2022年5月
山本久志先生最終講義(5/28)
ぼくが東京都の小学校教諭を退職し,西東京科学大学(現・帝京科学大学)理工学部経営工学科(当時)に助手として着任したのは28歳の時だった。山本先生は,東芝から大学に転職され,専任講師としてシステム工学やオペレーションズリサーチ,経営数学等の授業をされていた。ぼくはいくつかの研究室の助手として学生たちの面倒を見ていたが,その中でも山本先生に一番お世話になり,当時の山本研究室のメンバーとは今でもつながっている。あれから30年。ぼくに大学教員としての振る舞いを教えていただいた山本先生の最終講義を拝聴することができたこと,感無量だった。
JSET研究会(5/28)
手塚和佳奈, 佐藤和紀, 逆瀬川愛貴子, 中野生子, 堀田龍也(2022年5月)
メディア・リテラシー教育の初心者教師による1人1台の端末とクラウドを活用した実践の試行
日本教育工学会研究報告集 JSET22-1 pp.109-116棚橋俊介, 久保田善彦, 佐藤和紀, 堀田龍也(2022年5月)
小学校理科「すがたを変える水」の温度測定におけるプログラミングを活用した授業の実践と評価
日本教育工学会研究報告集 JSET22-1 pp.15-21八木澤史子, 安里基子, 遠藤みなみ, 佐藤和紀, 堀田龍也 (2022年5月)
クラウドでの共同編集機能を用いた学習指導案の検討作業における教師の意識の分析
日本教育工学会研究報告集 JSET22-1 pp.1-8
岩手大学教育学部附属中公開研(5/27)
中教審教科書・教材・ソフトウェアの在り方WG(5/26)
東北大な1日(5/26)
東北大な1日(5/25)
GIGAスクール構想の下での校務の情報化の在り方に関する専門家会議(5/24)
教科書・教材・ソフトウェアの在り方WG事前打合せ(5/24)
情報活用能力調査企画推進委員会(5/23)
Googleメディア・リテラシーセミナー(5/22)
JSET理事会(5/21)
事務局会議は理事会内容チェック等。編集委員会の裏側で人事等の相談。JSET理事会は順調に進み早く終わる。帰仙。
リシードセミナー@ブリタニカ(5/20)
日図協デジタル教材戦略会議(5/20)
東北大な1日(5/19)
東北大な1日(5/18)
仙台三高運営指導委員会(5/17)
文溪堂で講演(5/16-17)
第72回メディア教育論ゼミ(5/15)
情報リテラシー連続セミナー@東北大学(5/14)
EDIX東京(5/13)
中教審教育振興基本計画部会(5/13)
東北大な1日(5/12)
仙台市GIGA校長研修(5/11)
仙台三高訪問(5/9)
結婚式に列席(5/7)
キーボー島利用状況(4/末)

昨年度,登録者が85万人に達したキーボー島アドベンチャー。GIGA端末の活用のための基本的なスキルの修得としてキーボード入力から始めている学校が多くなったのだと思う。
さて,年度が明けた2022年度4月はどうか。2015−2019年度の5年間は,4月の登録学校数は400校強,登録児童数は8万人程度だった。これに対して,2020年度(昨年度)は,4月の登録学校数は400校強のまま,登録児童数は9万人程度で少し増えた程度だった(年度後半にものすごく伸びたけども)。2021年度(昨年度)は,4月の登録学校数ですでに1,200校を超え,登録児童数は約24万人。2022年度(今年度)は,4月の登録学校数で2,100校を超え,登録児童数も40万人を超え,新記録となっている。サーバや回線負荷を鑑み,今年度からはフルクラウドでのシステム運用となった。スズキ教育ソフトに感謝。
登録学校数 2,182校
登録児童数 408,887人
1年 33,068人
2年 41,604人
3年 77,798人
4年 84,407人
5年 82,797人
6年 83,578人
令和2年度学校基本調査によれば,全国の小学校は19,525校。現在の登録学校数は,その11.2%を占めることになる。
2020年度から全面実施となった小学校の新学習指導要領の総則には,「児童がコンピュータで文字を入力するなどの学習の基盤として必要となる情報手段の基本的な操作を習得」とある。小学校でのキーボード入力学習が必須となり,そのスキルは「学習の基盤」として各教科等における深い学びを支えていく。
キーボー島がオープンしてから本日までに登録した教師数は通算40,105人,学校数は11,286校。すでに多くの学校でキーボー島アドベンチャーをご活用いただいている。ご活用いただいているみなさんに感謝すると同時に,ぜひ今後も1校でも多くの学校で活用していただきたいと願う。