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2008年9月

「伝える極意」が月曜日の夜に再放送

NHKエデュケーショナルの桑山さんから連絡。ぼくも監修メンバーに入っているNHK教育の学校放送番組「伝える極意」が,毎週月曜日の夜,19:40-19:55に再放送されることとなった。
以下,11月までの放送予定。ぜひご活用を。

 9月29日「ありがとう!の気持ちが伝わるように~お礼状~」
10月 6日「1分間で思いを伝える~スピーチ~」
10月13日「おどろきのハンドパワー~スピーチ~」
10月20日「相手の胸に届けるように~朗読~」
10月27日「自分にぴったりする言葉を見つけよう~詩~」
11月 3日 教育フェア特集編成のため休止
11月10日「感想がスラスラ書ける~感想文~」
11月17日「話して聞いて幸せになろう~話し合い~」
11月24日「その答えに納得!~クイズ~」

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教育ルネサンスに東原先生(9/27)

読売新聞「教育ルネサンス」に,信州大学教授の東原先生へのインタビュー記事が掲載された。
記事にもあるが,東原先生は,教育におけるコンピュータ活用の黎明期から長くこの分野に取り組んできた方だ。ぼくは学生時代に筑波大学を訪問し,東原先生に当時の実践や考え方を伺ったことがある。かれこれ24年も昔の話になる。
記事の中では以下の文章が印象的だった。

「ICTは単なる道具に過ぎないのに,使いこなす自信がない不安から,必要以上に敵視する。教育は人間がすべきで機械がやるべきでない。子供同士のつきあいが希薄になり,教師との人間関係も疎遠になるなどとして,コンピューターは役に立たないと極論に走ってしまう」
学校現場でのICTへの偏見は相変わらず少なくない。よいものを見てもらうことで変えていけるよう,ぼくもがんばっていきたいと思った。

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無事帰国(9/26)

英国から無事帰国。
いつも書くけど,行くたびに英国の学校の情報化は着々と進行している。もちろんぼくが見ることができる学校,出会える教育委員会関係者は,全英国のほんの一部だ。それでも,ある時は政府系から,ある時は企業系から,ある時はダイレクトメールでの依頼で,さまざまな形で,さまざまな学校に出向くようにしている。個々の学校の取り組み方は異なっているけども,そこで出てくる考え方,受講した教員研修,支援を受けた資金等は,だいたい同じところに行き着く。つまり,政策や予算付けがうまく機能しているということだ。今回もその確信を深めた。
IWBがこれだけ普及し,コンテンツがたくさん提供されている中で,実物投影機に注目が集まり始めていることには驚いた。日本でのぼくの主張と同じことが起こり始めていることがうれしかった。今後も連携していきたい。

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英国最終日(9/25)

07:00過ぎチェックアウト。荷物を預ける。バス,Circle Line,c2cを乗り継いでUpminster駅。
P1000679P1000722P1000746Engayne Primary Schoolは,遠かったけども,とても勉強になる学校だった。英国の小学校にしては規模が大きかった。IWBではなく,プロジェクタ(天吊り)と実物投影機で授業を進めていた。児童用としてはTabletPCが導入されていた。どの教室でも,教員も児童も,実物投影機で情報が共有できて勉強がよくわかるようになると言っていたのには驚いた。ICT主任と副校長がていねいに案内してくれた。
P1000767P1000825P1000877その後,Parsonage Farm Primary Schoolへ。こちらは少し田舎の学校。しかし学校長のビジョンでICT化がどんどん進んでいた。氷が溶ける様子についての学習を実物投影機を用いてやっていた。幼稚園クラスも見せてもらい,子どもたちと親しんだ。
終了後,学校長のほか,この地区の教育委員会のICT ConsultantのDave Smithにたくさん話を聞くことができた。彼は,英国のVisualiser Forumの会長。授業の何に実物投影機が役立つかという議論は,まったく一致した。このことはいずれ,日本でのぼくらの研究に影響してくると思った。
P1000883視察が終わり,Picadelly circusまで戻って,Japan Centreでうどんを食べた。ここで新さんにお礼を言って別れた。それからFotnum & Masonでおみやげを買った。ホテルに戻って,野中さんと話し込みつつ,CAL09申込。ヒースロー空港で野中さんと別れてANA便へ。

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英国5日目(9/24)

