« 小学館打合せ(6/24) | トップページ | 2020年代に向けた教育の情報化に関する懇談会基本問題検討WG(6/24) »

第65回VHS(6/25)

V123第65回VHSは,池袋サンシャインの会場で行われた。会場にご配慮いただいた教育同人社のみなさんに感謝申し上げたい。
予定開始時刻の30分前にスタート。今回はお祝いごとが多かった。BCAからは清水校長が飛び入り参加。そのほか,文部科学省からも参加があった。
金夫妻によるプレゼンは,さまざまな学校のカタチを知ることで,我が国の教育のすばらしさと課題を再認識する発表だった。
大塚校長による学校紹介は,それぞれの学校には諸事情があり,その克服のためのマネジメントは慎重かつ大胆に行うのだという「覚悟」を感じさせるものだった。土門君の実践紹介は,町に根ざした社会教育主事の仕事の尊さとたいへんさが身にしみるものだった。磯崎さんの製品紹介は,学習/授業を支えるための教材がこんなに良質で配慮されているものなのだということを感じさせる時間となった。
久川君の模擬授業は,算数の表の読み取りと関数的な見方の授業だった。若い教師の日々の努力の跡が見られつつも,教えることから考えさせることへの転換の仕方に課題があるというコメントをした。丸山君の模擬授業は,明治時代にさまざまな権利が平等になっていくプロセスを人権教育の観点から授業化。1つ1つていねいに押さえていく様子に感心しつつ,教科としての目標を見失わないことが課題だという議論の経過を紹介した。影山さんの模擬授業は,児童に書くことを教えるための題材の読解。子供をその気にさせていく授業技術は学年や教科に関わらず通用するのだということを実感した。
恒例高橋トークは,あいにくの時間不足だったが,そんな中でも学習目標と学習活動の切り分けの話や,思考・判断・表現という学習活動と思考力・判断力・表現力という学力の違いについての整理だった。これらをごちゃ混ぜにして考えてしまってはならないというポイントを突いた話だった。


| |

« 小学館打合せ(6/24) | トップページ | 2020年代に向けた教育の情報化に関する懇談会基本問題検討WG(6/24) »

実践」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 小学館打合せ(6/24) | トップページ | 2020年代に向けた教育の情報化に関する懇談会基本問題検討WG(6/24) »