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2022年12月

2022年の自己評価その3(本務編)

8)ゼミ
メディア教育論ゼミからは,2022年3月に村井さんと稲垣君が,9月に小田さんが博士号を取得した。これでメディア教育論ゼミ出身の博士号取得は14人となった。2023年3月には,中川さんが博士号取得に向けて審査に入っている。ゼミをスタートさせて8年,オンラインでのゼミもすっかり定着している。自主的な輪講も繰り返されている。
山形県河北町で予定していた夏合宿も,間際のコロナ患者数増加でオンラインとなった。オンライン合宿は板に付いてきたが,来年こそは対面で実施したい。
OB・OGが大学に転身した2022年でもあった。大久保君が島根大学教育学部准教授となり,八木澤さんが千葉大学教育学部助教となった。加えてかつて総合研究大学院大学で指導教員をした中尾さんも神奈川工科大学の准教授となった。今後も活躍を期待したい。

9)講義
東北大学大学院情報科学研究科では,前期に「情報リテラシー論」を長濱君・川田君と担当した。コロナ禍でオンライン授業だった昨年までと違い,久々の対面での授業は楽しかった。専門外の院生も多かったが,とても熱心でいい講義になった。後期は新設の「学習データ分析論」を長濱君が担当,一部をお手伝いした。
後期は昨年に引き続きオンラインで東京学芸大学大学院教育学研究科「教育未来構想論」を担当した。今年も優秀な院生達だった。TAの村上君@高橋研に感謝。
その他の講義としては,全学教育に新設された「情報と人間・社会(高度メディア社会論)」をメディア情報学講座の先生方総動員でオムニバスで出講。同じ講座の先生たちの講義から学ぶことが多かった。大学院「人文情報科学概論」の一部と「英語C」はオンラインで担当した。

10)学内業務
情報科学研究科「ラーニングアナリティクス研究センター(LARC:Learning Analytics Research Center)」のセンター長は継続。ただし,肝心の学習ログの収集はたいへん難しかった。共同研究でようやく少し成果が出始めたところだが,まもなく設置期限が終わる。
「情報リテラシー連続セミナー@東北大学」はオンラインで8回実施,順調に参加者数を伸ばした。

11)海外出張
2020年1月中旬に台北日本人学校に出掛けて以来,2年10ヶ月ぶりに韓国ソウルに海外出張した。

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2022年の自己評価その2(研究編)

1)査読論文
査読付き論文(採録決定含む)は,英文ジャーナル3編(昨年は5編),日本教育工学会論文誌に1編と同ショートレターに9編(昨年は合わせて12編),教育メディア研究に1編,日本学級経営学会誌に2編,コンピュータ&エデュケーションに2編の計15編(昨年は24編)が採録となった。大学の紀要には4編が採録となった。査読無し論文は信濃教育に1編採録された。

2)国際学会発表
ED-MEDIAに2編,SITEに1編,ICoMEに2編,WCCEに1編ほか合計7編(昨年は2編)が掲載された。今年はED-MEDIAやWCCEが対面となり,大学院生やOB・OGが参加した。2023年はぼくも国際学会に現地参加できるかな。

3)研究報告
日本教育工学会研究会に11本,情報処理学会CE研に1本,日本教育メディア研究会論集に5本,教育システム情報学会研究会に1本,日本情報科教育学会研究会に1本,IEEE Transdisciplinary-Oriented Workshop for Emerging Researchersに1本の計20本(昨年は計12本)の研究発表となった。研究会はオンラインから次第に対面に戻ってきた研究会発表はいずれ査読論文に繋がるものが多いので,今後の展開に期待したい。

4)国内学会発表
日本教育工学会の春季大会に12本,同秋季大会に10本,日本教育メディア学会に7本,日本産業技術教育学会に6本,日本教育情報学会に1本,日本デジタル教科書学会に1本,日本読書学会に1本,全日本教育工学研究協議会に8本,全国算数・数学教育研究大会に1本の計47本(昨年は28本)の全国大会での発表となった。全国大会もオンラインから次第に対面に戻ってきた。

5)著書
企画から監修や編著を担当したものが1冊,分担執筆が2冊の3冊(昨年度は14冊)だった。2022年は出版に十分に力を入れることができなかった。
その他,日経BP「教育とICT」,JEES「wutan」,チエル「チエルマガジン」,NHK教育「NHK for School 番組&WEBガイド」,東洋経済「education×ICT」,朝日寺子屋などに掲載された。

