学会

2021年の自己評価その4(社会貢献編)

12)政策
中央教育審議会委員として,総会,初等中等教育分科会,教育課程部会,幼児教育と小学校教育の架け橋特別委員会に出席。初等中等教育分科会では分科会長代理を拝命した。教育再生実行会議初等中等教育WGとデジタル化タスクフォースの有識者として参画,こちらは5月までで終了。
文部科学省「デジタル教科書の今後の在り方等に関する検討会議」座長,「教育データの利活用に関する有識者会議」座長,「情報活用能力調査に関する協力者会議」主査,「GIGAスクール構想の下での校務の情報化の在り方に関する専門家会議」座長,「GIGAスクール構想に基づく1人1台端末の円滑な利活用に関する調査協力者会議」座長代理を拝命。法廷会議の「学校教育情報化推進専門家会議」でも委員を,ほか学力調査アドバイザーも拝命した。11月には「学習eポータルとMEXCBTの活用に関する説明会」に登壇した。
GIGA元年ということで,教育の情報化にとっては大きな前進となった1年間だった。

13)学会
日本教育工学会(JSET)の会長を拝命した。法人化後の学会運営を,美馬・室田・山内・村上という優れた4人の副会長に支えられ,総務委員会をはじめとする各種委員会や事務局の長尾さんによって順調な1年目となった。全国大会ではプレジデントトークなどの責任ある業務があったり, 2回連続でシンポジウムの指定討論者になったり,中国の教育工学会(CAET)で招待スピーチがあるなど,対外的な業務も多かった。理事会ではシビアな議論もあった。
日本教育工学協会(JAET)常任理事,日本教育メディア学会,日本教育情報学会では理事を拝命した。

14)講演等
国立情報学研究所(NIIのオープンハウスで基調講演および喜連川所長と対談したのは緊張した。緒方先生@京都大からの依頼でエビデンス駆動型教育研究協議会キックオフシンポジウムに,山内先生@東京大からの依頼で東京大学STEAMシンポジウムに登壇した。国立教育政策研究所教育改革国際シンポジウムや日本児童英語教育学会(JASTEC)のパネルディスカッション,東京学芸大教育フォーラムに登壇した。
内田洋行によるNew Education Expoで基調講演を担当した。EDIXでは東京と大阪で,関西教育ICT展では大阪で講演した。JEES教育シンポジウムはオンラインでの開催となった。Googleとの共同研究によるいくつかのセミナーや,チエルマガジンセミナー,まなびポケットEXPO,ReseEdセミナー,指導と評価大学講座,研数学館「算数・数学連続セミナー」,小学館「みんなの教育技術オンライン研修会」など,オンラインセミナーが目白押しの1年だった。
学校現場向けの講演はほぼお断りしたが,地元の天草市教委での講演のほか,京都教育大附属桃山小,筑波大附属小,広島市立藤の木小,関西大学初等部,熊本県高森町など,新学習指導要領に影響力がある学校の公開研,仙台市遠隔教育フォーラムや仙台市立錦ヶ丘小学校の公開研,広島県指導主事研修,江東区校園長研修会,山梨県管理職研修,富士市教育講演会,目黒区教育会総会,北河内地区教育長協議会研修会,長野県教育委員会の講演会など,これまでの人生で深く関わりがあるものだけお引き受けして講演した。
テレビ出演等も基本的にはお断りしたが,NHK仙台には出演した。ほか,日本経済新聞,朝日新聞などに記事が掲載された。

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2021年の自己評価その1(総論編)

