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第34回VHS(4/16)

Q23新年度最初,第34回VHSは,東京大学の福武ラーニングスタジオで行われた。広く豊かな環境は,学びの会場として最高だった。山内先生ものぞきに来てくれた。関係者のみなさんに感謝したい。
原田君によるICT活用の普及の取り組み紹介は,地道な進め方の鉄則を一生懸命トレースしている様子がわかった。おそらくこれからじわじわと効果が出てくるだろう。此川さんの実践報告は,こだわって研究を進めている説明的文章を書く学習活動での指導方策についてのもので,こだわりが良い結果を生んでおり,次が楽しみになるものだった。藤田さんの荒川区での取り組みは,この領域の古くて新しい課題を明確に意識し,区教委と共同して戦略的に進めている一種の頼もしさがあった。園田さんのデジタル教科書開発レポートは,教材開発の奥深さと同時に,教員とは違う教育専門職の仕事の質の高さがよく伝わるものだった。
213宇田さんの模擬授業は,優れた教材研究の賜だった。算数における系統性と児童の典型的な誤概念を深く理解しているからこそできる教材開発と展開にみんながうなった。土方さんの漢詩の指導は,繰り返し,音声,イメージ化,習得と活用など,新学習指導要領を十分に踏まえたものだった。塩谷さんの模擬授業は,関西大学初等部でのミューズ学習からのもので,「思考スキル」の「習得」の必要性をみんなが思い知る結果になった。いずれも良い模擬授業だった。
最後の恒例高橋トークは,いわゆる簡単な本でも有用であること,しかしそれはいわば浅い学習のレベルであること,深い学習はもっとよくよく考え抜いたところにあり,それを考えるような私たちでありたいということだったように思う。表面に見える見栄えの,その向こうを見抜こうとする努力は,ぼくも忘れないようにしたいと思った。
ゲストも多く,特に高橋研の若手が4名も参加し,良い刺激を受けていたことは望ましいことだと感じた。

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