学校教育の情報化に関する懇談会(6/9)
第5回の学校教育の情報化に関する懇談会。前回は校務で出席できなかったのでやりくりして出席した。会議の様子はいつものようにインターネット中継がされたので視聴した人もいるかと思う。
自由討議の連続だが,次第に論点は整理されてきたようには思う。だけど残りはあと1回(2回?)。ぼくとしては,副大臣主導のこういう大きな懇談会で,学校現場の先生方が夢が持てるような,仕事がやりやすくなるような提言ができてほしいと思う。そういう意味では,ほんとうにこんな浮世離れした話でいいのか,心配な部分もある。また,懇談会では理想論を話すことが重要であるが,概算要求を前にした数年間の情報化の見通しをつけるという現実を考えた時,理想ばかりを論じているよりも,理想に向けて現状からどのように少しずつシフトしていくかという戦略も議論が必要だと思う。特に,議論されている内容はすでに現行の学習指導要領にも書き込まれているにも関わらず,またICT整備の予算も制度もこれまでもずっと行われてきたにも関わらず,なぜ今のような状態のままなのかということを考えた時,単に学校は変わるべきだと言っても変わることはないだろうという想像力を持つ必要がある。
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