6)文部科学省科学研究費補助金
文部科学省科学研究費補助金は,基盤研究(B)が1件,挑戦的研究(萌芽)が1本の両方が研究代表者として採択された。研究分担者として基盤研究(B)が1件,基盤研究(C)が6件,挑戦的研究(萌芽)が1件だった。

7)共同研究等
Google(GIGA映像プロジェクトほか)による東北大学大学院情報科学研究科に「Google学習先端技術寄附講座(GALT:Google Donated Department for Advanced Learning Technology Research)」が継続設置された。いくつかのセミナーに登壇した。内田洋行との「初等中等教育におけるラーニングアナリティクスに関する実践的研究プロジェクト」の名称で初等中等教育におけるラーニング・アナリティクスの研究を京都大学緒方研究室と連携して進めることができた。東京書籍やLentranceとはつくば市教育委員会と連携してデジタル教科書の学習ログ分析についての大きな研究が進んでいる。その他,学研とは情報テキスト関連,エルモとは実物投影機関連,広島教販とはNetモラル教材関連,チエルとはデジタル教材やマガジン等,スズキ教育ソフトとはキーボー島アドベンチャーやタブレット教材,教育同人社とは教材のデジタル化,MetaMoJiとはMetaMoJi Classroomの機能等,教育出版とはデジタル教科書に関する共同研究が進行した。

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2022年の自己評価その1(総論編)

2022年を,毎年の恒例に従い,何回かに分けて振り返ってみる。 2022年は,東北大学大学院情報科学研究科に着任して9年目を迎えた年だった。これまでに在籍したあらゆる勤務先の中で最長記録を更新している。
准教授の長濱君,特任助教の川田君,秘書の立花さんのおかげで,情報リテラシー論分野の運営は安定していた。若くてすばらしいスタッフに感謝したい。
OB・OGの活躍もめざましかった。「後進を育てる(=実践研究者に博士号をとってもらう)」というミッションを自分に課した,50歳になる時の東北大学への着任の成果は,着々と上がって目的が達成されつつある。
クロスアポイントメントの制度により,母校である東京学芸大学大学院教育学研究科(教育AIプログラム)の教授(エフォート10%)を担当することになって2年が経過した。2023年はもう少し深く関わることになりそうだ。文部科学省の視学委員の発令もあった。国立教育政策研究所の役職は上席フェローとなった。信州大学特任教授(教育学部附属次世代型学び研究開発センター)として長野県教委との関係が深くなった。
中央教育審議会をはじめ文部科学省関連の業務も一生懸命がんばった2022年だった。講演等はほぼ断ったにも関わらず,やはり忙し過ぎた。体力,知力,そして気力の限界を感じることも多く,2023年はこれまで以上に講演等をほぼ完全にお断りすることをお許しください。申し訳ございません。
また,2022年3月に,ぼくを女手一つで育ててくれた母が逝去した。自分の好きなことばかりしてちっとも親孝行できなかったことが悔やまれた1年だった。

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広教Netモラル企画会議(12/28)

毎年恒例の広教Netモラル企画会議@尾道。手塚社長にお迎えいただき,平山郁夫美術館を経由して尾道へ。途中,広島焼きを食す。広島教販へ。手塚会長にご挨拶。年末恒例の企画会議は3年ぶりに対面中心(一部オンライン)。事務局がしっかり準備してくれ,良い会議になった。終了後の懇親会も盛り上がった。翌日は教え子宅を訪問。

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文部科学省へ(12/27)

文部科学省へ。学校デジタル化PTで打合せ。久しぶりにみっちり議論する。海鮮丼。一度宿に戻ってメール片付け。佐藤研忘年会。カズは体調不良で欠席だったけど,孫弟子たちと久しぶりに楽しく呑んだ。

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日経BP取材(12/26)

朝から共同通信社の取材対応。情報活用能力について。急いでお昼を済ませて出張準備をして新幹線へ。神谷町の日経BP社で取材対応。初等中等教育におけるラーニングアナリティクスについて。夜は昇進会。

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リーダー育英塾カンファレンス2022@電通育英会(12/25)

