学会

JSET研究会@京都外国語大(5/24)

午前中は処方箋を持って薬局.ミッキー飯店.新幹線で京都.車内では科研費の報告書など.チェックインした後に,明日学会発表するプロジェクトメンバーと川床で一献.2次会で大久保君たちが合流.楽しい時間だった.
当日は小雨の中,タクシーで会場の京都外国語大学へ.今回は関係発表も多く,観て回り,コメントをする.他の発表にも質問するなど.雨の中,なかなか帰りのタクシーが捕まらず.京都駅で関係者の慰労会.三々五々で解散して帰京.
今回の関連発表は以下の通り.
○堀田雄大, 八木澤史子, 堀田龍也(2025.5)
教師の専門的な学習共同体に関する研究におけるICT活用の動向
日本教育工学会研究報告集 JSET2025-1 pp.27-31

○遠藤みなみ, 八木澤史子, 佐藤和紀, 姫野完治, 堀田龍也(2025.5)
授業観察研究のレビューによる1人1台端末を活用した授業の観察に関する考察
日本教育工学会研究報告集 JSET2025-1 pp.14-18

○西本壇, 伊藤真紀, 杉本啓馬, 佐藤和紀, 堀田龍也(2025.5)
授業の準備や運営等をデジタル環境で行うことによる時間短縮の程度に関する調査
日本教育工学会研究報告集 JSET2025-1 pp.217-222

○渡邉光浩, 園田文, 堀田龍也(2025.5)
小学校における学校教材の選定及び採用に関するアンケート調査の分析
日本教育工学会研究報告集 JSET2025-1 pp.141-148

○登本洋子, 齋藤玲, 堀田龍也(2025.5)
探究的な学習における生成AIの活用方法と課題の検討
日本教育工学会研究報告集 JSET2025-1 pp.223-226

| | | コメント (0)

JSET理事会(5/17)

朝から大雨.病院.原稿書き.JSET理事会にオンラインで参加.これまでは会長だったので(コロナ禍のピーク時期以外は)常に対面参加で,朝の執行部・事務局会議から1日仕事だったし,その前は副会長だったし,その前は総務委員だったしというわけで,常に理事会は現地参加だったが,監事となった今回は久しぶりにオンラインでの参加となった.進行する必要もなく,いろんな提案を「ごくろうさまです」の気持ちで拝聴.山内会長の進行も見事で,副会長もみんな活躍している様子がよくわかった.

| | | コメント (0)

JSET春季全国大会@成城大(3/8-9)

3/8:朝早くに成城大学へ.受付準備中のところで大会実行委員長の杉本学長とご挨拶.頭が下がる.成城大学の実行委員会はほんとうによく動いてくれ,ホスピタリティの高さを感じた.いくつかのセッションを見て回り質問するなど.控室で山内新会長はじめ執行部と諸々の方向からの打合せ.途中,木原さんと打合せ.夜はウェルカムレセプション.成城大学のアイドル研究会の出し物がすごかった.終了後は成城学園前駅近くで堀田研懇親会.外は雪.小田急線で帰宅
3/9:成城大学へ.参加者は918名.各セッションを回って質問など.全体会,SIG・重点活動領域の案内に参加.SIGセッションをぐるっと回り,重点活動領域のセッションもぐるっと回る.それなりに盛況.最後はクロージングセレモニーに出席.

今回の関連発表は以下の通り:

○中尾教子, 堀田龍也(2025.3)
教師の協働性を支えるコンピュータを介したコミュニケーションに関する研究の動向
日本教育工学会, 2025年春季全国大会講演論文集, pp.127-128

○渡邉光浩, 堀田龍也(2025.3)
教職課程における新科目「情報通信技術を活用した教育の理論及び方法」の授業設計と効果に関する実践的研究
日本教育工学会, 2025年春季全国大会講演論文集, pp.609-610

