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2023年1月

堀田科研会議@松江(1/28-29)

朝一でお迎えに来ていただき鹿児島空港へ。メール等片付け,15分遅れで羽田便に乗る。羽田空港は日本海側の雪の影響で欠航等があったためか大混雑。ラウンジでカズと合流。ゲートと機内でメンバーと合流。着陸が危ぶまれたが何とか米子空港に到着。大雪の中,島根県民会館へ移動。少し遅れての開始となったが,堀田科研の挑戦的研究(萌芽)に関するプロジェクト会議。それぞれが持ち寄ってきた研究が次第に呼応していく感じ。終了後はチェックインして寿司屋まで歩くも,その途中で2回転倒してしまう。首に違和感があるので,あとは任せて早めに退散。
柴田先生と朝食。大久保君に迎えに来てもらって島根県民会館へ。堀田科研の基盤研究(B)に関するプロジェクト会議。こちらもそれぞれの提案が交わっていき,今後の研究の粒度と信念についてのいい議論に。お昼にパスタを食べ,米子空港へ。みんなとはぐれて,ラウンジもなく,なんとなく過ごす。羽田空港は快晴。八木澤君と久しぶりに会う。

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中央教育審議会総会(1/27)

鹿児島からオンラインで出席。さまざまな報告や結審がなされる。90分かからず前倒しで終了。

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鹿児島県総合教育センターで講演(1/27)

朝一で野本課長にお迎えに来ていただき,鹿児島県総合教育センターへ。道中,諸々お話しする。現地では中島所長,内田次長ほかとご挨拶。上久保教育長@肝付町や,辻校長@帖佐中も挨拶に来ていただく。講演は現地とオンラインで400名ほどの聴衆。伝わっただろうか。木田所長@鹿児島市ICTセの御案内で同センターのみなさんとトンカツ。鹿児島女子短大に行きナベと研究相談。ホテルに戻ってオンラインで中教審に参加。夜は鹿児島県総合教育センターのみなさんと打ち上げ。疲れがたまってきたので早めに宿に戻って休む。

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廿日市市立宮園小訪問(1/26)

宮内串戸へ。少し早く到着してしまう。木川さん@Compassと合流。県教委の公用車でお迎えいただき,廿日市市立宮園小学校へ。中谷校長に迎えていただく。校長室で関係者とご挨拶の上,1年生と5年生の自由進度学習を見学。児童が個別に進行する授業がしっかり成立していることにたいへん感心した。途中,校長や研究主任にたくさん質問。終了後は校長室でのディスカッションで県教委の担当の方にもたくさん質問。いい勉強をさせてもらった。電光石火でお好み焼きを食べて広島駅に戻り,預けていた荷物を取り出して,遅延する新幹線で鹿児島に向かう。夜は昔からの仲間と一献。

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なんとか四国から本州へ(1/25)

四国・中国地方は大寒波の影響を大きく受けた。ぼくは徳島→広島→鹿児島という順番で移動することになっていたので,四国から本州に渡る必要があったんだけど,強風で橋の通行止めが相次ぎ,JRは運休の列車もあって悩ましい判断をすることに。結果,ちゃんと広島には到達したけど,新幹線も遅れており,落ち着かない1日だった。チエルのみなさんにいろいろ助けてもらった。ありがとう。

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上板町立高志小公開研(1/24)

中教審WGが終わった時間に中川校長がお迎えに来てくれる。道中,おいしいカツサンドをいただきながら,最近の話を聞く。上板町立高志小学校へ。校長室で実践等を聞き,授業参観。単級6学年の全学級公開。いずれも地道で研修の足跡を感じる良い授業だった。子供たちもすっかりGIGA端末を学習の道具にできていて感心。終了後,「技の館」に場所を変えて授業者への質疑(これも参観者からフォームで来た質問に全授業者が回答する形式で合理的),中川校長による学校の取り組みプレゼンにぼくが感想を言うというパネル,そして40分のぼくの講演。大雪警報の中,たくさんの人が真剣に聞いてくれた。終了後,慌てて学校に戻り,個室を借りてオンラインで情報科学研究科の人事会議に出席。その後は先生方とのお茶会,徳島市内に戻って懐かしい面々と食事。

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中教審義務教育の在り方WG(1/24)

オンラインで中央教育審議会初等中等教育分科会義務教育の在り方WGに出席。大きな話が多い中,ぼくからは今後はICTやクラウドが学習基盤である以上,その持続的な基盤整備,その上で動く教科書・教材の整備,教育課程への踏み込み等が必要と発言した。