2021年を,毎年の恒例に従い,何回かに分けて振り返ってみる。
2021年は,東北大学大学院情報科学研究科に着任して8年目を迎えた年だった。情報科学研究科に設置されたラーニングアナリティクス研究センター(LARC:Learning Analytics Research Center)のセンター長を拝命し,時期的にいろいろと注目されることとなった。日本教育工学会の会長を拝命した年でもあった。
研究室には大きな変化が生じた。安里と遠藤の2人の修士課程の学生が修了し,研究室が静かになった。窪先生の定年退職は,わかっていたことだけど,やはり大きなことだった。時々研究室に顔を出していただけることをありがたく思う。また,7年ちょっとの間,ぼくを力強く支えてくれた秘書の小野寺さんの退職も大きなことだった。こちらもしばらくはいろいろ間接的に支えてもらうことにしてもらっていることがありがたい。
一方,東京工業大学准教授だった長濱澄准教授と,東北大学大学院教育学研究科で博士号を取得したばかりの川田拓特任助教をお迎えすることができたことは,大きな前進を予感させることになった。幸い,窪先生のご紹介で,秘書の立花さんも着任してくれ,新体制が年内に揃うこととなった。
2022年は,院生やOBたちの研究のさらなる充実を第一に,学内業務,政策,学会への貢献と啓発に努力していきたい。「後進を育てる(=実践研究者に博士号をとってもらう)」というミッションを自分に課した東北大学への着任の成果は着々と上がり,目的は達成されたようにも思っている。
また,クロスアポイントメントの制度により,母校である東京学芸大学大学院教育学研究科(教育AIプログラム)の教授も担当することとなった。さらに,これまでの国立教育政策研究所のフェローのほか,新規に信州大学客員教授(教育学部附属次世代型学び研究開発センター),静岡大学客員教授(教育学部STEM教育研究所)も拝命し,大きな肩書きが5つとなった。
体力,知力,そして気力の限界もあり,2022年はこれまで以上に講演等をほぼ完全にお断りすることをお許しください。申し訳ございません。

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JAEMS全国大会@オンライン(12/18-19)

12/18:日本教育メディア学会(JAEMS)の第9期理事会。その後に第10期理事会。お昼はチャーハンを食べて,その後に総会に参加。全国大会では1つめのシンポジウムで荒木さんの話を聞く。2つめのシンポジウムでは,テクノロジー導入の功罪をどう周囲に知らしめるかという課題をもらった印象。
終了後,堀田研東京忘年会。久しぶりで楽しかった。2次会でも槇さんが活躍。
12/19:連名発表を中心に発表を聞いて回り,いくつかの質問をする。今回の連名発表は以下の2件。
後藤心平, 齋藤玲, 堀田龍也 (2021年12月)
メディア専攻の初年次学生に対する実務家教員によるスタジオ利用型「テレビ番組放送」授業実践:フォローアップ調査研究
日本教育メディア学会 第28回年次大会 pp.127-130

大久保紀一朗, 恩田真衣, 恩田岬, 三井一希, 佐藤和紀, 堀田龍也 (2021年12月)
小学校第3学年を対象としたクラウドに関する理解と活用する態度を育む学習の実践とその効果の検討
日本教育メディア学会 第28回年次大会 pp.73-74

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日本教育技術学会でパネルディスカッションに登壇(12/12)

前日のうちに名古屋入り。名古屋駅はすっかり例年の師走の賑わい。石井先生や谷先生と食事会。
朝から日本教育技術学会。参加者約1,000名。原則はオンラインだが,パネルディスカッションは現地から配信。石井先生@京大,谷先生,長谷川先生と4人で,ぼくが進行役を務めた。日本の近代教育方法史における「教育技術の法則化運動」の位置付けとその後の課題について,実りあるディスカッションになったように思う。終了後,みんなでお昼を食べて,一足先に名古屋駅まで送ってもらう。

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JSET全国大会関連打合せ(12/7)

村上副会長,森田大会企画委員長と,先々の全国大会の考え方やシンポジウム等について,学会の運営戦略と絡めた議論の下打合せをオンラインで実施。JSETを大切に考えてくれているリーダー達に感謝。

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オンラインでJSET研究会(12/4)

JSET研究会。今回はしっかり申し込んだ。オンライン開催はすっかり馴染んだけど,今回はあんまり質疑が出ないことが気になった。
今回の関係研究発表は以下の4つ。
中川哲, 斎藤玲, 板垣翔大, 堀田龍也(2021.12)
筆答テストの採点支援システムにおける解説付き模範解答の作成機能についての検討
日本教育工学会研究報告集 JSET21-4 pp.61-66

