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実物投影機の普及に思う(5/7)

「実物投影機をプロジェクタにつないで,大きく映すところから始めればいいんです」
ぼくが最初にそう提案したとき,ずいぶんと異論をいただいたことを思い出す。
「コンピュータの方が表現力がある」という意見。「実物投影機はICTなのか」という,やや斜に構えた意見。「OHPと同じではないか」という意見。「ICTで授業を変えるのだから,普段の授業の延長で使えるICTなど望ましくない,モバイルやインターネット交流などがよいのだ」という意見などなど。
ぼくがこう発言したのは,教室の事実によるものだから,確信を持っての発言だったけども,それでも先輩諸氏に揶揄された時は気持ちが凹んだものだ。
ぼくは,実物投影機だけが良いと言っているのではない。ICT活用が十分に進んでいない現実から考えて,実物投影機から「始めればいい」と言っているに過ぎない。授業を改革すべきだということを大学の先生がよく口にするけども,長年の教え方にはそれなりの良さがある。OHPと一緒だと何がいけないのかもわからない。便利ならいいじゃないか。教育にコンピュータが導入されてから約30年,授業が改革されていないのはなぜなのか。そう問うた時,授業を「変える」のだと意気込むより,無理のないICT活用からスタートして授業が「変わる」ように仕向ける方が得策に思う。何より,実物投影機で映すだけなら操作は簡単だからICT活用の初心者教師でも取り組めるし,それでもそれなりの効果がある。授業をした教師は,自然とプロジェクタで映す授業に慣れるのだから,あとはプロジェクタに入力するソースをPCに変更するのも時間の問題だ。
この考え方を訴え続けて5年が経過した。今では,それなりの認知があると思う。それでも,「うちは地域の研究校だ」というところに初めて呼ばれると,難しい装置の操作で四苦八苦して,授業になっていない様子を見ることがある。まだまだ十分な理解には達していないんだなと,自分の役割を捉え直すことになる。
幸い,エルモの実物投影機は現在,キャンペーン中だそうだ。「みエルモん」の貸出キャンペーンの他,個人でも学校予算でも安く購入できるキャンペーンもある。特にプロジェクタとの組合せ価格が超お得なのだそうだ。興味がある方は,こちら(pdf)から問い合わせを。「堀田のブログを見た」と書いてもらうと話が早いかも知れません。

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