2024年の自己評価その1(総論編)
毎年の恒例に従い,2024年の1年間を何回かに分けて振り返ってみる.
2024年は還暦を迎えた年だった.そして東北大学大学院情報科学研究科から,母校でもある東京学芸大学教職大学院に移籍した年だった.そういう意味では大きな転機の1年となった.
東北大学には,これまでに自分が在籍したあらゆる勤務先の中で最長記録の10年も勤務した.九州生まれのぼくが仙台に10年も住むなんて,想像もできないことだった.教授を務めた情報リテラシー論分野には,優秀な長濱准教授や秘書の立花さんがいてくれたおかげで,働きやすい環境だった.東北大学自体は,いよいよ国際卓越研究大学に選定され大いに飛躍するタイミングだったから,多くの人に「なんで異動するの?」といぶかしがられた.
理由は単純.50歳になる区切りに「後進を育てる(=実践研究者に博士号をとってもらう)」というミッションを自分に課して東北大学に着任したのが10年前.10年経過し,16名の学位取得に深く関わることができ,このミッションはひとまずクリアと判断した.60歳になる区切りに次のミッションを考えた時,1つは教員養成大学,とりわけ母校の逆境に何とか貢献したいという思いになったこと.もう1つは次期学習指導要領の策定にあたるこれから数年は都内に住んでいた方が貢献しやすいだろうということ.この2つが理由のすべてだ.
結果として,東北大学の業務はすべて完了させて完全移籍となった.専攻長の業務も終わり,ラーニングアナリティクス研究センターやGoogle学習先端技術講座も任期満了でクローズした.クロスアポイントメントの制度により,母校である東京学芸大学大学院教育学研究科(教育AIプログラム)の教授は先に3年間務めていたし,すでに学長特別補佐の役割もいただいていた.完全移籍により,大きな役割である先端教育人材育成推進機構の本部委員や教員養成フラッグシップ大学の対応などにも集中できることとなった.正式な所属・職位は,東京学芸大学教職大学院(教育学研究科教育実践専門職高度化専攻)・教授と,東京学芸大学大学院連合学校教育学研究科教育方法論講座・教授であり,学長特別補佐にも指名された.文部科学省初等中等教育の視学委員,国立教育政策研究所の上席フェロー,信州大学特任教授(教育学部附属次世代型学び研究開発センター)の業務は継続となった.学内では大切にしていただいている.
都内に越したこともあり,中央教育審議会をはじめ文部科学省関連の業務は増加したが,往復の新幹線の苦労が無くなり,ほぼ毎日自宅に帰れるのがありがたい.講演等は250ほど断ったにも関わらず,やはり今年も出張等が多過ぎた.還暦を迎えて体力の衰えは著しく,特に忙しかった秋以降は,10月から3ヶ月連続で発熱で数日倒れるという情けない状態.来年度はこれまで以上に講演等は厳選せざるを得ない.不義理を先にお詫びしておきたい.
2024年は還暦を迎えた年だった.そして東北大学大学院情報科学研究科から,母校でもある東京学芸大学教職大学院に移籍した年だった.そういう意味では大きな転機の1年となった.
東北大学には,これまでに自分が在籍したあらゆる勤務先の中で最長記録の10年も勤務した.九州生まれのぼくが仙台に10年も住むなんて,想像もできないことだった.教授を務めた情報リテラシー論分野には,優秀な長濱准教授や秘書の立花さんがいてくれたおかげで,働きやすい環境だった.東北大学自体は,いよいよ国際卓越研究大学に選定され大いに飛躍するタイミングだったから,多くの人に「なんで異動するの?」といぶかしがられた.
理由は単純.50歳になる区切りに「後進を育てる(=実践研究者に博士号をとってもらう)」というミッションを自分に課して東北大学に着任したのが10年前.10年経過し,16名の学位取得に深く関わることができ,このミッションはひとまずクリアと判断した.60歳になる区切りに次のミッションを考えた時,1つは教員養成大学,とりわけ母校の逆境に何とか貢献したいという思いになったこと.もう1つは次期学習指導要領の策定にあたるこれから数年は都内に住んでいた方が貢献しやすいだろうということ.この2つが理由のすべてだ.
結果として,東北大学の業務はすべて完了させて完全移籍となった.専攻長の業務も終わり,ラーニングアナリティクス研究センターやGoogle学習先端技術講座も任期満了でクローズした.クロスアポイントメントの制度により,母校である東京学芸大学大学院教育学研究科(教育AIプログラム)の教授は先に3年間務めていたし,すでに学長特別補佐の役割もいただいていた.完全移籍により,大きな役割である先端教育人材育成推進機構の本部委員や教員養成フラッグシップ大学の対応などにも集中できることとなった.正式な所属・職位は,東京学芸大学教職大学院(教育学研究科教育実践専門職高度化専攻)・教授と,東京学芸大学大学院連合学校教育学研究科教育方法論講座・教授であり,学長特別補佐にも指名された.文部科学省初等中等教育の視学委員,国立教育政策研究所の上席フェロー,信州大学特任教授(教育学部附属次世代型学び研究開発センター)の業務は継続となった.学内では大切にしていただいている.
都内に越したこともあり,中央教育審議会をはじめ文部科学省関連の業務は増加したが,往復の新幹線の苦労が無くなり,ほぼ毎日自宅に帰れるのがありがたい.講演等は250ほど断ったにも関わらず,やはり今年も出張等が多過ぎた.還暦を迎えて体力の衰えは著しく,特に忙しかった秋以降は,10月から3ヶ月連続で発熱で数日倒れるという情けない状態.来年度はこれまで以上に講演等は厳選せざるを得ない.不義理を先にお詫びしておきたい.
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