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2015年の自己評価その7(海外出張・社会貢献編)

10)海外出張
3月中旬,ロンドンへ。石塚先生,安藤先生とComputing授業の定点観測。Haveringを訪ね,いつものようにDaveと情報交換。4月中旬,ソウルへ。スマート教育学会の関係者にデジタル教科書のことをヒアリングした。5月中旬,シカゴへ。DePaul大学の高橋先生ほかとお会いして,米国でのLesson Studyの取り組みに学んだ。6月上旬,台北へ。台北日本人学校を訪問したり,CompTexTAIPEIに参加したりしたが,とにかく短い滞在だった。6月下旬には,ED-MEDIAに参加するためにモントリオールへ。日本人が少なかった。7月中旬,教育工学の日中交流メンバーとして上海へ。現地の先生方と議論できてよかった。8月下旬からシアトル,シカゴへ。シアトルではBellevue Children's Academyを訪問,シカゴではまたLesson Studyの取り組みを参観した。11月中旬に再び渡英。石塚さんとComputingの定点観測だったが現地2泊はきつかった。11月下旬に台北。台北日本人学校の校内研の指導と,現地校の視察をした。
海外出張が多かったので慌ただしい1年だった。2016年は上手に選ぼう。

11)社会貢献
内閣官房「教育再生実行会議第1分科会」の有識者として,第7次提言につながる審議をした。下村文部科学大臣(当時)と何度か話をすることができた。産業競争力会議点検会合にヒアリング対象として呼ばれた。そのほか,内閣官房,経済産業省にも呼ばれて意見を申し上げた。
中央教育審議会が本格的に動き出した。初等中等教育分科会臨時委員,同教員養成部会臨時委員を拝命した。会議数が多く十分に参加できなかったが,必要なところでは文書で意見を提出した。教育課程部会「情報ワーキンググループ」主査として,次期学習指導要領における情報教育の教育課程に責任を持つ会議なので進行の難しさを感じる日々。中教審以外では,文部科学省「デジタル教科書の位置付けに関する検討会議の」座長として,教科書のデジタル化における法制度の検討をしているが,こちらも優秀な事務局に支えてもらっているものの課題山積。「先導的な教育体制構築事業推進協議会」座長は,分科会が実質的に良い仕事をしてくれているので,要するにまとめ役。「情報活用能力調査に関する協力者会議」は,高等学校の調査がまもなく実施の段階に来た。
文部科学省の研究開発学校である京都教育大附属桃山小,福岡教育大学附属久留米小で助言をした。国立教育政策研究所研究指定校の新潟大学教育学部附属新潟小学校で助言をした。
日本教育工学協会(JAET)の会長として第2期2年目の最終年度となった。次期会長の野中先生との人事調整に入っている。日本教育工学会は,広報担当理事としてニューズレターやWebを担当した。同学会編集委員会の業務も続いている。
NHK教育「メディアのめ」「伝える極意」では番組企画委員を続けた。パナソニック教育財団の専門委員も継続した。
内田洋行によるNew Education Expo東京,同大阪などに登壇した。今年はNHKや日テレのニュース,朝日新聞,日本教育新聞,教育家庭新聞,ほか地方紙にも取材され記事掲載された。DiTTシンポジウムに登壇した。
2011年から指導助言をしている春日井市立出川小学校で公開研でコーディネータを務めた。パナソニック教育財団の特別研究指定校(2年目)の指導として米沢市立東部小学校に関わり,無事に公開研も終わった。関西大学初等部,沖縄県恩納村立山田小中学校,大田区立西六郷小学校,仙台市立鶴巻小学校,台北日本人学校の校内研の助言をした。佐賀県教育情報化改善検討委員会の委員を拝命した。佐賀県教委ICT利活用教育フェスタ,宮城県総合教育センターや仙台市教育センター,浜松市総合教育センター,町田市教育委員会,天草市教育委員会などで研修を担当した。2016年はこの部分を大幅削減することとなり,不義理となることをお詫びする。
VHSは順調。人数が多くなっているが,2016年もこのまま進めていく。

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