○板垣翔大, 手塚雄三, 堀田龍也(2025.3)
教育委員会を対象とした情報モラル教材の学習ログの活用ニーズの調査
日本教育工学会, 2025年春季全国大会講演論文集, pp.109-110

○齋瑞希, 板垣翔大, 古内利明, 柴田隆史, 堀田龍也(2025.3)
コンピュータを用いた学習時における視距離測定システムの警告による視距離の変化
日本教育工学会, 2025年春季全国大会講演論文集, pp.191-192

○泰山裕, 小島亜華里, 黒上晴夫, 堀田龍也(2025.3)
思考スキルの視点からみた各教科と発達段階の特徴
日本教育工学会, 2025年春季全国大会講演論文集, pp.369-370

○山本朋弘, 野口太輔, 堀田龍也, 小柳和喜雄(2025.3)
入学前の情報端末環境の違いによる教育学部大学生のICT活用スキルと指導力に関する分析
日本教育工学会, 2025年春季全国大会講演論文集, pp.489-490

○八木澤史子, 佐藤和紀, 堀田龍也, 姫野完治(2025.3)
情報端末を活用した子供主体の授業に対する参観者の属性の違いによる観察の視点の比較
日本教育工学会, 2025年春季全国大会講演論文集, pp.465-466

○槇誠司, 中野博幸, 堀田龍也(2025.3)
シンガポールのGCE A-Level予備試験における統計項目の分類 -数学,物理,化学,生物のH2 問題の分析を通して-
日本教育工学会, 2025年春季全国大会講演論文集, pp.267-268

○小田理代, 登本洋子, 本沢彩, 堀田龍也(2025.3)
大学生を対象としたAIに対する態度調査の試み
日本教育工学会, 2025年春季全国大会講演論文集, pp.135-136

○三井一希, 板垣翔大, 泰山裕, 大久保紀一朗, 佐藤和紀, 堀田龍也(2025.3)
学習の振り返り記述に対する自動色付け機能の効果の検討
日本教育工学会, 2025年春季全国大会講演論文集, pp.361-362

| | | コメント (0)

JSET事務局会議・代議員総会・新理事会(3/7)

早めに成城大学に向かうも,強風で小田急線が運行休止になり,経堂駅で強制的に降ろされてしまった.タクシー乗り場は長蛇の列,Goでも呼べず,S-Rideでようやく1台確保でき,15分ほど待機してタクシー乗車.成城大学まで行ってもらい,無事に間に合った.日本教育工学会(JSET)の事務局会議では,代議員総会から新理事会までの流れを確認.代議員総会では決算・予算の承認と,新理事の承認.議事進行も順調だった.ぼくはこの代議員総会で,ぼくは会長を退任することとなった.役員向けに退任のご挨拶をした.その後の新理事会では,会長の選任まで会長不在となるため,議事進行をすることとなり,無事に会長候補の理事となっていた山内祐平教授@東京大がJSET第10代会長に就任され,就任挨拶および新体制の人事の説明がなされた.
4年間の苦労はあったけど,学術団体の会長としての役目が終わって安堵した.退任の挨拶がJSETのWebサイトに掲載された.

| | | コメント (0)

日本学級経営学会@東京学芸大(3/1)

眠い目をこすりつつ土曜出勤.正門から入りウッドデッキ付近を歩いていると,ほった君@新潟が追いかけてきた.会場に近づくに連れていろんな知人と会う.会場入りして赤坂先生@上越教育大,阿部先生@上越教育大にご挨拶.大村先生@東京学芸大,松山先生@東京学芸大の事務局の先生方と打合せなど.「DX時代の学級経営」という題目をいただいていたが,40分の講演の後は赤坂先生・阿部先生・大村先生の3人との鼎談だったので,講演ではDX時代に向けた社会,学校の変化について情報提供をした.満席近い200人ほどの参加者が真剣に聞いてくださり,質問も多かった.最後に,この分野の学会として,学習会とは違った役割を負って発展していただくことへの期待を述べた.終了後は事務局のみなさんとお弁当をいただき,先に失礼した.

