雑感

佐藤教授@デジタルハリウッド大学と議論(6/17)

青山一丁目へ。佐藤昌宏教授@デジタルハリウッド大学とミーティング。2人で1時間半に亘るディスカッションをした。EdTechのトップランナーとの議論は刺激的で,考え方もだいたい同じということもわかり,とても有意義な時間だった。

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2014年の自己評価その1(総論編)

2014年を,毎年の恒例に従い,何回かに分けて振り返ってみる。
2014年は,東北大学大学院情報科学研究科に着任した大きな転機の年だった。玉川大学での5年間は,学内では授業技術や教育課程の講義を行い,学外ではICT活用を教育方法の改善の文脈で講演するという業務イメージだった。東北大学での主たる研究領域はメディア・リテラシー,情報リテラシーであり,いわゆるメディア論の研究者に囲まれ,メディア教育,情報教育をどのように学術的かつ実践的に研究していくかということがメインミッションである。
これまでほとんど縁が無かった東北の地に引っ越し,これまでと異なるタイプの大学に着任し,それなりに多い出張と両立させる時間の使い方がうまくいかずに何だかせわしない1年になった。体力の減衰はさらに進んでいるので,2015年は学校現場の指導助言等を大きく割愛して整理し,舵を切り直す1年にしたい。

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議員さんのブログに載っていてビックリする件(11/2)

鈴鹿市市議会の森議員のブログにぼくが出川小の公開校内研で助言していることが書かれていることをひょんなことから知る。お褒めいただいて嬉しいのでリンク

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2013年の自己評価その1(総論編)

2013年を,毎年の恒例に従い,何回かに分けて振り返ってみる。
2013年は,玉川大学勤務5年目(うち教職大学院4年目)となり,講義も校務も安定したような1年だった。主たる担当科目は,昨年度同様,ICT系よりも授業技術や教育課程の系統が中心となり,次第に教育方法の教員のイメージが強くなってきていて,学校現場に貢献するという意味ではこれでいいとしても,専門性の観点からはこれでいいのかと気になることが多くなった。
やはり今年も,何だかせわしない1年だった。体力の減衰を実感しているので,少しセーブしようと思っていたのに,忙しさに追われた1年だった。2014年は大きく業務を見直し,舵を切り直す1年にしたい。

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2012年の自己評価その6(社会貢献・サービス編)

10)社会貢献
2011年に引き続き,文部科学省「学びのイノベーション事業」推進委員を拝命し「小中学校WG」および「指導方法WT」に所属した。フューチャースクールへの総務省予算が停止する状況の中,精一杯頑張っている学校を外部からどう支援できるかを真剣に考える。この関係で,広島・藤の木小,徳島・足代小などで講演,岡山・哲西中で挨拶,佐賀・西与賀小と三重・三雲中を視察した。2012年からは,文部科学省「情報活用能力調査に関する協力者会議」委員も拝命し,次世代学習指導要領における情報教育カリキュラムへの政策検討がスタートした。また,2010年から引き続き,文部科学省の研究開発学校審査委員を拝命し,審査および助言にあたった。国立教育政策研究所「教育情報共有ポータルサイト検討委員会」の主査を務めた。
民主党「教育の情報化推進に関するWT」に呼ばれて説明をした。パナソニック教育財団の専門委員をした。
日本教育工学協会(JAET)は,2011年までは副会長だったが,2012年3月に会長に選任されてしまった。若輩者だけにさまざまに気を遣うが,事務局がしっかりしてくれているので,今のところ安心して動くことができる。
日本教育工学会は,理事として満期8年が経過し再選されないため評議員となっている時期だった。理事会等に出なくてよいだけで,ずいぶんと楽だった。編集委員会の業務とショートレター編集委員会の仕事はあったけど。
番組企画委員となったNHK教育「メディアのめ」は,新規番組の開発にいろいろな意見をした。同じく番組企画委員をしている「伝える極意」では,出演しているアンケートの回が再放送された。
日本教育新聞,教育家庭新聞,ほか地方紙に取材され記事掲載された。
VHSは順調。すでに44回になった。2013年もしっかり継続していこう。

11)セミナー
JAPET主催による「フラッシュ型教材活用セミナー」を6カ所で,「校務の情報化推進セミナー」を2カ所で行った。
メディアとのつきあい方学習実践研究会による学習会の最終回を東京で実施した。「愛される学校づくりフォーラム」では,野口先生,有田先生ほかの授業名人を相手にパネルディスカッションの進行を務めた。その他,内田洋行によるNew Education Expo東京,同大阪などに登壇した。

