIVE TECHNOLOGIES", Proceedings of ICCE2007, pp.pp.587-594
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