午前中はたまった仕事。英国でも時間を見つけて仕事したんだけど,やっぱり終わらない。野中さんとのんびりブランチ。12:00ホテル発。バス,Circle Line,Jublilee Lineを乗り継いでWillesden Green駅へ。
P1000595P1000605P1000618St Mary Magdalen's R.C Junior Schoolは,7-8年前に着任した辣腕女性校長によって改革が進んだ学校だった。子どもたちにとって魅力的な学校にするために政府に申請し,校舎改築費をゲットした。ICT関係にも莫大な費用が投じられている。12学級と少人数指導室,Computer Suiteで,あわせてPrometheanのIWBは15セット。教室用のノートPC30台は充電ラックに入っている。まもなくウルトラモバイルPCが90台導入されるそうだ。もちろん全館無線LAN。ICTmarkには始まった年に採択されている。
P1000646P1000649P1000663The head of ICTのEneas McNulty氏は,この学校に15年。週2日は教育委員会に出向しているとのこと。いわば校内のICTリーダーの権限は,英国に視察に来るたびに強くなる。日本でいえば教務主任か学習指導主任のような立場の位置付けでICTリーダーがいる。
300名いるICTmark Assessorのうち12名のsenior assessorであるRichard Allen氏に人材育成について詳細に聞くことができた。これは大きな収穫だった。
P1000671P1000677帰り道,みんなでJapan Centreに行き夕飯。ショウガ焼き定食を食べる。その後,半値で購入したチケットでレ・ミゼラブルを見る。スピード感のあるミュージカルだった。

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英国4日目(9/23)

P1000477P1000478P1000537ホテルをチェックアウトしてブライトン駅からBritishRailwayに乗り,ビクトリア駅。その後,またBRでBromley South駅へ。Bromley教育委員会のMr. Andrew Ferrierと彼の同僚にお迎えに来てもらい,Churchfields Primary and Nursery Schoolを訪問した。
授業は3/4年生複式。3年生と4年生は児童数が多いので,あわせて3クラスとし,どのクラスも3/4年生複式なのだそうだ。このこと自体はこちらではそう珍しくはない。授業はYear3の読解と作文の授業。絵本と記述文を見ながら検討し,書いたりするものだった。IWBを使った典型的なこちらの授業。先生は担任のほかに2人の支援者がついていた。教室のICT環境は完璧。配線も簡単にできるようになっている(もっとも配線は教員の仕事ではない)。
P1000492P1000521P1000552ロンドン界隈では,ほぼすべての教室にIWBが入っている。国から提供されるコンテンツも豊富だ。それでもやはりコンテンツは不足しているとのこと。学習指導は多様であることを考えれば,ある意味,当然のことだと思う。そこで実物投影機を使って補うという発想になっている。絵本を大映ししたり,子どものノートを映して検討したりするなど,日本と同じ活用法を見ることができた。デジタルコンテンツが豊富な国でも実物投影機の活用場面は存在し,そして有力だ。
P1000509P1000529P1000566授業後,Bromley教委の教員研修センターに行き,いろんな話を聞いた。SLICTやICT Markが,学校の情報化に大きな目安となっていること,しかしそれだけでなく教育委員会レベルの地道な導入と研修の連携の積み重ねが重要であることが確かめられた。ICT活用指導力の向上は,結局のところ授業力が鍵ということをディスカッションした。今日参観した授業でも,ペア学習や,子どもの考えを書くシーンはいくつかあった。「ICTの効果」と言い切るのは単純すぎる。

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英国3日目(9/22)

ブライトン大学教育学部のラブレス教授に会いに行く。ラブレス教授は,野中先生の英国留学時代の師匠で,UNIQUEプロジェクトの関係でもいろいろとお世話になっている。このブログにも何度か登場している。ぼくらはいつも「アブリルさん」と呼んでいて親しくさせてもらっている。
今回は,アブリルさんに,UNIQUEプロジェクトとして執筆をお願いし,出版をした「わかる・できる授業のための教室のICT環境」の件でお礼を申し上げた。次に,新さん@エルモと一緒に,日本での実物投影機活用の様子について紹介をした。その後,国際学会での発表のことを相談した。アブリルさんはいつものようにていねいに相談に応じてくれ,貴重な示唆をいただいた。感謝。
P1000468野中さん・高橋と安い中華料理屋に行った。久しぶりに醤油味のものを食べて,何だかホッとした。

