2024年の自己評価その2(研究編)
査読付き論文(採録決定含む)は,英文ジャーナルに3編(昨年も3編)が掲載された.和文誌は,日本教育工学会論文誌のショートレターに12編(昨年は10編),教育メディア研究に1編,教育情報研究に1編,読書科学に1編の合計15編が採録となった.
その他,大学や学会の紀要には8編が採録となった.査読無し論文としては,全国家庭科教育協議会の巻頭言や,広島大学附属小学校の機関誌,中等教育資料,視聴覚教育,日本語学などに掲載された.
2)査読付き国際学会発表
ぼくはシンガポールに同行できなかったが,柴田先生と田島先生がファーストオーサーになり,ED-MEDIAに2編発表.宮西さんが難関国際会議のLAKに1編発表.齊藤君とALEX君がICoMEに2編発表.槇さんが数学教育の国際会議ICMEで1編発表.八木澤さんがLTLEに1編,ナベがIDDCに1編の合計8編(昨年は7編)が掲載された.
3)研究報告
日本教育工学会研究会に10本,日本教育メディア研究会論集に2本,情報処理学会CE研に1本の計13本(昨年は計17本)の研究発表となった.研究会もほぼオンラインから対面に戻り,一部はぼくも時々参加した.
4)国内学会発表
日本教育工学会の春季大会に9本,同秋季大会に8本,日本教育メディア学会に5本,日本教育情報学会に1本,日本産業技術教育学会に1本,全日本教育工学研究協議会に3本,全国算数・数学教育研究大会に1本の計28本(昨年は42本)の全国大会での発表となった.
5)著書
企画から監修や編著を担当したものが2冊,分担執筆が1冊の合計3冊(昨年度は9冊)だった.その他,日経BP「教育とICT」,チエル「チエルマガジン」,ジアース教育新社「文部科学教育通信」,スズキ教育ソフト「キューブランド」,JEES「wutan」などに掲載された.
6)文部科学省科学研究費補助金
文部科学省科学研究費補助金は,基盤研究(B)が1件,挑戦的研究(萌芽)が1本の研究代表者として継続年度となった.研究分担者として基盤研究(B)が1件,基盤研究(C)が7件だった.
7)共同研究等
広島教販とはNetモラル教材関連,チエルとはデジタル教材やマガジン等,スズキ教育ソフトとはキーボー島アドベンチャーやタブレット教材,教育同人社とは今後の教材の在り方,MetaMoJiとはデジタルノートの研究,教育出版や三省堂とはデジタル教科書等の共同研究が進行した.いずれも東京学芸大学と共同研究の手続きをした.
東京書籍やLentranceとはつくば市教育委員会と連携してデジタル教科書の学習ログ分析についての大きな研究は順調に進んでいるが,こちらは主に東北大学大学院情報科学研究科長濱研究室が中心となった.同じく東京書籍やLentranceとは港区教育委員会と連携してデジタル教科書とNHK for Schoolを自動リンクする研究も進んでおり,学会発表も終わり,査読論文の執筆に入っている.
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