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2022年の自己評価その3(本務編)

8)ゼミ
メディア教育論ゼミからは,2022年3月に村井さんと稲垣君が,9月に小田さんが博士号を取得した。これでメディア教育論ゼミ出身の博士号取得は14人となった。2023年3月には,中川さんが博士号取得に向けて審査に入っている。ゼミをスタートさせて8年,オンラインでのゼミもすっかり定着している。自主的な輪講も繰り返されている。
山形県河北町で予定していた夏合宿も,間際のコロナ患者数増加でオンラインとなった。オンライン合宿は板に付いてきたが,来年こそは対面で実施したい。
OB・OGが大学に転身した2022年でもあった。大久保君が島根大学教育学部准教授となり,八木澤さんが千葉大学教育学部助教となった。加えてかつて総合研究大学院大学で指導教員をした中尾さんも神奈川工科大学の准教授となった。今後も活躍を期待したい。

9)講義
東北大学大学院情報科学研究科では,前期に「情報リテラシー論」を長濱君・川田君と担当した。コロナ禍でオンライン授業だった昨年までと違い,久々の対面での授業は楽しかった。専門外の院生も多かったが,とても熱心でいい講義になった。後期は新設の「学習データ分析論」を長濱君が担当,一部をお手伝いした。
後期は昨年に引き続きオンラインで東京学芸大学大学院教育学研究科「教育未来構想論」を担当した。今年も優秀な院生達だった。TAの村上君@高橋研に感謝。
その他の講義としては,全学教育に新設された「情報と人間・社会(高度メディア社会論)」をメディア情報学講座の先生方総動員でオムニバスで出講。同じ講座の先生たちの講義から学ぶことが多かった。大学院「人文情報科学概論」の一部と「英語C」はオンラインで担当した。

10)学内業務
情報科学研究科「ラーニングアナリティクス研究センター(LARC:Learning Analytics Research Center)」のセンター長は継続。ただし,肝心の学習ログの収集はたいへん難しかった。共同研究でようやく少し成果が出始めたところだが,まもなく設置期限が終わる。
「情報リテラシー連続セミナー@東北大学」はオンラインで8回実施,順調に参加者数を伸ばした。

11)海外出張
2020年1月中旬に台北日本人学校に出掛けて以来,2年10ヶ月ぶりに韓国ソウルに海外出張した。

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