東北大

2025年の自己評価その3(本務編)

8)ゼミ
東京学芸大学教職大学院に3人の現職教員,連合大学院博士後期課程教育方法論講座に2人の大学院生が入学し,東京学芸大学としてのゼミがスタートした.週1回,夜に90分ほどのゼミを続け,40回近くの開催となっている.教職大学院に入学してきた3人はいずれもバリバリの現職教員だが,実践性は優れていても研究については素人同然.40回のゼミによってどんどん成長しているところ.博士後期の2人は研究力は図抜けているが,論文の構造を超えた構成の仕方,いくつかの論文を組み合わせて研究成果を重ねていく方法など,研究戦略のようなことをしっかり指導した,八木澤さんや大久保君がゼミを支援してくれたり,佐藤研@信州大が一緒に合宿をしてくれたりした.
東北大学時代のメディア教育論ゼミは,2ヶ月に1度のオンラインゼミとして継続し,毎回,7-8人のOB・OGが参加し,共同研究の良い接着剤となっている.博士号をとった全員が大学教員になっているが,それぞれの持ち場で根付いてよくがんばっている.山形県河北町で行う恒例の夏合宿は,例年通り温泉宿貸切で大いに盛り上がった.東京学芸大での新ゼミ生も合流し,新しい形がスタートした.槇さんご夫妻にたいへんお世話になった.

9)講義
前期は博士後期課程の「教育DX研究」を担当した.また,登本さんのリードによる全修士院生に対してオムニバスの「先端型教育研究開発」では高度情報化が進む時代の学校教育に関する研究の考え方について講義した.後期は修士課程(教育AIプログラム)の「教育未来構想論」を担当した.これに加えて,夏季オンライン集中講義(教職大学院)「授業実践研究」を担当.正規履修生は10名ほどで,科目等履修生が40名ほどというオンライン講義だった.この科目等履修生は,東京学芸大学が包括連携協定を結んでいる県教委から推薦された人たちなので,とても熱心な受講生たちだった. その他,信州大学でSTEAM教育の概論の講義をオンラインで担当した.

10)学内業務
学長特別補佐として月1回の部局長会議に出席した.教職大学院の教授会はもちろん,DX推進本部会議や入試判定等の会議にも出席した.先端教育人材育成推進機構の本部会議は隔週で実施,戦略会議としてとても勉強になった.情報教育サブプログラムでは主任となり,諸々の業務を担当した.連合大学院では教育方法論講座の副代表となり,いろんな仕事を体験した.連合大学院の紀要「学校教育学研究論集」の査読をいくつか担当した.
研究室運営では,秘書の原さんの大活躍のおかげで,たいへん順調だった.御用納めの日にはお世話になった方々にお越しいただいてのランチ会が催された.原さんには心より感謝申し上げたい.

11)海外出張
海外出張は4回だった.7月には中国の教育工学会(KSET)の公開研究会が日照市で行われ,董先生からの招聘で貴重講演を担当した.長濱君たちと一緒に出かけた.8月には珍しくお盆休みをまとめて確保できると思っていたが,台湾教育省主催の国際会議 International Digital Learning Forum in Taichung で講演することとなった.小田さんが随行してくれ,台中教育大学の先生方とも懇意になることができ,良い経験だった.9月は黒上さんたちと泰山科研で新北市・台北市に行き,日本のGIGAについての説明をした.台北日本人学校の先生たちと久しぶりに会えて楽しかった.11月には EduTechAsia に参加するためにシンガポールに行き,日本人学校中学部で講演した.

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2025年の自己評価その1(総論編)

毎年の恒例に従い,2025年の1年間を何回かに分けて振り返ってみる.
2025年は,母校でもある東京学芸大学教職大学院に移籍して2年目の年だった.東北大学にはこれまでに自分が在籍したあらゆる勤務先の中で最長記録の10年も勤務したし,国際卓越研究大学に選定され大いに飛躍するタイミングでの異動だったが,60歳を迎えるタイミングで教員養成大学,とりわけ母校の逆境に何とか貢献することを次なるミッションにしようと考えた.学長特別補佐の役割もいただき,大きな役割である先端教育人材育成推進機構の本部委員や教員養成フラッグシップ大学の対応など,佐々木理事のもとで進めてきた.でも自分に与えた「母校への貢献」のミッションの実現は,まだまだこれからというところだ.
中央教育審議会は次期学習指導要領に向けた大きなうねりを迎えていたこともあり,都内居住の2年目である今年は文部科学省に出向くことがとても多かった.中教審の答申まで,この生活はもう1年ほど続く見込みである.
講演等は250ほど断ったため,少し体は楽になったが,それでもやはり出張等が多過ぎた.人間ドックの数値がいくつも引っかかるようになって,医者の指導のもとで体調コントロールに努めたからか,倒れることは少なくなった.来年度は,学内業務も増える見込みであり,年齢に合わせてこれまで以上に講演等の外部の業務は厳選する.不義理を先にお詫びしておきたい.

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オンラインでメディア教育論ゼミ(12/7)

恒例のメディア教育論ゼミをオンラインで.なんとちょうど100回の記念ゼミ.東北大学時代のOB・OGたちを中心に8名が参加.それぞれの近況報告や研究報告などを聞いてコメント.次回は鎌倉女子大学にて対面ゼミが計画されている.

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ムーンショット研究者会議(11/23)

今回も祝日に実施.でも朝から丸ノ内線は満員電車だった.日本橋の会議室へ.今回は午前中からムーンショット研究者会議.今回は第3回現地調査時の段取りと,大規模調査の項目等の最終検討をみっちり.日本橋コレドのスペイン料理でランチ,夜は日本橋の老舗であなご料理.みんなおつかれさまでした.

