シンガポール3日目(12/7)


シンガポールの新年度は1月から。11月末に年度末の試験が行われ,12月の頭までで学校はお休みとなる。ぼくらが行った時期は現地校の参観はできない時期だったが,現地校へのICT導入企業にお願いして,学校の先生とコンタクトをとり,教室環境だけ見せてもらうことになった。学校としては休業期間中であるため,あくまで非公式の訪問となった。
というわけで詳細は書けない。この日は2校を訪問した。1校目は,すべての普通教室にプロジェクタ天吊り,そして実物投影機が導入されていた。PCも使うけど実物投影機の方が頻度が高いとのことだった。2校目はシンガポールの学校視察をした人は誰でも聞いたことがある名門校だったが,こちらも普通教室のICT環境は1校目とほぼ同じだった。マックが導入されている特別なICT教室があり,ここで英語の授業をエリート向けにしているということで,このことがよく視察対象になるということだった。いずれもたまたま学校に来ていた先生に話を聞いたが,視察は視察,普段は普段と割り切っている感じが印象的だった。普通に校内を1周する間に注意深く見てみたけど,IWBはついぞ発見することはできなかった。ましてや児童生徒用端末の活用は「やってる人もいるね,確かに」という言い方だった。
ぼくら研究者は海外を視察する。そこで見たことがその国のすべてであるかのように話すことは気をつけなければならないと思った。ぼくらが今回見せてもらったものもまた同じだ。でも,あの国はスゴイらしいという期待で学校に連絡し,学校も国の代表として恥をかかないようにスゴイものを見せるとしたら,それは事実であっても先端的な一部に過ぎず,一般化を急ぐことは慎まなければならないと思った。
案内してくれたICT支援員の人たちの「先生たちは実物投影機が好きですね。PCは動かない時があるから」という言葉が心に残った。
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