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東京都小学校視聴覚教育研究大会(10/24)

都小視研による東京都小学校視聴覚教育研究大会が,視聴覚教育総合全国大会を兼ねて,10月24日(金)に江戸川区立清新第一小学校で行われる。全学年の公開授業,都小視研の研究発表の後,ぼくが講演する。詳しくはこちら(pdf)

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英国2日目(9/21)

時差に負けずに眠る。今日は日曜日。時差ボケ解消のための休日でもある。
朝からのんびりと,full English breakfast。野中さん,高橋と久しぶりにのんびり話をする。部屋に戻っていくつかの仕事を片付ける。
P1000443P1000446P1000453午後,散歩に出る。これまでブライトンに来た時は決まって雨模様だったけど,今日はとてもよい天気。たくさんの人がビーチに街に繰り出していた。狭い路地の商店街であるlaneでは,ちょうどart festival中ということもあって,子どもたち向けのアート体験サービスがたくさん行われていた。ヨーロッパ来ると,こういうことが充実しているなと思う。野中さんたちと合流して,遅めのランチでfish and chipsを食べに行く。ぼくはgrilled halibut(オヒョウ)を頼んだ。

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英国1日目(9/20)

台風直撃で出国を心配したが,関東地方は予定より早めに通過した。朝イチで品川,NEXで成田空港へ。買い物をし,荷物を詰め直して,搭乗手続き,出国審査。ビジネスラウンジでメール片付け。予定より少し早めに離陸。ご飯を食べながら映画「アフタースクール」を見て,その後は爆睡。モスクワ上空あたりから仕事。筑波での中央研修の段取り,プレゼン作成。JAET原稿執筆。
ロンドン・ヒースロー空港で新さん@エルモと合流。3人でリムジンバスに2時間揺られてブライトンへ。野中さんと合流。4人でホテルで夕飯。
部屋のモデムの電源ケーブルがなぜか無くてフロントと交渉。代替電源ケーブルは見つからず,部屋を換えてくれという交渉も満室で無理とのことで,結局は無線LANの24時間チケットをもらう。とはいえ部屋では無線LANは入らないので,フロント横のソファーでメールチェック。ホテルはパーティーで大騒ぎ。リゾート色の強いブライトン,しかも週末じゃ仕方ないか。
長い1日が終わって眠る。

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特集号総説が採録決定(9/19)

日本教育工学会論文誌の今期の特集号は,「学力向上を目指したICT活用のデザイン・実践・効果」。その特集号に掲載される総説論文を木原さんと書いた。木原さんはさっさと情報を整理し,すぐに担当部分を書き上げた。ぼくはといえば,なかなか書けなくて落ち込む日々だった。無事採録になってよかった。

堀田龍也・木原俊行(2008.12予定):
我が国における学力向上を目指したICT活用の現状と課題
日本教育工学会論文誌,Vol.32, No.3,採録決定

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総研大文化科学研究科教授会(9/18)

総研大文化科学研究科は,全国にある基盤機関が担当している。よってその教授会は,全国各地から先生方が集まることになる。今日は学士会館に100名弱が集まった。ぼくは2008年6月に総研大に着任したので,今回が初めての教授会だった(年に2-3回しかない?)。学位論文の投票などが行われた。

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K3定例会(9/19)

溜池山王のNTTドコモでK3プロジェクトの定例会。教材のプレスリリースについての調整。アンケート調査の分析・公開タイミングについての調整。報告書および予算調整。

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NIMEな1日(9/18)

200809181419000200809181420000熊本の疲れを残したままNIME勤務。K3プロジェクトのアンケート調査の返信がドカドカと届き,秘書の小西さんはとてもたいへん。分析について委託した企業と打合せしたり,書類整理のための学生たちの手配をしたり。ぼくは問い合わせ電話やメールの整理,返送率等の計算をし,翌日のK3プロジェクト定例会資料を作った。

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読売新聞「教育ルネサンス」

ルネサンスと言っても髭男爵ではない。
読売新聞には「教育ルネサンス」というコーナーがあり,年に1回ぐらい,教育の情報化を取り扱っている。現在ちょうどそのタイミングだ。全教員がICTで授業ができるよう研修した東京都日野市の例や,学校長が情報化のリードをとっている岐阜市立本荘小の例などが掲載されている。

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ショートレター無事採録決定(9/17)