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徳島へ(1/23)

早朝に荷物を持って新幹線。定期検診。羽田空港に行き,徳島へ。チエルと合流。宿にチェックインして,文部科学省とデジタル教科書・教材等WGについてのオンライン打合せ。夜は泰山夫妻と食事。

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教育DX本の出版記念セミナー(1/22)

朝からスライド準備。「学校と教育委員会・自治体をつなぐ教育DX推進ガイド」の出版記念セミナー。山本研究室@中村学園大学がホスト校。130名ほどの申込だったとのこと。日曜日の朝なのに4人の教育長を含めたくさんの地教委のみなさんが登壇してくださった。九州が熱い,それを伝えるセミナーになった。山本先生,みなさんおつかれさまでした。

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日本大学大学院教育学研究科特別講義(1/21)

朝からスライド作り,送付。早めに宿をチェックアウトして,下高井戸へ。日大通りを歩いて日本大学文理学部へ。ドラマのロケがあったようで正門が賑わっていた。手続きをして文理学部本館へ。末冨先生,中橋君にお迎えいただく。講義室で160分の講義。その後,大学院生たちから熱い質疑応答。対面とオンラインのハイブリッドでの講義が無事終了しホッとする。綺麗な中橋研究室に寄ってから下高井戸へ。新馬場の会食会に参加して帰仙。川居さんと懐かしい話をした。

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聖徳学園中・高校を訪問(1/20)

武蔵境駅で阿部ちゃんに迎えてもらい,聖徳学園中・高校へ。伊藤校長ほか関係者とご挨拶。品田先生の高1の授業を参観。中1のSTEAMの授業を参観。その後,伊藤校長の経営方針のほか,CIOの横濱さんやデータサイエンス担当のドゥラゴ先生たちとディスカッション。赤坂で一献。カズたちと合流。

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GIGAスクール構想の下での校務の情報化の在り方に関する専門家会議(1/20)

文部科学省へ。学校デジタル化PTで進行確認。GIGAスクール構想の下での校務の情報化の在り方に関する専門家会議。事務局の資料がよくまとまっており,委員もいつもながら建設的な意見が出て,5分前に議事が終了。お弁当を食べながら情報活用能力についての打合せ。

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東北大な1日(1/19)

青葉山。郵便物の整理。産業医点検の後対応など。東京学芸大学大学院教育学研究科「教育未来構想論」の最終回をオンラインで。今年もいい学生たちだった。長濱君,川田君と,土木講座の建物へ。専攻長選挙。研究筆に戻ってオンラインで専攻会議,専攻教授会。急いで帰宅して仙台駅へ。

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仙台三高訪問(1/19)

早朝に運転して仙台第三高校へ。猪又市議と末永さん@テクノマインドと一緒に学校を訪問,授業を参観する。佐々木校長と話し,その後は教頭先生ほかに御案内いただく。相変わらずここの学校の無理のない,だけど充実した授業に感心する。

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中教審初等中等教育分科会(1/18)

文部科学省へ。直前に時間が少しあったので宮越屋珈琲でメール片付け。荒瀬先生と遭遇。研究開発学校フォーラムには出席できず,関係者とすれ違うのみ。中央教育審議会初等中等教育分科会。相変わらずたくさんの案件があり時間超過。でもいずれも重要な案件。ぼくは今後の教育委員会の在り方のところで発言。終了後,学校デジタル化プロジェクトチームと明後日の会議の打合せ。その後,修学支援・教材課と教科書課と一緒に1/30のWGについて打合せ。急いで東京駅に行き,新幹線に飛び乗って帰仙。

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三省堂へ(1/18)

三省堂へ。瀧本社長,山本局長,神之門局長はじめ,みなさんと久しぶりにご挨拶。教科書,デジタル教科書,デジタル教材等について,さまざまな取り組みについて情報共有。

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久喜市教委・校長合同研修会に参加(1/17)

朝一で新幹線に乗り,大宮で宇都宮線に乗り換え,久喜駅へ。初めて降りた。山本指導主事にお迎えにきていただき,久喜市立砂原小学校へ。熱い飯野校長に御案内いただき,特に高学年を中心に実践を見て回る。STEAM教育に傾斜した探究的な学びとGIGA端末の活用が見事に展開されていた。授業後に学校で少しコメント。同席したGoogle関係者と車内で打合せ。Google渋谷ストリームへ。久喜市の校長会のみなさんと社内を見学。ぼくが75分の講演。みなさん真剣に聞いていただいた。