八木澤史子, 安里基子, 遠藤みなみ, 佐藤和紀, 堀田龍也 (2021.12)
クラウドでの共同編集機能を用いた学習指導案の修正過程の分析
日本教育工学会研究報告集 JSET21-4 pp.208-215

手塚和佳奈, 佐藤和紀, 大久保紀一朗, 久保田善彦, 堀田龍也, 谷塚光典 (2021.12)
メディアや情報に対して小学校高学年の児童がもつステレオタイプやバイアスに関する実態調査
日本教育工学会研究報告集 JSET21-4 pp.188-195

遠藤みなみ, 佐藤和紀, 堀田龍也 (2021.12)
小学校の初任者教師のICT活用に関する省察の実態把握の試み
日本教育工学会研究報告集 JSET21-4 pp.223-228

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全日本教育工学研究協議会(11/19-20)

日本教育工学協会(JAET)による全国大会である全日本教育工学研究協議会がオンラインで開催された。大会本部は大阪教育大学。ぼくはオンライン参加だったが,事務局の方々がていねいに御対応いただいていることがよくわかる。1日目は全体会,シンポジウムを視聴。2日目は朝から研究発表に参加。最後のシンポジウムは中座して空港へ。

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オンラインでJSET研究会(10/30)

JSET研究会。オンライン開催はすっかり板についている。一方,研究会委員交代でフレッシュな感じに。 今回の関係研究発表は以下の2つ。
○手塚和佳奈, 佐藤和紀, 大久保紀一朗, 久保田善彦, 堀田龍也, 谷塚光典(2021.10) メディアや情報に対して大学生がもつステレオタイプやバイアスに関する実態調査の試み 日本教育工学会研究報告集, JSET21-3, pp.9-16
○八木澤史子, 安里基子, 遠藤みなみ, 佐藤和紀, 堀田龍也(2021.10) クラウドでの共同編集機能を用いた学習指導案の修正に関する試み 日本教育工学会研究報告集, JSET21-3, pp.118-123

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JAET理事・評議員会(10/29)

JAET理事・評議員会にオンライン参加。次期会長候補が確定。大阪でのR2全国大会,春日井でのR3全国大会,青森県六ヶ所村でのR4全国大会のことなど。学校情報化認定の新体制など。終了後は焼鳥。バー。

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JSET2021年秋季全国大会(10/16-17)

10/16:早朝に青葉山。冷たい雨。印刷等。最初はオープニングセレモニーで会長挨拶。午前中はチュートリアルセッション1でJSET初心者にウェルカムプレゼン。伏木田さんおつかれさま。買って来たパンを食べて,お昼に午後のシンポジウム1の事前打合せ。全体会直前のリハーサル。全体会で会長就任の挨拶。山西先生に名誉会員の表彰。研究奨励賞の表彰。論文賞の表彰。全体会終了後,すぐにシンポジウム1。まずは溝上先生@桐蔭学園のキーノートスピーチ。たいへん勉強になる。その後,高橋の司会進行で重田君@北海道大,長野君@京都教育大附属桃山小,塚田さん@福岡県教委のプレゼン,ぼくは指定討論者として登壇。溝上先生とのディスカッションがとても面白かった。終了後,急いで帰宅。JSETワカモノの会に顔を出し,幹事の長濱君に頼まれて乾杯の音頭。そっと中座。明日のプレジデントトークの最終チェック。
10/17:今日も早朝に青葉山。まだ冷たい雨。挨拶の確認。プレジデントトークの確認。プレジデントトークの事前打合せで,AECT,CAET,KSETの会長のみなさまに御挨拶。プレジデントトークでは日本の教育工学のことについてスピーチ。ディスカッション。各国の性格のようなものを強く感じる時間だった。午後はシンポジウム2の打合せに少し参加,拝聴。クロージングセレモニーで会長挨拶。少し時間を置いてオンライン懇親会で最後の挨拶。出張へ。

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