快晴。朝から行きつけの喫茶店で自分用の珈琲豆を挽いてもらって青葉山。山口君とリンさんが論文書きをがんばっていた。溝上さんや中原君はじめ登壇者とリハーサル。電通育英会による「リーダー育英塾カンファレンス2022」に登壇。高校教育や大学教育を考えている人たちに,初等中等教育やGIGAスクール構想について教育DXの観点から語る役目。Scheem-Dの話は刺激的だった。桐蔭横浜大学のカリキュラム改革は,溝上さん着任後のさまざまな改革の一端を見るような気持ちになった。中原君のコメントもキレッキレだった。いい勉強になった(日曜出勤だったけどw)。

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クリスマスイブな週末(12/24)

土曜日でクリスマスイブとなると,さすがにセミナーも会議も入らず。おかげで少し朝寝坊。宅急便受け取り。たまったメールと原稿の片付けに着手,先は長い。のんびり風呂に入って,チキンを食べなければと焼鳥屋。チャットとかにのんびり参加できたりして,コロナ禍一段落後のこの半年はやっぱり時間の余裕がない日々だったんだなと再確認した。

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中教審教科書・教材・ソフトウェアWG(12/23)

文部科学省へ。研究開発学校関係の会議の後,修学支援・教材課へ。武藤リーダーと立ち話,高橋専門官と下打合せ。山田課長と会場へ。今回も委員の参加率は高く,忌憚ない意見交換がなされた。焼肉。帰仙。

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東北大な1日(12/23)

寒い朝。川内キャンパスへ。1限は全学教育「情報と人間・社会(高度メディア社会論)」。衛藤先生が参観。今回も長濱君や川田君のフォローで無事に終了。レポート課題を説明。毎週ご参観いただいた森田先生に感謝。終了後,一度帰宅して上京。

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東北大な1日(12/22)

朝からルンバの設定でバタバタ。冷たい雨の中,出勤。講座メンバーに情報共有のメールを発信。山口君の博士論文予備審査。いろいろな議論はあったが,まずは予備審査を通過。慌ててお昼を食べて,東京学芸大学大学院教育学研究科「教育未来構想論」のオンライン講義。衛藤先生@大分県玖珠町来研。専攻会議。専攻教授会。人事関連の説明。その後の議論が長引いてグッタリ。某新聞の新年の挨拶を執筆,送付。業績整理のお願いメール。

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中教審義務教育WG(12/21)

中央教育審議会義務教育の在り方ワーキンググループにオンライン参加。今回は不登校対応がメイン。ぼくは遠隔・オンライン教育の用語の再定義について発言。

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東北大な1日(12/21)

朝一は自宅でメール等の片付け。薬局。青葉山。大学院「学修データ分析論」の発表会でコメント。ALEXとヒアリング相談。中教審義務教育WGにオンライン参加。帰宅して宅急便の対応。安藤先生と一献。

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学校におけるICT環境整備の在り方に関する有識者会議(12/20)

学校におけるICT環境整備の在り方に関する有識者会議。5年ぶり。座長を拝命。2018−2022の5カ年計画を,あと2年延長し,その間にポストGIGAのICT環境整備について検討を進めていくことを確定させた。現場教員および地教委から,現実的にがんばっているからこその意見が出て感謝。終了後はデジPで情報活用能力調査についてのレク。タンメン食べて帰仙。

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教育データ分析・研究推進事業有識者会議(12/20)

文部科学省へ。相談室を借りて,テザリングで国立教育政策研究所の「教育データ分析・研究推進事業」有識者会議にオンライン参加。ちょっと適当感が気になり発言。10分前に次の会議のために中座。

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富士市立吉原小訪問(12/20)

前夜は鈴木元校長と村松校長と遠藤を交えての懇親会。盛り上がった。翌朝は2校時,3校時,4校時前半に授業を参観。若手にコメント。校長先生にご同席いただく。遠藤が大切にしていもらっていることに心から感謝。

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中央教育審議会総会(12/19)

旧館6階へ。中央教育審議会総会。少し遅れて永岡文部科学大臣がお越しになり,渡辺会長から答申の手交。見届けて中座。

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教育データの利活用に関する有識者会議(12/19)