NIMEと内田洋行の包括連携契約によるUNIQUEプロジェクトの成果の1つである論文が,日本教育工学会ショートレター特集号に無事採録が決定した。

堀田龍也・高橋純・青木栄太・森下誠太・山田智之・吉田茂喜・江山永(2008.12予定):
教科書に準拠した算数科提示用デジタルコンテンツの開発
日本教育工学会論文誌,Vol.32, Suppl.,採録決定

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「子どもとケータイ」フォーラムin熊本(9/17)

Dsc_0133P1020480熊本県教育委員会主催の「子どもとケータイ」フォーラム2008が,熊本県立劇場コンサートホールで行われた。聞いたところによると,参加者は教員が約600名,PTAほかが約100名とのこと。大きなホールがほぼ満席で,しかもみなさん真剣に聞いてくれた。
ぼくは,RKK熊本放送の福島アナウンサーと一緒に司会進行兼コメンテータ役。大きな役割だし,最初から最後まで出演しているという状況だったけど,登壇者の報告がどれもすばらしかったから,とても勉強になったし,登壇者同士が仲良くなれた。蔵田さん@GaiaXと三浦さん@熊本県警は現実のたいへんさを怖いぐらいに伝えてくれたし,曽我さん@全国PTA連合会会長は保護者に向けた熱いメッセージを送ってくれた。小・中・高の実践は,どれも現実的で示唆に富む優れたものだった。ケータイ3社を代表してのNTTドコモの日高さんの報告は,テクノロジーによる安心・安全の実現を予感させた。福島さんの進行は見事だった。おかげでよいフォーラムとなった。もちろん,フォーラムのデザインがよかったことが最大の勝因であり,裏方として企画・内容調整・演出を繰り返してきた戸田指導主事の力量によるものだ。
Image終了後,柿下指導主事が,蔵田さんとぼくを「とろく黒亭」に連れて行ってくれた。満足。
夜の飛行機で帰京。大きな仕事が終わり,ドッときた。個人的には,故郷・熊本でのフォーラムでもあり,親戚がやってきたとか,高校時代の同級生(PTA副会長とか,学校の情報化の関連企業人とか)が来てくれたことがうれしかった。母校の生徒指導担当の先生が,天草で指導主事をしている同級生や,母校に勤務している同級生たちの伝言を伝えてくれたのもうれしかった。帰りの空港で,同じく高校時代の同級生の池田和貴県会議員と情報モラル教育について電話で話をし,その活躍をうれしく思った。

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NIME,そして熊本へ(9/16)

早朝よりNIME。学会論文の査読判定。事務的なこといろいろ。清水理事長打合せ。TRAIN-navi打合せ。お昼はメディア教育研究査読に取り組む。アクティブブレインズ平山社長来研。全教育研究職員会議。重要な案件。明日の熊本でのプレゼンを作り始める。海浜幕張からリムジンバスで羽田。車中で読書。ラウンジで査読の続き。機材繰りで飛行機の出発が遅れる。飛行機に乗って査読コメント2本を仕上げる。遅れて熊本空港。リムジンバスに乗って,日程調整等。ホテルにチェックイン。戸田指導主事から電話をもらう。体力温存で出かけず,メール処理,プレゼン仕上げ。学会研究会対応。セミナーML手配。目が回る1日だった。

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「教員のICT活用指導力向上」フォーラム(10/3)

「教員のICT活用指導力向上」フォーラムが,10月3日(金)お台場で開催される。このフォーラムは,NIMEが文部科学省から受託して開発しているTRAINの開発およびその活用について報告するものだ。
TRAINは,現在の我が国でのICT活用指導力に関する関連情報が最も集約されている研修システムであり,その中身や活用について知ることは,ICT活用指導力の向上に関わる最先端の情報を得ることができるということでもある。今日,ICT活用指導力の向上は期待されているものの,教員研修は削減の傾向であり,在校研修のためのTRAINはその点で有望だ。また,教育センター等の研修の質の向上のための外部情報としてもTRAINに期待が集まっている。これらの活用実践の報告をし,ディスカッションするのが今回のフォーラムの目的だ。
例年,数百名もの参加をいただいている本フォーラム,ぜひみなさまのご参加をいただきたい。申込はこちら

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実物投影機活用実践セミナー in 東京(9/13)

