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2023年の自己評価その4(社会貢献編)

12)政策
第11期に引き続き,第12期も中央教育審議会委員を拝命。初等中等教育分科会では分科会長代理,個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実に向けた学校教育の在り方に関する特別部会でも部会長代理となった。新設されたデジタル学習基盤特別委員会では委員長,その直下の次期ICT環境整備方針の在り方WGでは主査代理となった。義務教育の在り方WGの委員も継続,教育課程部会の委員にもなった。
「教育データの利活用に関する有識者会議」座長は継続。ただし,教育データの標準化と個人情報保護の議論はそれぞれ別のWGにしたので,親会議の回数はグッと減った。「GIGAスクール構想の下での校務の情報化の在り方に関する専門家会議」は3月に報告書を提出,その後もクラウド調査などを進めた。その他,生成AIのことや情報活用能力のことなどで省内でたくさん議論した。学力調査アドバイザーも拝命した。
2023年は,文部科学省による「リーディングDXスクール」が動き出し,ぼくはその企画委員長となった。いくつものセミナーの企画だけでなく,夏休みには対面研修を延べ9回担当し,クラウドを活用しながら授業するということはどういうことかを伝えた。武藤課長はもちろん,酒井補佐,荒川係長にとってもお世話になった。

13)学会
日本教育工学会(JSET)の会長任期は1期が終わり,選挙で再選され,2期目(通算3年目)に入った。法人化の方も安定してきたので,今期は重点研究領域の拡大など研究の質の向上,経営基盤のさらなる安定,業務のデジタル化推進などを目指している。日本教育工学協会(JAET)の高橋会長,JAPET&CECの山西会長との連携も順調。日本教育メディア学会,日本教育情報学会では理事を拝命した。日本教育工学研究協議会で基調講演を担当した。全国大学国語教育学会や全国高等学校情報教育研究会では基調講演を担当の後,シンポジウムに登壇した。情報処理学会初等中等教育委員会や日本デジタル教科書学会,日本教育技術学会,FiT2023でもシンポジウムに登壇した。

14)講演等
山内君@東大からの依頼でGENEEのAIシンポジウムに登壇した。東京学芸大学では,個別最適な学びに関する公開シンポジウムに2回,東アジア教員養成フォーラム,ICTの教育フォーラムに登壇した。内田洋行によるNew Education Expoでは今年も東京と大阪で基調講演を担当した。EDIXでは東京で,関西教育ICT展では大阪で講演した。JEES教育シンポジウムはハイブリッドで10周年記念講演を担当した。Googleとの共同研究によるいくつかのセミナーや,チエルマガジンセミナー,研数学館「算数・数学連続セミナー」,教育家庭新聞セミナー,未来を創る教育シンポジウム@仙台などに登壇した。Tokyo Education Showでも登壇した。
学校現場向けの講演は,母校の天草市立本渡南小の公開研究会での講演のほか,熊本県高森町に継続的に関わった。板橋区管理職研修,石川県女性教員教育研究会,沖縄県総合教育センター,長野県教委,富山市教委,亀岡市教委,能美市教委など,お世話になった方々に招かれたものだけお引き受けして講演した。
テレビ出演等も基本的にはお断りした。日本経済新聞をはじめいくつかコメントが掲載された。

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