2021年の自己評価その2(研究編)
査読付き論文(採録決定含む)は,英文ジャーナル5編(昨年は3編),日本教育工学会論文誌に5編と同ショートレターに7編(昨年は合わせて6編),教育メディア研究に3編,教育情報研究に1編,コンピュータ&エデュケーションに4編と同春季カンファレンス論文集に1編,情報処理学会TCEに1編と同SSSに1編,日本産業技術教育学会誌に1編の計24編(昨年は14編)が採録となった。大学の紀要には3編が採録となった。査読無し論文は初等教育資料などに7編採録された。
2)国際学会発表
LTLEとAAI Winter Congressに合計2編(昨年は4編)が掲載された。今年も国際学会発表はすべてオンラインだった。
3)研究報告
日本教育工学会研究会に10本,情報処理学会CE研に1本,IEEE Transdisciplinary-Oriented Workshop for Emerging Researchersに1本の計12本(昨年は計17本)の研究発表となった。研究会発表はいずれ査読論文に繋がるものが多いので,今後の展開に期待したい。
4)国内学会発表
日本教育工学会の春季大会に10本,同秋季大会に9本,日本教育メディア学会に2本,日本デジタル教科書学会に1本,日本産業技術教育学会に2本,日本人間工学会に1本情報コミュニケーション学会に1本,日本学級経営学会に1本,バイオメディカル・ファジィ・システム学会に1本,全日本教育工学研究協議会に9本,全国算数・数学教育研究大会に1本の計28本(昨年は31本)の全国大会での発表となった。全国大会はすべてオンラインとなった。
5)著書
企画から監修や編著を担当したものが7冊,分担執筆が7冊の14冊(昨年度は11冊)だった。特に『GIGAスクールはじめて日記』(さくら社)は出版のタイミングがGIGA端末配備直前を狙ったこともあり,15,000部ものヒット作になって,年末には続編が出版されるに至った。また『わたしたちとじょうほう(情報活用スキル編)』『私たちと情報(情報社会探究編)』(いずれも学研教育みらい)は,端末の利用を踏まえた情報活用能力の育成の良い道しるべとして普及し始めている。
その他,「総合教育技術」,日経BP「教育とICT」,JEES「wutan」,チエル「チエルマガジン」,NHK教育「NHK for School 番組&WEBガイド」,東洋経済「education×ICT」,日経xTech,朝日寺子屋などに掲載された。
6)文部科学省科学研究費補助金
文部科学省科学研究費補助金の採択(継続)は,研究代表者として基盤研究(B)が1件だった。研究分担者として基盤研究(C)が5件,挑戦的研究(萌芽)が1件だった。
7)共同研究等
Google(GIGA映像プロジェクトほか)からは東北大学大学院情報科学研究科に「Google学習先端技術寄附講座(GALT:Google Donated Department for Advanced Learning Technology Research)」が設置され,情報リテラシー論分野のメンバーが併任となった。
内田洋行からは「初等中等教育におけるラーニングアナリティクスに関する実践的研究プロジェクト」の名称で大きな寄附金による研究がスタートした。その他,学研とは情報テキスト関連,東京書籍とは学習ログ関連,エルモとは実物投影機関連,広島教販とはNetモラル教材関連,チエルとはデジタル教材やマガジン等,スズキ教育ソフトとはキーボー島アドベンチャーやタブレット教材,教育同人社とは教材のデジタル化,MetaMoJiとはMetaMoJi Classroomの機能等,教育出版と三省堂とはデジタル教科書に関する共同研究が進行した。
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