| | | コメント (0)

日本教育メディア学会研究会@京都教育大(2/16)

東京駅に出て新幹線で京都へ.奈良線に乗り換えてJR藤森駅から会場の京都教育大学へ.日本教育メディア学会研究会.会場校担当は大久保,研究委員会の委員長はカズ.というわけで堀田研として応援しようと発表が3件あったこともあり,久しぶりに京都教育大学にやってきた.凛ちゃんと優くんが正門まで迎えに来てくれた.休憩室で子供の相手をしたり,研究発表を見に行ってコメント書いたりなど.全体的に,中堅からベテラン勢が,若い人たちに育成的に質問したり助言したりしているのがすばらしいなと思った.
終了後は,子供たちも一緒に京都駅に行き,打ち上げ.会場を片付けた大久保君も合流してくれた.おつかれさま.
今回の関連発表は以下の通り.
八木澤史子, 安里基子, 堀田龍也(2025.2)
自由進度学習に継続して取り組んでいる小学校で作成された学習指導案および学習計画の項目の分析
日本教育メディア学会研究会論集 58, pp.33-40

中尾教子, 八木澤史子, 堀田龍也(2025.2)
児童が教科書を主体的に活用するための小学校教師による指導の方法と内容
日本教育メディア学会研究会論集 58, pp.158-165

村井明日香, 宇治橋祐之, 齋藤玲, 堀田龍也(2025.2)
PR目的の動画における縦型と横型動画に対する印象と内容理解 ―大学生を対象とする事例的調査―
日本教育メディア学会研究会論集 58, pp.25-32

| | | コメント (0)

JSET事務局会議・理事会(2/15)

虎ノ門ヒルズのJAPET&CECへ.午前中は執行部・総務委員会と一緒に事務局会議.引き継ぎを意識しつつ理事会の案件確認,今日も案件は盛りだくさん.お弁当を食べてから,編集委員会の間に会長業務の整理.理事会.終了後は第20期の理事の任期最終の理事会だったこともあり,懇親会.

| | | コメント (0)

JAETプレ大会でつくばへ(2/7)

地下鉄で秋葉原.TXに乗り換えてつくば駅.のんびり歩いて会場のカピオつくばへ.森田教育長ほか,赤堀先生,吉崎先生,山西先生などのお歴々のみなさんがいらっしゃって驚く.授業公開があったそうで,参観できずに残念.資料の提出に行き違いがあったようで,慌てて準備する.大先輩たちの前で基調講演を60分.終了後はパネルディスカッションを2つ拝聴.途中,企業展示を見て回る.終了後は登壇者等の打ち上げ.中座してTX.

| | | コメント (0)

2024年の自己評価その4(社会貢献編)

12)政策
第12期の中央教育審議会委員の後半.初等中等教育分科会では分科会長代理,個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実に向けた学校教育の在り方に関する特別部会でも部会長代理となった.義務教育の在り方WGの委員も継続,「出張中教審」で学びの多様化学校を2校視察したのは勉強になった.教育課程部会の委員にもなり,次期学習指導要領につながる課題の議論をした.新設されたデジタル学習基盤特別委員会では委員長,その直下のデジタル教科書推進WGでも主査となり,デジタル教科書の今と近未来を繋ぐ議論をした.次期ICT環境整備方針の在り方WGでは主査代理となり,こちらは2ndGIGA時代の端末やネットワークの現状と課題の議論をした.教育データの利活用に関する有識者会議の座長は継続.今年度は1年間で課題整理としていたが,後半にビジネスモデルの議論が入り,事務局が調整にご苦労されていた.その他,校務DXや生成AI等について意見交換をした.情報活用能力の体系的な育成については幅広に議論した.研究開発学校の委員も担当し,特に学習の基盤となる資質・能力としての情報活用能力の育成について,愛知県春日井市と宮城教育大学附属小学校に助言をした.学力調査アドバイザーも拝命した.視学官・調査官会議でワークショップを担当した.デジタル庁のピッチイベントや国立教育政策研究所のシンポジウムにも登壇した.
文部科学省による「リーディングDXスクール」は1年目の大成功を受けて2年目はさらに大きく飛躍した.企画委員長として基調講演や,指定地域の学校を委員長訪問として視察し助言等をした.夏休みの対面研修も全体をみるだけでなく登壇もした.荒川係長が獅子奮迅の活躍だった.学校情報基盤・教材課の課長は武藤課長から寺島課長にバトンタッチ.にとってもお世話になった.

