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第5回学校教材活用法セミナー(8/23)

第5回学校教材活用法セミナー(pdf)は,夏休み後半の8月23日(土)12:00-16:30に飯田橋を会場に行われる。先着順。第1回から次第に参加者が増えてきたので,今回は定員を200名にして大きな会場を予約してあるが,すでに先行予約から一般予約となっており,早めの申し込みが望まれる。若い先生,若い先生を指導する役割の先生,教員を目指す学生さんなど,希望者はぜひお早めに。申し込みはこちら

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「どうして漢字ドリルなんですか?」「これをどうやってICTに結びつけるんですか?」
最近,ぼくによく聞かれる質問だ。
ぼくはそもそも,わかる授業をしたいと願っている多くの教師たちに,ICT活用という方法で貢献したいと思ってICT活用を研究してきた。学校現場では,ICT導入への無理解も多くある。そんな中,ICTを活用してよりわかりやすい授業を,できるだけ多くの教師たちで取り組み,学校全体としてのパフォーマンスの向上を期して頑張っている学校もある。これらの学校で決まって取り組んでいることは,学校全体としての学習規律の統一や,学校全体としての学習習慣の確保への取り組みだ。つまり,学ぶ姿勢や学び癖が身につくことが,授業への参画のハードルを下げ,落ち着いた教室での学びの実現,安定した授業環境の確保につながっているということだ。このことは,実物投影機の活用を推進している学校でも,指導者用デジタル教科書の活用に取り組んでいる学校でも,そしてフューチャースクールでも同様だった。ICT活用は,あくまで授業の中で行われる教授行為であり,授業そのものがよりよくなることのために行うのだから,授業のベースになる部分をしっかりとさせるべきと多くの学校が考えたということだ。
首都圏を中心に,若手教師の大量採用が起こっている。若手教師の多くは極めて前向きだ。しかし,あまりに若手が多くなると,指導法を教わりたい若手教師の数に対して,指導法を伝授できるベテラン側の数が圧倒的に不足し,しかも彼らの多くはミドルリーダー以上の管理的業務に就いていることから,若手教師たちも遠慮しがちになる。
かくして,授業を支えるベースとなる学習規律や学習習慣の確保については,その必要性は語られても,その方法論の委譲は十分ではない。結果,若手教師の多くはさまよい始めている。漢字ドリルの指導という,どこの学級でも当たり前に行われていることの指導法すら,十分に若手教師には伝わっていない。
我が国の学校現場の一部は,たいへん深刻な状況にあると思う。だからこそ今,若手向けにセミナーを実施している。かくして半数以上の参加者は初任校に在籍するような若手教員となっている。彼らが学校だけでは学び取れない教授法を,外から支援したいと思っている。

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