文部科学省へ。教育DX推進室で桐生課長と打合せ。教育データの利活用に関する有識者会議で座長。いろんな意見が出たけど,各委員の専門性の観点からさまざまな意見が出てありがたい。年度末に向けて整頓していく。
終了後は修学支援・教材課と翌日の会議の打合せ。旧館に移動。

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都内な休日(12/18)

昨夜は高円寺で会食会。イタ飯が美味しかったし,1年間がんばり続けたみなさんに少しは慰労ができたかな。今日は朝から進路相談。卒業生とつなぐ。お昼は金先生と食事。夕方は論文採録の打ち上げ。

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東北大な1日(12/16)

川内へ。1限は全学教育「情報と人間・社会(高度メディア社会論)」。学生たちは次第に自分の主張を語ってくれるようになってきた。終了後急いで帰宅。宅急便は間に合わず。整骨院。審査資料を整頓して提出。LAK投稿確認。上京。

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東北大な1日(12/15)

幸い雪はひどくなくて青葉山へ。お昼を食べて,東京学芸大学大学院教育学研究科「教育未来構想論」。少し遅れたが学生たちは真剣に進めてくれていた。最終課題の予告をして終了。男女共同参画FDには参加できず。教授会。今日は重要案件が多く長かった。専任教授会。投票。情報リテラシー論分野忘年会@鳥夢。盛り上がる。スタッフに感謝。

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宮城県指導主事会議で講演(12/15)

朝一から運転して名取市の宮城県総合教育センターへ。皆川君に出迎えてもらう。県内指導主事に対して講演。2年ぶり。終了後急いで青葉山へ。

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GIGAスクール構想の下での校務の情報化の在り方に関する専門家会議(12/14)

文部科学省へ。高橋と合流。デジPで今日の進行確認。GIGAスクール構想の下での校務の情報化の在り方に関する専門家会議。今日も資料が良く,委員からもいつもながら前向きな意見が多く,議論は前進した。終了後は最終まとめに向けた打合せ。その後に教科書・教材・ソフトウェアの在り方WGに向けた資料打合せ。御茶ノ水に移動して教え子たちと食事会。帰りの新幹線で明日の講演の資料送付,遅くなって迷惑をかけた。とにかく仕事が回っていない。

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東京学芸大学で打合せ(12/13)

広島から帰京し,ホテルに荷物を預けて,東京学芸大学へ。佐々木理事ほか副学長,事務方と,諸々の打合せ。

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広島県教委校長研修で講演(12/12)

広島へ。ホテルに荷物を預けて,県民文化センター。原爆ドームの近くだったので少しだけ見に行く。講演は県内(広島市含む)から180名ほどの校長・教頭ほか指導主事,一部教諭も希望参加とのことで,みなさんたいへん熱心に聞いてくれた。関係課のみなさんともいろいろな議論ができてよかった。

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日本教育技術学会@静岡(12/11)

朝の新幹線で静岡駅。日本教育技術学会の会場に向かう。最初は第1回向山洋一教育賞の授賞式に審査委員の1人として参加,講評。お弁当を食べて,午後の全体会,分科会に出席後,オンラインでご参加の合田次長@文化庁ほかとのパネルディスカッションに登壇。終了後は打ち上げで盛り上がる。

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玉川大学ICT教育研究センター開設イベントで講演(12/10)

古巣の玉川大学に「ICT教育研究センター」が開設されるとのことで,その発足を祝うシンポジウムがオンラインで開催される。石塚先生@玉川学園にずいぶん前に頼まれ,倉見先生@ICT教育研究センターとやりとりして,研究室から60分の講演。無事に終了。「学びの技」のカリキュラムの素晴らしさについて語った。夜は久しぶりに会った仲間と焼き鳥。

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東北大な1日(12/9)

早朝から川内キャンパスへ。1限のオムニバス「情報と人間・社会(高度メディア社会論)」は今週からぼくの番。森田先生や長濱君が傍聴,川田君がいろいろ助けてくれる。感謝。青葉山へ。書類片付け等。安里荷物到着,こちらも感謝。ナベ到着,みんなでランチへ。慌てて研究室に戻り,13:00から情報科学研究科FDに登壇者として参加。数理データサイエンス・AI教育について,上層部のみなさんが熱く語られていたのが印象的だった。終了後,長濱君のサプライズ誕生会をして(愛されキャラだな),ナベの研究指導をみっちり2時間。急ぐべきものと,重視すべきデータ解析との棲み分け。どこまで査読論文化するかの合意調整。情報リテラシー論分野の忘年会は侘助。セリ鍋が圧巻だった。二次会も盛り上がり(2回目の長濱君のサプライズ),ラーメン探検隊を見送ってぼくは先に帰る。

