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2023年の自己評価その2(研究編)

1)査読論文
査読付き論文(採録決定含む)は,英文ジャーナルに3編(昨年も3編)が掲載された。うち1編はITEL(Information and Technology in Education and Learning)からの招待論文。長濱君と執筆できたことを嬉しく思う。和文は,日本教育工学会論文誌のショートレターに10編(昨年は9編),教育メディア研究に1編,日本学級経営学会誌に2編,読書科学に1編の合計14編が採録となった。
その他,大学の紀要には2編が採録となった。査読無し論文としては,学校保健研究の巻頭言や,小学校時報などに掲載された。

2)国際学会発表
板垣君と宮西さんがファーストオーサーになり,ED-MEDIAに2編発表。ウィーンまで出かけた。AAIAに2編,LTLEに1編,CMMRに2編の合計7編(昨年も7編)が掲載された。

3)研究報告
日本教育工学会研究会に11本,日本教育メディア研究会論集に6本の計17本(昨年は計20本)の研究発表となった。研究会もほぼオンラインから対面に戻り,ぼくも時々参加した。

4)国内学会発表
日本教育工学会の春季大会に20本,同秋季大会に12本,日本教育メディア学会に1本,日本教育情報学会に1本,日本デジタル教科書学会に1本,日本産業技術教育学会に1本,日本社会心理学会に1本,日本読書学会に1本,全日本教育工学研究協議会に3本,全国算数・数学教育研究大会に1本の計42本(昨年は47本)の全国大会での発表となった。全国大会もオンラインから次第に対面に戻ってきた。

5)著書
企画から監修や編著を担当したものが1冊,分担執筆が8冊の合計9冊(昨年度も9冊)だった。 その他,日経BP「教育とICT」,JEES「wutan」,チエル「チエルマガジン」,NHK教育「NHK for School 番組&WEBガイド」,東洋経済「education×ICT」などに掲載された。

6)文部科学省科学研究費補助金
文部科学省科学研究費補助金は,基盤研究(B)が1件,挑戦的研究(萌芽)が1本の研究代表者として継続年度となった。研究分担者として基盤研究(B)が1件,基盤研究(C)が7件だった。

7)共同研究等
内田洋行との初等中等教育におけるラーニング・アナリティクスの研究が一区切りとなった。東京書籍やLentranceとはつくば市教育委員会と連携してデジタル教科書の学習ログ分析についての大きな研究は順調に進んでいる。同じく東京書籍やLentranceとは港区教育委員会と連携してデジタル教科書とNHK for Schoolを自動リンクする研究も進んでいる。その他,広島教販とはNetモラル教材関連,チエルとはデジタル教材やマガジン等,ストリートスマートとは情報活用能力スキル表,スズキ教育ソフトとはキーボー島アドベンチャーやタブレット教材,MetaMoJiとはMetaMoJi Classroomの機能等ほかの共同研究が進行した。

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