13)学会
日本教育工学会(JSET)の会長任期は2期2年目(通算4年目)の最終年度だった.法人化の方も安定し,重点研究領域の拡大など研究の質の向上,経営基盤のさらなる安定,業務のデジタル化推進のほか,J-stageに未掲載の論文の掲載などを進めた.日本教育工学協会(JAET)の高橋会長,JAPET&CECの山西会長との連携も順調.日本教育情報学会では理事,日本教育メディア学会では評議員を拝命し,全国大会で基調講演を担当した.日本教育工学会では全国大会のシンポジウムやチュートリアルに登壇.教育システム情報学会の全国大会の50周年記念シンポジウム,日本教育心理学会のシンポジウム,日本家庭科教育学会のセミナー等に登壇した.

14)講演等
東京学芸大学では,ICTの教育フォーラムに登壇した.また,日本教育大学協会の大会基調講演を担当した.岐阜大学教育学部の創立150周年記念講演を依頼され岐阜で講演した.千葉大学教職大学院の公開講座も担当した.京都教育大学の講演会で基調講演を担当した.
内田洋行によるNew Education Expoでは今年も東京と大阪で基調講演を担当した.EDIXでは東京で,関西教育ICT展では大阪で講演した.JEES教育シンポジウムはハイブリッドで10周年記念講演を担当した.Googleによるセミナー,チエルマガジンセミナー,教育家庭新聞セミナー,MetaMoJi Daysなどに登壇した.
学校現場向けの講演は,母校の天草市がリーディングDXスクールに選定されたこともあり,5回の助言と講演をした.同じく熊本県の高森町に継続的に関わった.横浜市,名古屋市,京都府指導主事研修,徳島県と広島県の情報教育研究会など,お世話になった方々に招かれたものだけお引き受けして講演した.
テレビ出演等も基本的にはお断りした.日本経済新聞や朝日新聞,毎日新聞をはじめ新聞にはいくつかコメントが掲載された.そうそう,週刊文春にはヒドい目に遭った.丁寧に取材対応したのにも関わらず,断片的な事実を適当に組み合わせて自分たちのストーリーに入れ込み,関係者に無駄な心配をおかけした.幸い,関係の近い多くの人たちはぼくの普段の姿勢を理解してくれていること,手続きはすべて正当に行われてのことであることなどを承知してくれているので,笑いながら応援してくれたことが心強かった.

| | | コメント (0)

日本教育技術学会シンポジウムに登壇(12/8)

朝から旗の台の昭和大学へ.日本教育技術学会.対面とオンラインのハイブリッド開催で500名もの参加があった.向山洋一先生にご挨拶.懐かしい面々とも久しぶりに話す.林先生の模擬授業はなかなかのもので,これまでの一斉授業における教育技術と1人1台情報端末でクラウドによる他者参照の融合が見事だった.高橋君の講演のあと,高橋君,谷先生,長谷川先生と4人でシンポジウム.教師のもつ教育技術から学習者が身に付けるべき学習技術への移転をどうするかという大きな問いの中での議論だった.ぼくは44年前の資料をもとに,個々の児童の状態把握を鮮明にし,教師が「学ばせたいこと」を明瞭に理解していることの重要性を指摘した.立食の懇親会に参加し,若松君@京都教育大附属桃山小,蓑手先生@HILLOCK,松尾先生@千葉,尾形君@宝仙学園小などとも話ができた.

| | | コメント (1)

より以前の記事一覧