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東北大な1日(1/16)

朝一で原稿の続きを書いて提出。青葉山。オンラインでGoogle打合せ。来客対応でランチと学内の案内散歩。書類片付け。オンラインで共同研究による学習ログ分析の打合せ。バタバタしているうちに夕方。食事会。

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在宅勤務な休日(1/15)

大学入学共通テストの2日目は,試験監督になっていないため休日。午前中はのんびり過ごした後,研究相談や春日井感想メール等への対応。それから原稿に取り組んで夜中まで。

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NHKでディスカッション(1/14)

NHK西口で中野さんと服部さんに迎えてもらう。会議室で30名近くのスタッフとGIGA3年目に向けたNHKの役割についてディスカッション。ベテラン勢のほか若手ディレクターとたくさん話せたのが良かった。撮影後,久しぶりに酔香楼でランチ。新幹線で帰仙。整骨院。

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春日井市立藤山台小訪問(1/13)

朝一で富士市立吉原小の村松校長ほか関係者と合流して高蔵寺駅へ。望月教務主任にお迎えいただき春日井市立藤山台小学校へ。2校時・3校時に久川君の授業をすべての参観者(45人?)が分かれて参観。ぼくは他にも南校長に案内していただきながら参観。定点観測しているのでこの学校の進化がわかる。給食後,参観者からたくさんの質問が出て盛り上がる。ぼくは2日連続で講義をする。終了後,校長室で関係者と相談,水谷先生に高蔵寺駅まで送ってもらう(感謝)。夜は東京まで戻って先日のソウルの御礼会。

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春日井市立高森台中訪問(1/12)

新幹線で名古屋,乗り換えて高蔵寺駅へ。田中教頭と小川教務主任にお迎えいただき,道中いろいろ情報共有をさせてもらう。4校時は水谷校長といろいろ話す。今日の参観者は40名ほど。給食後を食べながら長野県教委の先生方と話す。5校時,6校時で各学級を参観。同校の取組を聞いて質疑応答があったけど,授業に対する各地の「ならわし」にこだわり過ぎて新しいタイプの授業を理解する妨げになっている例を聞くと残念に感じた。コンピテンシーベースに変わった現行の学習指導要領が腹落ちするほど学んでいるかということが左右しているように思う。懇親会ではたくさんの議論をした。

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在宅勤務な1日(1/11)

出張確認等。JSET春季大会の原稿コメントなど。原稿書き。なかなか進まず。文部科学省教育制度改革室とオンラインで初等中等教育分科会の打合せ。部活動と働き方改革。新幹線で上京。途中,宇都宮で議論。

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東北大な1日(1/10)

青葉山へ。書類片付け。篠原君@大阪教育大学が来研。長濱君も一緒にランチ。板垣が合流。面白い議論になった。内田洋行から山口副事業部長と和田所長がご来研,共同研究についてのご報告。焼肉大会。

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在宅勤務な祝日(1/9)

久しぶりに1日在宅。原稿書きをがんばっているけど,なかなかしんどいなー。JSET春季大会の連名原稿のチェックをいくつもしながら,夜中まで原稿書き。バタンQ(古)。

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第78回メディア教育論ゼミ(1/8)

恒例のメディア教育論ゼミ@オンライン。OB・OGも合わせて11人。博士課程の2人が発表。中川さんは最終審査直前でリフレクションモードに入って来た。ナベは次のステップに向かって議論したことを実現に移している段階。OB・OGからの近況報告は,研究者として生きるということについての諸々。ゼミ記録はナベ。

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情報リテラシー連続セミナー@東北大学(1/7)

青葉山。セミナーのためのZoomの準備。登壇いただく加固先生と繋いでリハーサル。情報リテラシー連続セミナー@東北大学の第65回は,加固希支男先生@東京学芸大学附属小金井小学校にお願いし,算数における個別最適な学びについてアツい御講演をいただいた。ブレイクアウトでも,加固先生に本音で迫る質問も出て,ぼくもつい語ってしまい,質疑応答も盛り上がった。セミナー記録はこちら

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文部科学省へ(1/6)

文部科学省へ。武藤リーダーとディスカッション。美味しいイタリアン。帰仙。

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教科書研究センター訪問(1/6)

