日本教育工学会第3日目(9/20)
朝の電車にはたくさんの会員が乗車していた。朝はポスターセッションと「教育ソフトウェア開発・評価」のセッションを聞いたあと,自分が発表する「教科指導におけるICT活用」へ。自分の発表は12件目(最後)なので,それまではいくつか質問。中でも中橋さんの発表は,電子黒板の書き込み機能の活用が,児童の発表のしやすさ・わかりやすさに良い方向にはたらくかを,うまく統制してはっきりと提示していて勉強になった。その後の質疑応答,セッション終了後の議論で,そばにいる教師の存在,はたらきかけについて良い議論ができた。さらなる今後の研究に期待したい。
お昼は疲れて学食で冷やしきしめん。午後は「課題研究5:初等中等教育におけるICT活用」に参加。いろいろ考えることがあったし,時間の無い中でそれなりの議論にはなったとは思うけど,もっともっと議論したい気持ちだった。言いそびれたこととしては,実践を発表する人たちは,実践の全体性を担保しつつ,その実践の意味や価値をどのように実践研究して提示するのかという点についての議論が必要ということ。これは論文の書き方の話でもあるし,実践研究の存在意義にもつながる大切なことだ。
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