E3E2E1実物投影機活用実践セミナーの最終回が,東京・田町で行われた。参加者は130名超。女性率,若手率が高かったのが印象的だ。文部科学省より中沢調整官,麻生専門職がお見えになった。JAPETからは森田事務局長以下3名。JEMAからも小竹事務局長がお見えになった。日本教育新聞,教育家庭新聞,少年写真新聞などのメディアも入った。3名の模擬授業は盛り上がり,パネルディスカッションもまずまずだった。6ブースで行われた体験型実践発表はどこも大盛況だった。高橋のトークも,慎重でありながらパンチが効いていた。林本部長@エルモのご挨拶もすばらしかった。磯崎さんの司会もとても上手になった。スタッフすべての努力で大成功となったことに感謝したい。

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目黒区立原町小訪問(9/12)

H1H2H3目黒区立原町小に野中先生と訪れた。ぼくら研究者は,学校現場に呼ばれて助言をすることが多いが,その方法は見よう見まねで習得したものだ。誰かと一緒に現場を見ることの大切さは,かつて木原さんと一緒に岡山市立平福小に入った時に強く感じたことだ。そんなこともあり,自分がお手伝いしてきた原町小に,ぼくらのための勉強の機会をいただけないかとお願いしたところ,3-4校時の授業公開,5校時の研究授業,6校時カットで全教員が参加する協議会の機会をいただくことができた。協議会では野中先生にICT活用についての考えを述べてもらい,先生方が納得していく表情が印象的だった。
5校時の遠藤先生の授業は,その授業づくりから関わり,協議会ではその考え方について解説した。遠藤さんはとても一生懸命に授業を準備した。その細案は5pに及んだが,学習内容も時間も,ズレがほとんどなくピタリと収まったのはさすがだと思った。指導案通りに授業を進めたのではなく,授業シミュレーションがよくできていたということだ。教員の予測通りに子どもたちが発言しているということは,子どもたちのことをよく看取っているだけでなく,発問が明確だということだ。授業中の片々の技術も大切にされていた。典型的なよい授業を見せてもらった。遠藤先生おつかれさまでした。

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杉並区立沓掛小訪問(9/11)

杉並区立沓掛小の倉澤校長とのご縁ができ,学校を訪問した。元はといえば,ぼくがかつてたいへんお世話になった井出杉並区教育長とのご縁。杉並区は全教員のPC整備が完了,教室にも学習用PCを導入したが,ICT活用そのものがさほど進んでいるわけではない。これから沓掛小の助言をしていくにあたり,校内研に訪問する前に一度,下打ち合わせのために訪問した。
若い教員が多い学校の活気を感じた。学校長の意思決定は相当早い印象だった。一方,ICT活用は,まだ機器が前面に出ている印象。これはある部分仕方ないけども,先端研究なのか,普及研究なのかについて,戦略をはっきりさせましょうとまず助言した。

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細野さん送別会(9/11)

文部科学省初等中等教育局参事官付のうち,情報教育を担当している部署を通称「情報島」と呼ぶんだけど,その情報島からエース係員の細野さんの栄転が決まった。そこで急遽,送別会となった。ぼくは静岡から急いで新幹線で戻り合流した。
細野さんにはとってもお世話になった。ぼくが着任した直後に細野さんは着任し,ほぼすべての業務に深く関わった。その苦労もぼくはずっと見て来たから,とても寂しく思うけど,2年4ヶ月の同係への在勤はむしろ行政では長すぎるぐらい。彼のこれまでの努力を称え,今後のご発展を祈念する思いだ。
Image送別会は,情報島OBの磯崎さんも参加し,とても盛り上がった。大塚情報教育係長がちょっとだけ寂しそうだったけど,そんなこと言ってられないくらいたくさんの重要案件があるからがんばろうと挨拶していた。新学習指導要領も出て政策的にも大切な時期。ぼくもがんばろう。そう思った。

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富士市立田子浦小校内研(9/10)

富士市立田子浦小では,1学期に2回,別の講師が入っていて,2学期に2回,ぼくが助言に入るということになっている。与えられたたった2回で,どう先生方に助言するか。結構難しい問題だ。校内研のテーマは「説明する力をつける」。スキルの問題と,伝えたいという思いや願いの問題が絡み合う。
Tago1Tago2Tago33校時に4つ,4校時に6つの授業を見て回った。5校時は中心授業だった。先生たちはいずれも真摯に取り組んでいた。特にベテランはいい授業をしていた。若手はポテンシャルを感じるが,もう少し磨けばもっと伸びると思った。中堅が少し寂しい印象。次回10月にまた期待したいと思う。

