文部科学省「学校教育の情報化に関する懇談会」最終回(4/15)
文部科学省近くのカフェでデザートを食べている野中先生と遭遇。一緒に文部科学省へ。
「学校教育の情報化に関する懇談会」の第12回,つまり最終回。当初予定では3月15日だったんだけど,東日本大震災の関係で延期となっていた。最終回ということもあり,鈴木副大臣,笠政務官,省内の各審議官や局長級まで多数ご列席された。委員もたくさん出席。聴衆はいつもより少し少ない印象だった。ネット中継も行われた。
「教育の情報化ビジョン」は,8月の案をもとに3つのWGで審議したことをもとに再構成され,その最終調整が今回の議題となった。ぼくは,1)震災後のメディア報道を受けての混乱を背景とし,メディア情報を適切に判断する能力(ICT操作という話ではなく)をもう少し強調すべき,2)フューチャースクール推進事業と連携して検証が進むことになるが,学校現場の現実を尊重し,過負担にならないようなバックアップ・サポート体制を,特に地元の教育研究者との連携の中でしっかりと整えていくべきだ,という2点を主張した。
今後おそらく数週間で「教育の情報化ビジョン」の確定版が公表される。ビジョンをもとに,具体的に施策を順番に実行していくことになる。
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