12)講演等
独立行政法人教員研修センターの業務では,中堅教員の中央研修,事務職員の中央研修,学校教育の情報化指導者養成研修での講演,海外派遣教員の事後研修などを担当した。その他,東京都墨田区等の管理職研修で講演した。北海道教育委員会の新任指導主事研修を担当した。広島市,三重県菰野町には継続的に指導助言をした。ほか,単発での講演は数が多いので割愛。

13)学校現場の指導助言
玉川学園低学年の研究発表会,同高学年の研究発表会で,講演やパネルディスカッションの進行を担当した。
2010年から指導助言をしている練馬区立中村西小学校は,研究指定を外れてもしっかりと実践を続けているので継続的に関わってきた。2011年から指導助言をしている春日井市立出川小学校は,研究指定2年目となって公開研を行った。とてもよい発表会となった。2012年からはパナソニック教育財団の特別研究助成校の京都市立一橋小学校の指導助言を担当している。2013年は公開研に向かって良い研究となるよう助言していきたい。同じくパナソニック教育財団の特別研究助成校の川崎市立平小学校でも講演を担当した。
フューチャースクール指定校の広島・藤の木小学校,徳島・足代小学校の公開研で講演をした。
関西大学初等部の指導助言に関わった。思考スキル育成の研究も2年目で,いよいよ佳境に入ってきた印象。

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2012年の自己評価その5(講義・海外出張編)

8)講義
教職大学院も3年目になった。大学院教育学研究科では,教職大学院「情報活用能力の育成と学習指導」,教育学専攻「情報教育研究」,夏の集中講義「コンピュータと教育」を担当した。昨年度同様,「教育課程編成の研究と実践」を澤田准教授と,「授業技術の研究と実践」を谷准教授と2人で担当した。その他,大学院生2名の主査を担当し「学校課題研究」の指導をした。また,教職大学院の教育実習「教職専門実習」の担当として竹田先生と一緒に大田区の実習校に出かけた。
学部の講義として,教育学部「情報メディアの活用」を春学期・秋学期に,全学教職「コンピュータと学習支援」を春学期に担当した。また,通信教育部スクーリング「教育の方法と技術」を5月GWと12月X'masイブに担当した。3日連続のスクーリングは,準備も講義もほんとうにたいへんだったが,受講生はたいへん真面目でこちらもつい本気になった。
非常勤講師として,慶應義塾大学「情報メディア利用論」を春学期に担当した。聖心女子大学では,「教育メディア論」を春学期に,「教育課程方法論」を秋学期に担当したが,こちらは今年度までで退職することとなった。

9)海外出張
6月上旬にソウルに出張し,Sigong Mediaやi-KAISTを訪問した。韓国の国策が確実に実現していくことを目の当たりにし,振り返って誰かへの文句ばかり言っている我が国を憂えた。自分のできることを1つ1つやっていくしかないと決意した。
同じく6月末に CISSL Summer Institute という探究学習の教員研修に参加するために,玉川学園関係者と共にラトガース大学を訪問した。Dr. Carol Kuhlthau にご挨拶できて光栄だった。
7月上旬,山西先生と高橋とロンドンに出かけた。ICTmarkに関する調査のため,NAACEほか教委や学校を回った。
8月下旬,ロスへ。現地のICT活用が,すべての教員向けには実物投影機で,新しい試みとしてはTPCへ,クリッカーはあくまで挑戦レベルで繰り返されていることがわかった。
9月上旬には日本図書教材協会の視察のためにロンドンへ。団体行動は久しぶりだった。アドバイザー役としての仕事も無事終えて帰国。
総じて海外出張でもよい成果が出たが,時期が3ヶ月ぐらいの間に固まりすぎ,他の業務の調整や,体力のコントロールがたいへんだった。

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2012年の自己評価その4(外部資金・共同研究編)