年明け最初の上京。八木澤さんと東陽町で合流。さらに中川さん,小田さんと合流して教科書研究センターへ。白間常務理事や上口事務局長とご挨拶。近況を共有。同センターの業務についてお話を伺い,いくつかの相談事項に対応。中川さんと文部科学省へ。

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キーボー島利用状況(12/末)

Kbキーボー島アドベンチャーの19年目,2022年12月末付の状況についてスズキ教育ソフトから連絡があった。

昨年度,登録者が85万人に達したキーボー島アドベンチャー。GIGA端末の活用のための基本的なスキルの修得としてキーボード入力から始めている学校が多くなったのだと思う。

2015−2019年度の5年間は,4月の登録学校数は400校強,登録児童数は8万人程度だった。これに対して,2020年度(昨年度)は,4月の登録学校数は400校強のまま,登録児童数は9万人程度で少し増えた程度だった(年度後半にものすごく伸びたけども:コロナ)。2021年度(昨年度)は,4月の登録学校数ですでに1,200校を超え,登録児童数は約24万人。2022年度(今年度)は,4月の登録学校数で2,100校を超え,登録児童数も40万人を超え,新記録となっていた。その後,8月末の段階で登録児童数は75万人を超え,この時点での過去最高となった。
サーバや回線負荷を鑑み,今年度からはフルクラウドでのシステム運用となっている。継続して運用していただいているスズキ教育ソフトに心より感謝申し上げます。

登録学校数 4,610校
登録児童数 854,666人

1年 74,122人
2年 93,932人
3年 178,585人
4年 173,520人
5年 161,239人
6年 161,277人

令和4年度学校基本調査(確定値)によれば,全国の小学校は19,161校。現在の登録学校数は,その24.1%を占めることになる。
2020年度から全面実施となった小学校の新学習指導要領の総則には,「児童がコンピュータで文字を入力するなどの学習の基盤として必要となる情報手段の基本的な操作を習得」とある。小学校でのキーボード入力学習が必須となり,そのスキルは「学習の基盤」として各教科等における深い学びを支えていく。
キーボー島がオープンしてから本日までに登録した教師数は通算44,974人,学校数は12,301校。すでに多くの学校でキーボー島アドベンチャーをご活用いただいている。ご活用いただいているみなさんに感謝すると同時に,ぜひ今後も1校でも多くの学校で活用していただきたいと願う。

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東北大な1日(1/5)

朝は自宅で文部科学省やりとり,原稿書きなど。青葉山。東京学芸大学大学院教育学研究科「教育未来構想論」は最終プレゼンに向けた相互チェック。書類片付け。立花さん打合せ。領収書印刷など。帰宅して久しぶりの整骨院。からの原稿書き。終わらんなー。

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年末年始(12/30-1/4)

年末は孫も一緒にお墓参りなど。浜松での年越しは紅白を久しぶりに真剣に見た。2022年の振り返りをブログに書く。新年の挨拶対応。Dr.コトー。相棒。原稿を1つ1つ片付ける(難航しているが)。出張関係の確認や予約など。少し先までの見通し。浜松駅は大混雑。仙台空港線も大混雑。箱根駅伝を見ながら先々の予定確認。ゼミ資料チェック。論文チェック。学校視察の依頼。河原町会議。あとはひたすら原稿書き。

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2023年を迎えて(1/1)

本ブログをいつもご覧いただいている,日頃よりお世話になっているみなさま,本年もよろしくお願いいたします。
2023年3月には59歳を迎えます。還暦もまもなくです。
東北大学大学院情報科学研究科に移籍してからは,修士課程や博士課程で学位取得を目指す後進を育てることと,政策や学会活動に深く関与して教育の情報化がまっすぐ動くための枠組みの構築に尽力することを目標にしています。それも2023年で10年目を迎えます。
2022年はコロナ禍から次第にコロナ禍以前に戻っていった日々でした。ワクチン接種はなるべく早くと心がけてきましたが,4回目接種直後にぼく自身もコロナ陽性となり1週間ほど休みました。この数年,自分の持つ体力と精神力以上の忙しすぎる,そして責任の大きすぎる業務に対応しきれない部分もありました。
年末の反省でも書きましたが,2023年はさらにシフトダウンしていく年とし,1つ1つの仕事が良い仕事になるよう,さらに「選択と集中」に徹します。還暦を迎え,60歳を過ぎた自分の安定的な働き方へとシフトしていく必要もあります。不義理もあるかと思いますがご理解お願い申し上げます。
2023年も郵送でのお知らせをさらに減らし,このブログ,Facebook,Twitter,Instagramに移行しております。研究上のやりとりもSlackやGoogleチャットに大幅に移行して,メールがずいぶん減っています。新年早々失礼を致しますが,ご理解よろしくお願い致します。

