「デジタル教科書」の位置付けに関する検討会議(6/2)
文部科学省へ。教科書課に行き,会議の段取り等について確認。「デジタル教科書」の位置付けに関する検討会議の第8回は,たくさんの傍聴者,マスコミに公開して行われた。どの回も出席率がたいへん高く,議論も熱心で,会議後の意見提示も多かった。難しい内容だけに,事務局は相当ご苦労された。座長のぼくも何かと批判されがちの中,何とか中間まとめ案まで来たところでホッとしている。毎回100名を超える傍聴者がいる会議の進行は骨が折れたが,まずは一歩踏み出したといったところだろう。時間がかかる法律改正等は中期的な課題とし,短期的にできる範囲でまずはスタートすることを最優先し,「デジタル教科書」の範囲を限定し検定はしないと決めたこと,それ以外はデジタル教材として今後も市場が活性化していくようにしたことなどが成果だろう。もっとも,今後もさまざまな課題はあるため,中間まとめを広く読んでいただき,関係者および教員・保護者のみなさんから多くの意見をいただいて,秋から冬にかけて最終まとめとしていくこととなった。
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