6)文部科学省科学研究費補助金
文部科学省科学研究費補助金は,以下が採択3年目となっている。

基盤研究(C) 研究課題番号:22500937 研究代表者:堀田龍也
一斉授業でのICT活用を前提とした教授スキルの再体系化と支援教材の開発手法
3年目ということでまとめに入っている。
また,研究分担者として分担金をいただいている科研には以下の2つがある。
基盤研究(B) 研究課題番号:24300284 研究代表者:木原俊行
我が国における教師教育システムの再構築に関する理論的実践的研究
基盤研究(B) 研究課題番号:22402002 研究代表者:野中陽一
日英比較研究に基づくICTによる学校イノベーションモデルの開発
木原科研では国内チームの取りまとめ役を担当している。野中科研は国内教員インタビューのほか,2013年2月の渡英で貢献できるようにしたい。
また,連携研究者として関わっている科研には以下の3つがある。
基盤研究(B) 研究課題番号:23300090 研究代表者:河西由美子
学校図書館におけるメディア活用の多様性が学習活動に及ぼす影響に関する研究
基盤研究(C) 研究課題番号:24501227 研究代表者:坂本暁美
音楽科の学力を育成するためのデジタル教科書の在り方
基盤研究(C) 研究課題番号:24501073 研究代表者:石塚丈晴
小学校における情報の科学的な理解の育成のための教育手法の研究
石塚科研は定例会を行っているが,河西科研も坂本科研も助言役とはいえあまり貢献できていない。2013年はもう少しお役に立ちたい。

7)共同研究等
玉川大学と内田洋行との共同研究UTプロジェクトは,野中先生,高橋君のおかげで,第1期3年間かけた教室のICT環境および指導者用デジタル教科書の研究が完了し,第2期の1年目に入った。第2期は1人1台情報端末の時代の学習環境と学習指導について検討を進めていく。年内に数校の視察に行き,現在,年越しで報告書の執筆に入っている。
パナソニック教育財団からの研究助成により,次世代学習指導要領における情報教育カリキュラムの研究をしている。黒上さん,小柳さんはじめ,この分野の要人に参加していただいている。2013年は3年目を迎えるので,よい成果につなげていきたい。
チエルとの共同研究は,eTeachersの継続運用,フラッシュくりかえし漢字ドリルの開発は大きなエポックだった。フラッシュ型教材活用セミナーもこの1月で37回となる。
スズキ教育ソフトとの共同研究では,校務情報化支援検討会を立ち上げた。同検討会では,校務支援システムの機能等に関する全国調査に引き続き,いくつかの調査研究を行い,その結果を学会等で発表してきた。この点では山本先生@熊本の活躍がある。また,同検討会の成果報告として,校務情報化推進セミナーを仙台,鹿児島と2回開催した。キーボー島アドベンチャーは,昨年度に引き続き今年度も登録児童数がすでに18万人を超えるなど,新学習指導要領の全面実施によってしっかりと活用されていることがわかる。
広教とは,Netモラル教材のバージョンアップのほか,「ネットモラルけんてい」の開発を行った。教育同人社とは,学校教材活用指導法研究会に対して大きなバックアップをいただいている。ベネッセとは児童1人1台を前提としたデジタル教材へのアドバイス業務を,教育出版とは社会科の指導者用デジタル教科書の評価のお手伝いをした。エルモ社とは,実物投影機の普及にさまざまな相互協力ができた。学研との新規プロジェクトは,2013年に少し形となって公表できるだろう。
2012年も広く共同研究を行うことができたことに感謝したい。

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2012年の自己評価その3(著書編)

5)編著
編著として次の書籍が出版となった。

堀田龍也監修・校務情報化支援検討会編著(2012.7):
管理職・ミドルリーダーのための「校務の情報化」入門, 教育開発研究所
これは,校務情報化支援検討会として積み重ねてきた実践研究の成果である。関係者に感謝したい。
また,図書館書籍として6冊組の児童用図書が出版となった。
堀田龍也監修(2012.02):
情報産業と情報ネットワークのしくみがわかる!
『産業とくらしを変える情報化 全6巻』
学研教育出版
第1巻 情報を伝える「放送」
第2巻 情報を伝える「新聞」
第3巻 「医療」を変える情報ネットワーク
第4巻 「防災」を変える情報ネットワーク
第5巻 「教育・福祉」を変える情報ネットワーク
第6巻 「くらし」を変える情報ネットワーク
これも1年がかりで作ってきた。学研の木島さんには編集でたいへんな苦労をかけた。
そのほか,学情研「学習情報研究」,全国公立学校教頭会「学校運営」,ベネッセ「VIEW21」,英検「英語情報STEP」,チエル「チエルマガジン」,教育同人社「Wutan」などに掲載された。教育出版の社会科の指導者用デジタル教科書の開発にも関わった。