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「教育への公的支出,日本最下位」

OECDによる「図表で見る教育2008」での調査の結果で,日本の教育費の公的支出はGDP比3.4%で,先進国中最下位だという報道。順位も問題だけど,実際の比率は諸外国より確かに低い。その分,私費による教育費負担は高い。
国のカタチはそれぞれだから単純な比較はよくないと思う。たとえば韓国はICT活用も進んでおり,公的支出も高いけど,一方で私費支出も高い。日本は私費では高いので,教育は大切だと思われているけど,公的支出がなぜか低い。文部科学省は,3.4%を5.0%に引き上げたいと言ったが,財務省からの反発で見送られた経緯がある。だからこれは,文部科学省の課題というより,日本という国の予算配分全体の課題だ。
たとえばICT環境の整備でも,文部科学省は何をしているんだ,教育委員会は何をしているんだという批判をよく聞くけど,国全体として,自治体全体として,教育予算をどのぐらいにするかという話は,文部科学省や教育委員会だけでなく,国や自治体全体の考え方の問題だ。何かの費用を増やすということは,何かを減らすということ。何を減らしてでも教育費に回すべきかという具体的な議論にならないと,ちっとも前には進まない。少なくともぼくは,教育費に多くの予算を獲得しようと努力している文部科学省の人や教育委員会の人たちをたくさん知っている。こういうものが見送られる背景は何か,教育関係者以外の判断はどうなっているか,もっと話題にしていく必要がある。

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富山市立山室中部小学校公開研究会(11/28)

11月28日(金)に行われる富山市立山室中部小学校の公開研の二次案内がここ(pdf)ここ(pdf)に掲載された。申込はこちらから。定員は500名で,達したらすぐに打ち切りらしい。
ちょうど9月8日(水)の日本経済新聞に,当校のことが大きく掲載された。

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仙台市教育局で講義(9/8)

Gyu25日ぶりにまた仙台へ。駅に教育委員会の方がお迎えに来てくれて,一緒に牛タン屋新規開拓。今日もおいしかった。
荒井教育長と懇談の後,14:00より教育委員会首脳の方々に教育の情報化に関する情報提供の講義。教育長,次長はじめ,学力向上担当の指導主事,教育センター所長,総務課,教育情報化推進係等の関係者が集っての講義。仙台市が考えている関連5施策についてもコメントをした。いったいどのぐらい役になったのかは自分ではわからないけど,こういう話を各部署の人が聞くということ自体がすばらしいと思った。窓口の菅原先生,おつかれさまでした。
終了後,松川係長はじめ情報化推進係の面々と一献。とても前向きなメンバーで,係の結束を感じた。みなさん,楽しい時間をありがとうございました。

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日本教育工学会研究会in玉川大(9/6)

Image日本教育工学会研究会のため玉川大学へ。会場のMMRCは3回目の訪問だけど,とてもすばらしい施設だ。河西先生はじめ会場校のスタッフがとてもきびきび行動していただき,準備も進行もとても順調だった。委員長としてホッとした。
今回のテーマは「学校図書館と情報教育」。学会会員以外が半数以上集まり,特に図書館教育の実践者の熱いディスカッションが続いた。ぼくが座長をした方の会場は立ち見も出たし,よい議論にもなった。
今回,ぼくの関係の発表は以下の4件。塩谷さんは今回のテーマの中核。高橋君と石塚さんはUNIQUEの成果報告で注目を浴びていた。正木さんは初プレゼンだったけど,とてもよい出来だった。

○塩谷京子・堀田龍也(2008.9):中学校・高等学校の生徒の情報活用スキル習得度の調査,日本教育工学会研究報告集,JSET08-4,pp.15-20
○高橋純・堀田龍也・青木栄太・森下誠太・山田智之・吉田茂喜・江山永・井口紗希子・吉川亜依(2008.9):教科書準拠の提示用コンテンツを活用した授業実践と評価,日本教育工学会研究報告集,JSET08-4,pp.69-74
○石塚丈晴・堀田龍也・野中陽一・高橋純・青木栄太・山田智之(2008.9):教室のICT環境と算数における学習指導での活用に関する調査,日本教育工学会研究報告集,JSET08-4,pp.75-78
○正木寛子・長谷川学・坪倉文恵・堀田龍也(2008.9):携帯型ゲーム機で動作する学習ソフトを用いた家庭学習の効果の検討,日本教育工学会研究報告集,JSET08-4,pp.79-86

