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中教審義務教育WG(7/18)

中央教育審議会初等中等教育分科会のもとに置かれた「個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実に向けた学校教育の在り方に関する特別部会」の「義務教育の在り方ワーキンググループ」に現地参加。名称でわかるように,ここで議論されることは今後の義務教育の「在り方」であり,大きな目で先を見た議論になる。1つ上の特別部会は,いわゆる「個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実」という令和の日本型学校教育に関する基調を議論しており,この特別部会の横に「デジタル学習基盤特別委員会」が設置されている。義務教育の在り方の基調は誰一人取り残されない学校教育,そのためのデジタル学習基盤,それを前提とした新しい義務教育の制度を検討していくという方向付けになる。
この日は,学校なるもの,義務教育なるものがどのように成立してきたのか,その時の社会の前提は何だったのか,前提が変わった今,検討すべき原理的な部分は何かについて木村先生@青山学院大学がお話しされた。また,フィンランドの教育の例をふんだんに用いて,日本で当たり前だと思っていることを大胆に見直す必要性について伏木先生@信州大学がお話しされた。いずれもたいへん興味深く勉強になった。ぼくからは学校教育とそうでない部分の「境界線」の拡張,柔軟性などの在り方について意見した。夜はデジP議論。

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