2022年の自己評価その2(研究編)
査読付き論文(採録決定含む)は,英文ジャーナル3編(昨年は5編),日本教育工学会論文誌に1編と同ショートレターに9編(昨年は合わせて12編),教育メディア研究に1編,日本学級経営学会誌に2編,コンピュータ&エデュケーションに2編の計15編(昨年は24編)が採録となった。大学の紀要には4編が採録となった。査読無し論文は信濃教育に1編採録された。
2)国際学会発表
ED-MEDIAに2編,SITEに1編,ICoMEに2編,WCCEに1編ほか合計7編(昨年は2編)が掲載された。今年はED-MEDIAやWCCEが対面となり,大学院生やOB・OGが参加した。2023年はぼくも国際学会に現地参加できるかな。
3)研究報告
日本教育工学会研究会に11本,情報処理学会CE研に1本,日本教育メディア研究会論集に5本,教育システム情報学会研究会に1本,日本情報科教育学会研究会に1本,IEEE Transdisciplinary-Oriented Workshop for Emerging Researchersに1本の計20本(昨年は計12本)の研究発表となった。研究会はオンラインから次第に対面に戻ってきた研究会発表はいずれ査読論文に繋がるものが多いので,今後の展開に期待したい。
4)国内学会発表
日本教育工学会の春季大会に12本,同秋季大会に10本,日本教育メディア学会に7本,日本産業技術教育学会に6本,日本教育情報学会に1本,日本デジタル教科書学会に1本,日本読書学会に1本,全日本教育工学研究協議会に8本,全国算数・数学教育研究大会に1本の計47本(昨年は28本)の全国大会での発表となった。全国大会もオンラインから次第に対面に戻ってきた。
5)著書
企画から監修や編著を担当したものが1冊,分担執筆が2冊の3冊(昨年度は14冊)だった。2022年は出版に十分に力を入れることができなかった。
その他,日経BP「教育とICT」,JEES「wutan」,チエル「チエルマガジン」,NHK教育「NHK for School 番組&WEBガイド」,東洋経済「education×ICT」,朝日寺子屋などに掲載された。
6)文部科学省科学研究費補助金
文部科学省科学研究費補助金は,基盤研究(B)が1件,挑戦的研究(萌芽)が1本の両方が研究代表者として採択された。研究分担者として基盤研究(B)が1件,基盤研究(C)が6件,挑戦的研究(萌芽)が1件だった。
7)共同研究等
Google(GIGA映像プロジェクトほか)による東北大学大学院情報科学研究科に「Google学習先端技術寄附講座(GALT:Google Donated Department for Advanced Learning Technology Research)」が継続設置された。いくつかのセミナーに登壇した。内田洋行との「初等中等教育におけるラーニングアナリティクスに関する実践的研究プロジェクト」の名称で初等中等教育におけるラーニング・アナリティクスの研究を京都大学緒方研究室と連携して進めることができた。東京書籍やLentranceとはつくば市教育委員会と連携してデジタル教科書の学習ログ分析についての大きな研究が進んでいる。その他,学研とは情報テキスト関連,エルモとは実物投影機関連,広島教販とはNetモラル教材関連,チエルとはデジタル教材やマガジン等,スズキ教育ソフトとはキーボー島アドベンチャーやタブレット教材,教育同人社とは教材のデジタル化,MetaMoJiとはMetaMoJi Classroomの機能等,教育出版とはデジタル教科書に関する共同研究が進行した。
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