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東北大な1日(12/8)

午前中は在宅で講義資料の作成など。お昼頃に青葉山。東京学芸大学大学院教育学研究科「教育未来構想論」は,今日も学生たちの成長を感じる。立花さんと事務手続きのやりとり。長濱君からは仙台白百合学園小学校訪問の報告を,川田君には明日の講義の準備の支援をしてもらい感謝。広島の講演資料を作成。整骨院。

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上海師範大学主催のフォーラムで講演(12/7)

上海師範大学の董先生の御依頼で,基礎教育デジタルトランスフォーメーション国際フォーラムで「日本の初等中等教育におけるDXの現状と課題」について講演。AIによる自動翻訳で講演を聴いていただいた。質疑応答は,董先生のほか東北師範大学の院生の楊さんによる通訳のおかげで無事に乗り切った。董先生のコメントでは,中国も日本とほぼ同様の方向感とペースで教育改革が進行中とのことだった。恩のある董先生のお仕事が終わってホッとした。

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東北大な1日(12/7)

朝から青葉山。Zoomで上海と接続確認。講演後,書類整理等。講義準備。講演準備。原稿書きには手が回らず。お祝いの会。

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JSET研究会@鹿児島女子短大は欠席(12/3)

ナベが研究会委員として会場校を切り盛りしたJSET22−4。ぼくも行く予定だったが,東大でのEd-AI研究会シンポジウムのため断念。みんなおつかれさまでした。
今回の関係発表は以下の通り。
宮西祐香子, 長濱澄, 川田拓, 清遠和弘, 殿岡貴子, 松田諒平, 堀田龍也(2022.12)
中学校英語科デジタル教科書の家庭学習時の操作ログに基づく端末利用の実態把握の試行的検討
日本教育工学会研究報告集 JSET22-4 pp.98-105

渡邉光浩, 堀田龍也(2022.12)
コネクティビズム(Connectivism)に関するレビューの試み
日本教育工学会研究報告集 JSET22-4 pp.20-23

佐藤靖泰, 長濱澄, 川田拓, 宇田悠, 長田めぐみ, 阿部太輔, 髙橋ひかる, 堀田龍也(2022.12)
LEAFシステム導入による小学校教師の授業設計・展開の変容に関する一検討
日本教育工学会研究報告集 JSET22-4 pp.46-51

手塚和佳奈, 佐藤和紀, 浅井公太, 堀田龍也(2022.12)
メディアが伝える情報の信憑性を意識させるための小学校第4学年児童向けの学習プログラムの開発と実施
日本教育工学会研究報告集 JSET22-4 pp.106-111

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与那原町立与那原小訪問(12/5)

早朝に教頭先生が学校のバスでホテルにお迎えにきていただいた。心より感謝。与那原町立与那原小学校へ。1校時は安里学級を参観。国語の相手に応じた伝える学習。2校時は教頭先生の御案内で4つの授業を参観。休み時間は安里学級の子供たちとお話。3校時は授業者が集まって意見交換。若い教師たちが熱心にがんばる姿はとても美しかった。カズとぼくから課題も含めていろいろお話しした。終了後は沖縄そばを食べて那覇空港へ。

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全国GIGA利活用推進キャラバン@那覇(12/4)

朝早くから上海師範大学の董先生ほかとフォーラムの打合せ。会場のパシフィックホテル沖縄へ。Googleとの共同研究の一環で,GIGA2年目の各地の利活用推進を図るキャラバンの第3回(第1回は金沢,第2回は博多)。プログラムはこちら。沖縄市,竹富町,東村の事例報告,Googleのクラウドツールの活用ハンズオン,佐藤君と三井君による全国各地の事例紹介トーク,チャット等で寄せられた質問に回答するQ&Aセッション,その後にぼくの総括講演,情報交換会というプログラム。市教委等からたくさんの参加者で,今回も盛り上がり,良い関係づくりができた。竹富町長とかと打ち上げ。