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メディア教育論ゼミ夏合宿@河北町(8/2-3)

毎年恒例の夏合宿のため山形県河北町に向かう.今年は山形新幹線の不具合により直通電車がいつ回復するかがわからず,間際に若干の混乱があったが,無事に決行できた.心配された台風も一過で安心.夏空のもとでスタート.例年と同じ宿で.29名が集まって,ポスターセッション3回転で最初からボルテージ高くディスカッションが続く.ぼくの講座.夕方に槇さんのお宅にご挨拶.夕飯は恒例の宴会場での大宴会,2次会は食堂で,3次会は部屋で,4次会は別の部屋で,と続いた.研究者同士が相互啓発されていく年に1回の大切な時間だった.
2日目は早朝に温泉に入り,朝食を食べながら八木澤さんと議論.ゼミは草本さんの博士論文への苦労,榊原先生と安藤先生の来し方の講義,高橋君のトークと続いた.リフレクションが終わり,御礼の言葉の後に,恒例の冷たい肉そば.

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東北大へ(2/17)

久しぶりに東北新幹線に乗って仙台へ.長濱君と連絡を取りながら青葉山へ.情報科学研究科のメディア情報学講座にあったぼくの研究室は,今では長濱君のスタイリッシュな研究室になっている.宮西さんたちに合流.Buddy's Tableでランチ.森田先生にご挨拶.宮西さんの博士論文最終審査.優れた論文で議論も活発だった.食事会に行き労をねぎらって,新幹線で帰京.

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2024年の自己評価その1(総論編)

毎年の恒例に従い,2024年の1年間を何回かに分けて振り返ってみる.
2024年は還暦を迎えた年だった.そして東北大学大学院情報科学研究科から,母校でもある東京学芸大学教職大学院に移籍した年だった.そういう意味では大きな転機の1年となった.
東北大学には,これまでに自分が在籍したあらゆる勤務先の中で最長記録の10年も勤務した.九州生まれのぼくが仙台に10年も住むなんて,想像もできないことだった.教授を務めた情報リテラシー論分野には,優秀な長濱准教授や秘書の立花さんがいてくれたおかげで,働きやすい環境だった.東北大学自体は,いよいよ国際卓越研究大学に選定され大いに飛躍するタイミングだったから,多くの人に「なんで異動するの?」といぶかしがられた.
理由は単純.50歳になる区切りに「後進を育てる(=実践研究者に博士号をとってもらう)」というミッションを自分に課して東北大学に着任したのが10年前.10年経過し,16名の学位取得に深く関わることができ,このミッションはひとまずクリアと判断した.60歳になる区切りに次のミッションを考えた時,1つは教員養成大学,とりわけ母校の逆境に何とか貢献したいという思いになったこと.もう1つは次期学習指導要領の策定にあたるこれから数年は都内に住んでいた方が貢献しやすいだろうということ.この2つが理由のすべてだ.
結果として,東北大学の業務はすべて完了させて完全移籍となった.専攻長の業務も終わり,ラーニングアナリティクス研究センターやGoogle学習先端技術講座も任期満了でクローズした.クロスアポイントメントの制度により,母校である東京学芸大学大学院教育学研究科(教育AIプログラム)の教授は先に3年間務めていたし,すでに学長特別補佐の役割もいただいていた.完全移籍により,大きな役割である先端教育人材育成推進機構の本部委員や教員養成フラッグシップ大学の対応などにも集中できることとなった.正式な所属・職位は,東京学芸大学教職大学院(教育学研究科教育実践専門職高度化専攻)・教授と,東京学芸大学大学院連合学校教育学研究科教育方法論講座・教授であり,学長特別補佐にも指名された.文部科学省初等中等教育の視学委員,国立教育政策研究所の上席フェロー,信州大学特任教授(教育学部附属次世代型学び研究開発センター)の業務は継続となった.学内では大切にしていただいている.
都内に越したこともあり,中央教育審議会をはじめ文部科学省関連の業務は増加したが,往復の新幹線の苦労が無くなり,ほぼ毎日自宅に帰れるのがありがたい.講演等は250ほど断ったにも関わらず,やはり今年も出張等が多過ぎた.還暦を迎えて体力の衰えは著しく,特に忙しかった秋以降は,10月から3ヶ月連続で発熱で数日倒れるという情けない状態.来年度はこれまで以上に講演等は厳選せざるを得ない.不義理を先にお詫びしておきたい.

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週末な1日(9/15-16)

朝寝坊.ゆっくり風呂.整骨院.報告や御礼メール等.添削.科研企画.日程調整.朝日新聞対応.入学希望者対応など.夕方は大学時代の友人たちと一献.

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堀田研夏合宿(8/3-4)

朝の新幹線で山形へ.車内で髙橋君や中川さんと一緒になる.豪雨で山形新幹線は山形駅以北が普通のため,山形駅に関係者が集合して宿のバスに乗って山形県河北町に向かう.準備を進めてくれていた幹事団がお迎え.堀田研夏合宿はOB・OGやアドバイザーなど20数名の参加.間際でコロナ等で参加できなかった家族がいたのは残念だが仕方ない.恒例のソースカツ丼でスタート.1日目は各人の最近の研究についてのポスターセッション.その後にぼくがゼミをやり,各自の研究のリフレクション.夜は懇親会,二次会,三次会.久しぶりに遅くまでみんなと語り合った.2日目は代表者による研究者人生についての発表,恒例の高橋君の話.これまた恒例の冷たい肉そばで〆.バスで山形駅へ,その後,帰京.つかれたー.

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第91回メディア教育論ゼミ(6/2)

恒例のメディア教育論ゼミ.今回は岐阜羽島駅前の宿からオンラインで参加.6名のOB・OGと長濱君が参加.各メンバーの最近の状況や研究についての報告.

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