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学校教育の情報化に関する懇談会(6/22)

第6回の学校教育の情報化に関する懇談会。会議の様子はいつものようにインターネット中継された。
今回も自由討議。今回の論点は教員のICT活用指導力の向上,その支援がメイン。学校現場の現状を踏まえて「教室で教師が必要なICTの整備をこそ急ぐべきだ」などいくつか発言したが,残念ながら伝わっている感触は少なかった。児童生徒に端末を配布するという考えの人たちから見れば,現実論者のぼくの意見は保守的過ぎると位置づけられているような印象だ。
懇談会では,「少し先の未来のカタチ」を取りまとめることが重要であることは理解している。学校現場の現状から「少し先の未来のカタチ」までのステップをどう段取りするのかを同時に提案しなければならないことは合意されたように思う。とはいえ,「少し先の未来のカタチ」が理想論で準備され,学校現場の十分な合意がないままに機材が導入された時,その混乱をどう始末するのかについて,地方自治体の行政側の体制まで含めて文部科学省側に「覚悟」があるのかどうか。

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