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2022年の自己評価その4(社会貢献編)

12)政策
第11期中央教育審議会委員としての2年目。初等中等教育分科会では分科会長代理を拝命,荒瀬先生の仕切りを近くで見る。個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実に向けた学校教育の在り方に関する特別部会でも部会長代理となり,その直下に置かれた教科書・教材・ソフトウェアの在り方ワーキンググループの座長を拝命する。これまで文部科学省「デジタル教科書の今後の在り方等に関する検討会議」で審議してきたデジタル教科書に関する議論を中教審として受け継ぎ,デジタル教材やクラウド学習ツールとの連携について話し合うこととなった。義務教育の在り方ワーキンググループの委員も拝命。次期学習指導要領に向けた義務教育の在り方の議論が始まった。教育課程部会は開催されず。幼児教育と小学校教育の架け橋特別委員会は日程が合わずあまり出席できなかった。
「教育データの利活用に関する有識者会議」座長は,個人情報保護法の全面スタートの中,教育データを前向きに利活用することにまだまだ慎重な意見が多く,慎重に進めた。「学校におけるICT環境整備の在り方に関する有識者会議」では,座長として2022年度までの5年間のICT環境整備計画を2年間延長することを決定した。「GIGAスクール構想の下での校務の情報化の在り方に関する専門家会議」は,武藤リーダー着任後,教育データ利活用会議との連携も進み,座長としてもホッとしている。「情報活用能力調査に関する協力者会議」主査,「GIGAスクール構想に基づく1人1台端末の円滑な利活用に関する調査協力者会議」座長代理,法定会議の「学校教育情報化推進専門家会議」委員,ほか「教育研究開発企画評価会議」委員,学力調査アドバイザーも拝命した。

13)学会
日本教育工学会(JSET)の会長は2年目を迎え,選挙で2023年からの2期目2年間の就任が決まった。1期目は法人化後の学会運営の体制づくりに腐心したが,2期目は少し新しいことに取り組もうと思う。米国の教育工学会(AECT)や中国の教育工学会(CAET)で招待スピーチがあるなど,対外的な業務も多かった。
日本教育工学協会(JAET)は高橋会長が就任,ぼくは常任理事から評議員に移り互選で議長に選任された。日本教育メディア学会,日本教育情報学会では理事を拝命した。日本教育工学研究協議会で基調講演を担当した。日本教育技術学会ではパネルディスカッションに登壇した。

14)講演等
越塚先生@東大からの依頼でEd-AIシンポジウムに登壇した。東京学芸大教育フォーラムに登壇した。内田洋行によるNew Education Expoでは今年も東京と大阪で基調講演を担当した。ラーニングアナリティクスについてのセッションでは内田洋行との共同研究の現状報告をした。EDIXでは東京と大阪で,関西教育ICT展では大阪で講演した。JEES教育シンポジウムはオンラインでの開催となったが,今年も多くの若い教師たちに参加してもらうことができた。Googleとの共同研究によるいくつかのセミナーや,チエルマガジンセミナー,指導と評価大学講座,研数学館「算数・数学連続セミナー」などは対面で,ほか総合初等教育研究所やリシード,日経BP社「教育ICT Days」などいくつかのオンラインセミナーに登壇した。
学校現場向けの講演は,母校の天草市立本渡南小の公開研究会での講演のほか,熊本県高森町に継続的に関わった。筑波大附属小,岩手大学教育学部附属中などの新学習指導要領に影響力がある学校や地域の公開研,たくさんの関係研究者が集った仙台市立錦ヶ丘小学校の公開研,広島県教委や長野県教委,富山県教委,宮城県教委による講演会,お世話になった方々がたくさんいる中でのJAPET&CEC総会での基調講演など,これまでの人生で深く関わりがあるものだけお引き受けして講演した。
テレビ出演等も基本的にはお断りした。日本経済新聞,朝日新聞,毎日新聞,共同通信,日本教育新聞,教育新聞,教育家庭新聞などに記事が掲載された。

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