2011年の自己評価その4(外部資金・共同研究編)
6)文部科学省科学研究費補助金
文部科学省科学研究費補助金は,以下が採択2年目となっている。
基盤研究(C) 研究課題番号:22500937 研究代表者:堀田龍也2年目の研究は,特に支援教材の開発手法の研究は一段落してきた。
一斉授業でのICT活用を前提とした教授スキルの再体系化と支援教材の開発手法
また,研究分担者として分担金いただいている科研には以下の2つがある。
基盤研究(A) 研究課題番号:21240070 研究代表者:清水康敬清水科研は一昨年・昨年に引き続き10本の映像を収録した。野中科研は2012年2月の渡英には同行できなく申し訳なく思っている。別の形で寄与したい。
青少年の不適切なインターネット利用の抑制と健全な利用促進に関する研究
基盤研究(B) 研究課題番号:22402002 研究代表者:野中陽一
日英比較研究に基づくICTによる学校イノベーションモデルの開発
7)共同研究等
玉川大学と内田洋行との共同研究UTプロジェクトでは,野中先生,高橋君のおかげで,2008年から引き続き教室のICT環境および指導者用デジタル教科書の研究に取り組むことができた。全国調査や測定実験,授業実践の観察,システム開発を伴う研究だった。現在,年越しで報告書の執筆に入っている。研究発表も多数行った。
チエルとの共同研究は,eTeachersの継続運用,フラッシュ漢検シリーズの開発と順調。フラッシュ型教材活用セミナーもこの1月で31回となる。eTeachersの現状分析を学会発表した。年末にフラッシュ型教材テンプレートが発売された。
スズキ教育ソフトとの共同研究では,校務情報化支援検討会を立ち上げた。同検討会では,校務支援システムの機能等に関する全国調査を行い,その結果を学会等で発表してきた。この点では山本先生@熊本の活躍がある。また,同検討会の成果報告として,校務情報化推進セミナーを1月を含めて4回行うこととなった。キーボー島アドベンチャーは,昨年度に引き続き今年度も登録児童数がすでに18万人を超えるなど,新学習指導要領の全面実施によってしっかりと活用されていることがわかる。2011年は2年間の移行措置期間のログデータを分析し学会発表,査読論文として発表した。
エルモ社とは,「Hot Edu +」の編集をした。研究ではないが,実践普及に大きく貢献する冊子となった。広教とは,Netモラル教材のバージョンアップのほか,研修パッケージの開発を行った。ベネッセとは児童1人1台を前提としたデジタル教材へのアドバイス業務を,教育出版とは社会科の指導者用デジタル教科書の評価のお手伝いをした。
2011年も広く共同研究を行うことができたことに感謝したい。
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