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2017年の自己評価その3(研究以外編)

8)講義
東北大学大学院情報科学研究科では,前期に「メディア・リテラシー」,後期に「情報教育論」を担当した。「メディア・リテラシー」は昨年に引き続き40名ほどの受講者となり,選択科目で最多,必修を入れても4番目という受講数だった。授業評価も高かった。大学院生が相手なので,専門外の院生でもとても面白い講義になった。
学部の講義としては,全学教育で1年次学生の「社会の構造」を担当した。M2の望月と一緒に反転学習+アクティブ・ラーニングで構成した。その他,オムニバスで出講の「科学と情報」のほか,英語B/CをCALL教室で担当した。非常勤や招聘教授はすべてお断りした。

9)本務
全学教育の英語教科部会長という大きな役職を務め,神経を使う仕事をした。研究科では倫理審査委員会,図書館関連委員を担当した。いくつかの人事に深く関わった。
メディア情報学講座は特に博士課程の入学者も増え,受験も多く,いつの間にか最大の研究室となった。ぼくが着任した後に入試で採った院生の登本さんが博士号を取得した。
「情報リテラシー連続セミナー@東北大学」も順調。こちらは小野寺さんはじめ院生スタッフのおかげだ。
「メディア教育論ゼミ」は,博士課程16名,修士課程5名という,大きな規模のゼミになった。ゼミをスタートさせて3年,院生たちの努力で軌道に乗り,成果もどんどん出るようになった。昨年に引き続き遠刈田での夏合宿も成功した。ゼミ運営に献身的に関わってくれる中核的な院生たちに感謝したい。

10)海外出張
1月中旬,台北へ。台北日本人学校校内研で指導助言。3月上旬,SITEのため荒木さんとオースチンへ。5月中旬はシアトルでBCAの日常授業と土曜授業をみっちり学ぶ。6月上旬,台北日本人学校校内研で指導助言。10月中旬に再びシアトル。マイクロソフトとのつながりができる。その足でE-LEARN参加のためバンクーバーで板垣と合流。いい発表だった。
2017年は海外出張をこれまでの半分にした。その分,ちょっと海外の情報が不足している印象がある。

11)社会貢献
中央教育審議会の最終答申が2016年12月に出され,学習指導要領告示が2017年3月だった。初等中等教育分科会臨時委員,同教員養成部会臨時委員,同高等学校部会委員,教育課程部会「情報ワーキンググループ」主査を拝命した。次期学習指導要領における情報教育の教育課程については,次なるステップに入った。中教審以外では,文部科学省「学校におけるICT環境整備の在り方に関する有識者会議」でも座長を拝命し,ICTに関する整備指針について公表した。「学習指導要領における各項目の分類・整理や関連付け等に資する取組の推進に関する有識者会議」の座長も拝命した。
日本教育工学会では副会長を拝命し,企画委員会,研究会,広報委員会等を担当した。日本教育工学協会(JAET)では常任理事として学校情報化認定委員長を拝命した。
NHK教育「しまった!」「Why? プログラミング」の番組企画委員として会議に出席した。
内田洋行によるNew Education Expo東京,同大阪などに登壇した。今年も日本教育新聞,教育新聞,教育家庭新聞などに多数の記事が掲載された。視聴覚教育・放送教育の合同大会宮城大会で登壇した。荒川区タブレットPC導入検証等委員会に出席した。
文部科学省の研究開発学校である京都教育大附属桃山小,お茶の水女子大学附属中学校で助言をした。従来までの関係で新潟大学教育学部附属新潟小学校でも助言をした。国の研究指定以外の学校現場への助言は,福山市立日吉台小学校のみとし,無事に終了した。台北日本人学校の校内研の助言も6月で終了となった。
VHSは2018年2月に解散することを決めた。12年半続いた。関係者のみなさんに心から感謝したい。

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コメント

自治体の情報格差についてどれほどか、群馬県内のある市では 通知表の印刷権限が与えれらず C4THデータをPDFで通知表をみることが出来ない。USBの書き込みができない。教室にLANはない。メールが送れない。電子黒板などみたこともない。・・・という自治体があることを常に意識してもらいたい。現場は本当に大変です。

投稿: 田中 太郎 | 2018年1月 6日 (土) 23時56分

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