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2012年の自己評価その2(論文・学会発表編)

1)論文
情報処理学会論文誌に,以下の論文が採録となった。

石塚丈晴, 兼宗進, 堀田龍也(2012.12):
アンプラグドコンピュータサイエンスの学習活動と小学校教科書との対応, 情報処理学会論文誌, 53(12), pp.3096-3105
この論文は,石塚科研の一環として,定期的に堀田研で打合せをし続けた研究成果である。石塚さんの努力に敬意を表したい。
日本教育工学会論文誌に,以下のショートレターが採録となった。
高橋純, 安念美香, 堀田龍也(2012.12):
教員がICTで教材等の拡大提示を行う際の焦点化の分類, 日本教育工学会論文誌, Vol.35 Suppl., 採録決定
森下誠太, 青木栄太, 堀田龍也(2012.12):
指導者用デジタル教科書から教育用デジタルコンテンツへの動的リンク機構の開発, 日本教育工学会論文誌, Vol.35 Suppl., 採録決定
宮田明子, 山本朋弘, 堀田龍也, 鈴木広則(2012.12):
校種や職位の違いが校務支援システムの機能に対する必要感に与える影響, 日本教育工学会論文誌,
Vol.35 Suppl., 採録決定
1本目は,高橋研の安念が地道にデータ分析と整理に取り組んだ成果。昨年度に引き続き,地道なデータがよい結論につながった。2本目は,内田洋行との共同研究「UTプロジェクト」による成果の一端。3本目は,スズキ教育ソフトとの共同研究の研究成果を投稿したものだ。共同研究プロジェクトからこのように論文が出るのは,研究パートナーのみなさんがていねいに仕事をしてくれているためであり,このことに深く感謝したい。
2012年の査読付き論文は,連名が4本。ファーストオーサーでは1本も出せなかった。このところの忙しさの中,どうしても研究時間が少なくなっている今日だが,ぼくは研究者なのだから,論文書きは地道にがんばっていきたい。

2)国際学会発表
2012年の海外出張は視察ばかりで,国際学会に発表することはなかった。この点,2013年は少し巻き返しを図りたい。

3)研究報告
日本教育工学会の研究会で次の研究発表をした。

堀田龍也, 高橋純(2012.5):
小学校段階の情報に関する独立教科を想定したテキストの開発と改訂, 日本教育工学会研究報告集 JSET12-2, pp.77-84
堀田龍也, 平松茂, 桐野志摩美(2012.7):
日常的な情報モラル教育のための教材群の開発, 日本教育工学会研究報告集 JSET12-3, pp.59-64
堀田龍也, 高橋純, 八木澤圭, 山田愛弥(2012.12):
教員が実物投影機を活用する意図に関する調査, 日本教育工学会研究報告集 JSET12-5, pp.173-178
ファーストオーサーの研究報告は3本。日本教育工学会の研究会には,そのほかに4本の連名発表ができた。合計7本は,独自研究のほか,パナソニック教育財団からの研究助成による研究や,企業との共同研究に関わる研究発表だった。2013年も地道にアウトプットが出し続けられるプロジェクト運営をしていきたい。

4)国内学会発表
日本情報科教育学会の全国大会シンポジウムで次の発表をした。

堀田龍也(2012.06):
小学校における情報教育の現状と課題, 日本情報科教育学会第5回全国大会講演論文集, pp.5-6
日本教育工学会の全国大会は,体調を崩して21年ぶりの欠席となってしまった。たいへん残念だった。2012年の学会発表は,上記のファーストオーサー発表を除き,日本教育工学会で5本,全日本教育工学研究協議会で11本となった。こちらも順調であった。

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2012年の自己評価その1(総論編)

2012年を,毎年の恒例に従い,何回かに分けて振り返ってみる。
2012年は,教職大学院3年目となり,講義科目も多くなった。主たる担当科目は,ICT系よりも授業技術や教育課程の系統が中心となり,次第に教育方法の教員のイメージが強くなってきた。周辺の業務(たとえば通信教育部スクーリングなど)も例年通り多かった。
個人的には総じて良い1年だったが,やはり今年も,何かいつも忙しくせわしない1年だったように思う。体力の減衰を感じ,少しセーブして動くことも多くなった。もうこれまでと同じペースでは仕事のクオリティが保てない。お世話になったみなさんに心より感謝しつつ,2013年は業務をさらに精選する1年にしたいと誓いたい。

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