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Ed-AI研究会シンポジウム@東大(12/3)

新幹線で上京。久しぶりに東京大学本郷キャンパスへ。銀杏の紅葉がとても綺麗だった。山内先生とばったり。久しぶりの福武ホールに会場入りして越塚先生にご挨拶。安西先生@元慶應義塾大学塾長や里見審議官@文部科学省ほかとご挨拶。Ed-AI 研究会第3回シンポジウム「Ed-AIの未来」に登壇。ポジショントークでは少し変化球をと思い,AI理解教育の実践を紹介し,理解が不安を払拭し,データとAIの利活用を促進するという話をした。中室先生@デジタル庁の話に本気度を感じた。いい勉強になった。
終了後はGoogle小出統括や逆瀬川さんと明日のセミナーのために沖縄に移動。到着したら午前様。

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仙台市立錦ヶ丘小公開校内研(12/2)

朝は野暮用。間に合うか心配だったが,道路も比較的空いていて,13:00前に仙台市立錦ヶ丘小学校へ。今年度3回目になる公開校内研。3回かけて少しずつ学校の努力と子供たちの成長を公開していく,その段階に応じて研究者が意見交換するという企画の最終回。ぼくは長谷川先生による社会科の工業に関する授業を主に参観。授業整理会も長谷川先生の授業のものに参加。発言機会が無かったのが残念。全体会ではパネルディスカッションの進行と任せていただいた。黒上先生,稲垣先生,泰山先生のそれぞれの発表をどうかみ合わせて行くかに腐心した。無事にお役目が終わって帰宅。裏方のみなさん,おつかれさまでした。

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東北大な1日(12/1)

朝からディーラーでタイヤ交換。ようやくスタッドレスタイヤに。雪が来る前に間に合った。青葉山。6℃。お昼を食べて出張処理等。「教育未来構想論」のオンライン講義は稲木君が傍聴。広報室からご挨拶。メディア情報学講座の学生交流会で挨拶。長濱君の仕切りが見事で,留学生たちも安心して参加していたのが印象的。12/10の玉川学園ICT教育研究センターのシンポジウムの接続リハーサル。整骨院。夜はEd-AI研究会のスライド作成。

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キーボー島利用状況(11/末)

Kbキーボー島アドベンチャーの19年目,2022年11月末付の状況についてスズキ教育ソフトから連絡があった。

昨年度,登録者が85万人に達したキーボー島アドベンチャー。GIGA端末の活用のための基本的なスキルの修得としてキーボード入力から始めている学校が多くなったのだと思う。

2015−2019年度の5年間は,4月の登録学校数は400校強,登録児童数は8万人程度だった。これに対して,2020年度(昨年度)は,4月の登録学校数は400校強のまま,登録児童数は9万人程度で少し増えた程度だった(年度後半にものすごく伸びたけども:コロナ)。2021年度(昨年度)は,4月の登録学校数ですでに1,200校を超え,登録児童数は約24万人。2022年度(今年度)は,4月の登録学校数で2,100校を超え,登録児童数も40万人を超え,新記録となっていた。その後,8月末の段階で登録児童数は75万人を超え,この時点での過去最高となった。
サーバや回線負荷を鑑み,今年度からはフルクラウドでのシステム運用となっている。継続して運用していただいているスズキ教育ソフトに心より感謝申し上げます。

登録学校数 4,502校
登録児童数 837,047人

1年 71,977人
2年 92,062人
3年 173,680人
4年 170,478人
5年 158,763人
6年 158,390人

令和4年度学校基本調査(速報値)によれば,全国の小学校は19,161校。現在の登録学校数は,その23.5%を占めることになる。
2020年度から全面実施となった小学校の新学習指導要領の総則には,「児童がコンピュータで文字を入力するなどの学習の基盤として必要となる情報手段の基本的な操作を習得」とある。小学校でのキーボード入力学習が必須となり,そのスキルは「学習の基盤」として各教科等における深い学びを支えていく。
キーボー島がオープンしてから本日までに登録した教師数は通算44,752人,学校数は12,242校。すでに多くの学校でキーボー島アドベンチャーをご活用いただいている。ご活用いただいているみなさんに感謝すると同時に,ぜひ今後も1校でも多くの学校で活用していただきたいと願う。

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