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NIMEな1日(9/5)

朝からNIME。たくさんの電話対応。文教施設協会から来客。K3プロジェクト研究開発部会。清水理事長打合せ。論文を書こうと思っていたけど何もできず。

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総研大大学院入試(9/4)

総合研究大学院大学文化科学研究科メディア社会文化専攻の入学試験。書類審査,面接等の業務が行われた。大学院博士後期課程の入試となるため,非常にシビアだった。

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仙台市教育センター(9/3)

SendaiImage仙台市教育センターで講演。教育の情報化全般についてという依頼だったが,昨年度に同市で2回講演していることもあり,今回は新学習指導要領の情報関係記述,ここから始めるICT活用,情報モラル教育の最新情報という3本柱で話を構成した。仙台なのでもちろん牛タンも食べた。

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岩手県軽米町立笹渡小学校(9/2)

朝の新幹線で八戸駅へ。佐藤先生が迎えに来てくれる。
岩手県軽米町立笹渡小学校へ。岩手県の北の県境にある小さな学校だ。全校児童31名。佐藤先生はこの学校の新任教頭だ。校内を案内していただくと,子どもたちの元気な声。すてきな学校だと思った。
Sato1Sato2低学年が帰った後,6校時に5・6年複式学級での佐藤先生の飛び込み授業。伊能忠敬の業績から,当時の社会背景に迫る授業だった。全校の先生方も参観,その後,1時間のトークセッションを行った。先生方が真剣に聞いていたのが印象的だった。
放課後になり,八戸に戻って,石井さんや圓子さんとの懇親会。楽しくおいしい会だった。みんなありがとう。

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熊本県教委のWebサイトに(9/2)

熊本県教育委員会のWebサイトに「教育の情報化(情報モラルに関するラジオ放送のお知らせ)」ということで,先日のRKKラジオの収録の様子と,オンエアの予定について掲載された。

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RKKラジオ収録(9/1)

Rkk朝の飛行機で熊本へ。空港に戸田指導主事が待っていてくれた。RKK熊本放送へ。福島アナと3人で,9月17日(水)のフォーラムについての打合せ。教員だけでなく保護者や一般も参加可能な,700名という大規模フォーラムだ。福島アナもそのブログに書いてくれている。
ラジオの収録は初めてだった。テレビと同様,秒を意識する仕事には緊張感があった。今回の番組は実質13分50秒。もちろん,福島アナとの掛け合いの結果をその時間に納める。福島アナは,透き通った声で,ほんとうに上手にリードしてくれた。おかげで収録はピッタリで,一発で完了だった。よい経験になった。オンエアはRKK熊本放送にて,9月6日(土)朝07:25-07:40,「新・この人に聞きたい」という番組。地元の人はぜひ。

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キーボー島利用状況(9/1)

キーボー島アドベンチャーの5年目,2008年度の運用の2学期スタート時の状況についてスズキ教育ソフトから連絡があった。

登録学校数 1,253校
登録教師数 9,789名
登録児童数 126,635名

1年 4,729名
2年 5,195名
3年 15,957名
4年 36,243名
5年 32,371名
6年 32,140名

キーボー島がオープンしてから本日までに登録した学校数は3,969校。平成20年度学校基本調査速報によれば,全国の小学校は22,476校。これまでに登録した学校は,その17.7%を占めることになる。
ご活用いただいているみなさんに感謝します。

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実物投影機活用実践セミナー in大阪(8/30)

El1El2El35/24の名古屋に次いで2回目のセミナー。参加者は100名を越えた。きれいな会場で活気溢れるセミナーとなった。
JAPET山口専務挨拶,堀田主旨説明のあと,影山さん・笠原さん・塩谷さんの模擬授業。ポスターセッションでは,6ブースがどこも満員,やはり時間不足だった。パネルディスカッションでは,鈴木さん,ナベちゃん,笹原さんがしっかりと役割をこなした。高橋がプロジェクトの研究成果をわかりやすく説明してくれた。最後はぼくの総括講演で,セミナーデザインについても言及した。
終了後のスタッフ打ち上げも大人数で盛り上がった。次回は9月13日(土)東京(田町)。これが最終回となる。

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